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ビロと行く旅 冬の富良野

 冬になり、しばらく旅をお休みしていたが、観光地富良野の今(真冬)はどうなのかと思い行ってみた。今回は占冠(しむかっぷ)村、南富良野町、中富良野町、上富良野町、美瑛などを含んだ「富良野地方」ではなく、「富良野市」限定の旅である。なお、日高山脈周辺のまちへの旅の続きは春になったら再開する予定である。


北の峰エリア

 冬の富良野といえばスキー場。市街地が近い富良野スキー場は「富良野ゾーン」と「北の峰ゾーン」があり、連絡コースで結ばれている。新プリンスホテルがある富良野ゾーンは、駐車場の車は半数がレンタカー(私の感覚)、英語と韓国語、中国語、スペイン語が混在しスキーをしなくても観光バスのルートになっている。
 スキー場の上の方から見た富良野盆地の風景が絶景らしい。

 富良野ゾーン(新プリンスホテル側)ダウンヒルリフトは動いていなかったが、ロープウェーが多くのスキー客を運んでいた。                                   
 ロープウェー乗り場にあるラーメンコーナーは今冬から「富良野とみ川」が営業しているらしい。中でも外国人観光客向けなのか1杯3800円の豪華な担々麺は富良野のニセコ化の1つかも知れない。  
 新プリンスホテル周辺にはいろんな観光スポットやアクティビティを楽しめる施設がある。ここは
ニングルテラス」で入り口を通るとオシャレなグッズなどを販売する小さなお店が多く集まる。
 「富良野・ドラマ館」倉本聰氏脚本のドラマ「北の国から」、「優しい時間」「風のガーデン」などに関係する展示や商品を販売している。                            
 ニングルテラスの横を下っていくと「優しい時間」で登場した喫茶店「森の時計」がある。コーヒーを飲もうと思ったが、店内に入ると混雑していて今日もスルーする。                
 「富良野チーズ工房」は冬季間も営業している。思ったより外国人観光客の姿があった。時間があれば、左側にある「ピッツァ工房」でマルゲリータを食べたい。「アイスミルク工房」のチーズソフトクリームがおすすめ。                                       

麓郷エリア

 「北の国から」にコアなファンは今でも訪れる観光スポット。冬の観光客は少ないと思うが訪れてみる。

  ここは「布部駅」、残念ながら富良野〜東鹿越(ひがししかごえ)間の根室本線は2024年3月31日で廃線となったが駅舎は残っていた。ドラマでは五郎さんと純と蛍が降りたった駅         
 冬の「麓郷街道」は布部川と並行して走る道道544号線。春は桜並木、夏は生い茂った緑、秋は紅葉
そして冬は銀世界。特に冷えた日の朝は最高。東北の「奥入瀬渓谷」のようだと私は勝手に思っている。
麓郷の森」は冬季間閉鎖中・・・残念!
五郎の石の家」も冬季閉鎖中。足跡は歩いて行った強者か管理している人か。
 「ジャム工房」は営業中。「クロワッサンラスク」は美味かった。隣の「アンパンマンショップ」は改装中のためお休み。                                    
 「富良野オルゴール堂」は冬も営業している。最近、グランピングを始めたようだ。麓郷での宿泊はペンションも存在する。                                    
麓郷市街地にある「拾ってきた家-やがて町」は「北の国から」「2002遺言」の中で、黒板五郎が廃材を集めて作った家。黒板五郎こと田中邦衛さんが亡くなったとき、五郎の石の家では献花台が設けられた。
 冬でも訪れる人が多いのが「Glass Forest in 富良野」。工房も併設しているグラスやガラス製品、小物などを売っている。「しばれ硝子」という独特の製品で有名。                  

清水山エリア

 富良野市西地区に広がり、「ふらのワイン工場」ワインハウス」カンパーナ六花亭」やペンション、レストランがあるエリア。小高い山からは富良野盆地を一望でき、奥には十勝連邦から大雪連邦まで見渡せるスポット。

冒頭のこの写真は、「ワインハウス」前の駐車場から十勝岳(2077m)を臨む
 冬季間は営業していないが「カンパーナ六花亭」は店舗とギャラリーがあり、広大な葡萄畑に囲まれている。隣には、十勝の「ジンギスカン白樺」が迎えてくれる。                  
 正式には「ふらのワイン工場富良野市ぶどう果樹研究所」というらしい。試飲と製造工程の見学ができるワイナリー。                                       

その他

富良野の市街地 国道237号線沿いにある「フラノマルシェ」は富良野の産物やお土産が揃っている。
トマ★P」はフラノマルシェのマスコットキャラクター。オープン10分前のようす。        

まとめ

 今回は、夏に観光客が多いいくつかのエリアを訪れた。グルメに関する楽しみが少なかったのが残念。ラーメンやそば、カレー店、餃子店、居酒屋など多くの飲食店が存在している。また、夏に来よう。

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