差別は嫌だ。もうやめよう。共感し合おう。
私は、明日、ある資格の筆記試験を受けるのですが、合格出来るか不安で、親にその不安をこぼしました。
そしたら、母が
「そんな試験は知的障がい者でも受かる。私の働いてる施設のIQ70の人でも受かってる」
と言うのです。
私は、
その言い方はおかしい。
誰かを見下すような言い方はやめた方がいい。
不快な気持ちになる人がいる。
と言いました。
すると、今度は父が
「お前はおかしい。黙ってろ」
と怒りながら言うのです。
「障がい者でも試験に受かる」なんて言い方をされたら、不快な気持ちにもなるし、見下された気分にもなります。
そもそも、試験に合格したのはその人が頑張ったからであって、障がいとかIQとか関係ないはずです。
なのに、それを声に出したら黙ってろと言われる。
最後には、差別を無理やりに肯定されてしまう。
差別は悲しいよ。
やめて欲しいです。
それに、自分の親が差別をしてるのを見るのはつらいことです。
どうして、あの場で親としっかりした話し合いが出来なかったんだろう。
私の対話への持っていき方が悪かったのだろうか。
何かいい方法があったのだろうか。
でも、今の私には分からなかった。
両親の頭の中では、誰かを見下すのが当たり前になってしまっているのかも知れない。
それが常識になっているのかも知れない。
もしくは、当事者に聞かれさえしなければ問題ないと思っているのかも知れない。
悲しい
本当に悲しい
何故、差別をするのでしょうか。
それが何か良い結果を生むことがあるのでしょうか。
自分と誰かを比べて優劣を付けたり競争したりして一喜一憂するのはもうやめにしたい。
優劣をつけたり、競争したり、見下したり、うらやんだり。
そんなことばかりしていては、私たちはお互いに分断されていってしまいます。
分断されて、憎しみあって、争って、そんなのがみんなの望みなのでしょうか。
私たちはもっと多くの人たちの心と共感し合えます。
全ての生きものたちとも共感し合えます。
共感しあって、お互いを大切にしあえます。
私たちはもっと自分以外の誰かを大切に出来るんだから、それをするべきです。
差別も区別も必要ありません。
誰かを分け隔てることなく、みんなで幸せになれる道を進んでいきましょう。