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【初投稿】海運・中国駐在・環境対応・GHG対策

先人に学ぶことは多い。多くの慣用句、諺には確かな含蓄が有る。三日坊主という言い回しもその一つであるが、思い立ったものを三日と続けられる者はもはや優秀といえよう。私など、思い立ったものの、なんならばメモして満足するようなケースがほとんどである。そのような中、第一稿目をこうして投稿できたことに、相当の充足感を感じている。まずは一日目。

ここでお忙しい読者諸氏の中には、私がパンダではなくナマケモノであったことに気付き、慌てて時間の浪費を免れるべくページを引き返す方も多かろう。そこをなんとか、折角の御縁。もう一献お付き合いいただきたい。

この度、私がnoteを始めた契機は、本職以外に熱量を注ぐ先が欲しいと考えた末に、学生時代に夢想した小説家を思い出したことである。本という成果物は伴わないものの、自身の言葉が読者の方に届くということに変わりはない。

その昔好きだった分野は歴史小説に加え、ナンセンス文学というもので、その第一人者であられる井上ひさし先生や、北杜夫先生の著作は語感とリズムが良く、とりとめもなく、最高であった。メッセージ性は強くないのだが、そのテンポや緩やかな内容に親近感を覚え、その余裕に心地良さを感じたものである。

日頃、私の勤務する船会社は最短距離のことばかり考えている。一番早く、安全に、お預かりしている貨物を確実にお届けすることが至上命題で、遠回りは禁物だ。従い、業務外くらいゴールに全く近づいていない歩みをどうか許していただきたい。

ということで、noteで発信していく内容は、パンダとしてやらしていただき、気の赴くままにお話ししていこうと思う。ただ、一つのポリシーとしては「楽」の一字を挙げたい。随分と効率的な世の中になったが、最短距離だとココロに残らないものである。倍速で見た動画は結局半分しか響かない気がしている。ラクな気持ちでタノしい話をお届けし、読んだ結果なんとなくココロに残るようなお話ができるよう、その一点についてはこだわりを持っていきたいと考えているので、どうぞ気楽に読んでいただけると嬉しい。

前菜にカツ丼の如きボリュームのお品を据えてしまったが、ようやく本題となる小生の経歴と今後発信していく内容をお伝えしたい。

私はこれまで日本の大手海運会社にて十数年勤務してきており、そのキャリアの中では新卒採用担当、エネルギー会社と自動車会社の営業担当、を担うと同時に造船所や船主との交渉、世界規模の航路運営のための戦略考案、幅広い業務に携わってきた。特に他社に先駆けてGHG対策で環境対応船の営業を担当し、世界初となる案件については思い入れが深い。

これらの業務の中では中国、韓国、タイ、ドイツ、ベルギー、様々な国のメンバーとやりとりをしながらビジネスを仕上げてきた。また、この度中国の上海駐在というポジションを仰せつかり、人生の視野が広がる予感がとてもしている。

これらの経験からグローバルなビジネスに関する内容を発信していきたいと考えている。冒頭、三日坊主について触れたが継続的な投稿とし、ここまでお読みいただいた稀有な読者の皆様に何かしらのお役に立てるよう、鋭意励む所存だ。

それでは皆さん、よろしくお願いするンダ!🐼

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