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「夫婦の性生活」について、noteはじめます

はじめまして。おおむぎです。
このたび、夫婦の性やセックスレスについてnoteをはじめることにしました。
これまでライターとして10年ほど活動してきて、インタビュー記事など1万本以上の記事を書いてきたのですが、自分のことについて書くのは大の苦手。SNSも10年以上投稿していません。このnoteを始めるのも1ヶ月ほど悩んだのですが、それでも始めることにしました。
今回は自己紹介も兼ねて、このnoteで何をしたいのか、自分で整理をするために書いていきたいと思います。

きっかけはセックスレス

このnoteを始める原動力となったのは、数年前に経験したセックスレスです。
子どもが生まれてから、夫婦の間でセックスがなくなり、気づけば何年も経過していました。最初は気にしていなかったものの、徐々に悩むようになり、何度も話し合いを重ねました。しかし、解決の兆しは見えず、次第に妻への苛立ちや憎しみを感じるように。
専門家に相談しても、納得のいく答えは得られず、最終的には離婚やオープン・マリッジについて調べるまでに。日中もイライラし、仕事に集中できず、子どもに八つ当たりしないよう必死の日々。夜になると感情がさらに乱れ、なかなか寝付けないこともありました。
もともと深く考え込む性格ではなく、どちらかといえば能天気に生きてきた私にとって、こんなにもネガティブな感情に支配されたのは初めての経験。「セックスレスが人生で一番つらい経験だなんて、なんて浅い人生なんだろう」と自嘲しながらも、当時の自分にとっては紛れもない事実。
試行錯誤の末、なんとか夫婦で乗り越え、今では定期的にセックスをする関係に戻りました。

もう二度とあんな経験をしたくない

セックスレスを克服したからといって、「私がセックスレスを解消した◯つの方法」といった自分の経験を押し付ける記事を書くつもりはありません。なぜなら、私が解決した経緯は決して自信を持っておすすめできるものではないからです。(いつか、記事で触れようと思っています)

では、なぜこのnoteを始めようと思ったのか。

それは、再びセックスレスに陥らないため、あるいは、なってしまったときにスムーズに解消するため。そして、できることなら今よりも性的満足度を高めるためです。

正直、当時もネットで検索したり、書籍を読んだり、お金を払って相談したものの、自分が知りたいと思うような情報は得られませんでした。しかし、セックスレスに関しては、本当に知りたい情報にはほとんどアクセスできず、歯がゆい思いをしたのを覚えています。

だからこそ、自分で調べ考えることにしました。

本来、調べるだけならnoteで発信する必要はありません。しかし、職業柄、記事としてアウトプットする前提があるだけで調査の精度が格段に上がります。

ネットで検索するにしても、専門家に話を聞くにしても、「記事にする」と決めていれば、より深く掘り下げることができる。その結果、自分自身の学びの質も向上します。

また、記憶力が乏しい私は、調べたことをすぐに忘れてしまいます。記事として形に残すことで、知識を自分の血肉にすることも目的のひとつです。

セックスレスで苦しむ人を減らしたい

このnoteは自分のために始めます。しかし、どうせなら、同じように悩んでいる人にも役立ててもらいたい。
セックスレスに悩む人がどれほどいるのかわかりませんが、SNSを見ている限り、相当な数の人が同じ問題を抱えていることがわかります。それ以外にも、私のように周りに相談せず、ひとりで悩み続けている人もいるでしょう。
大げさに聞こえるかもしれませんが、セックスレスは国全体の生産性にも影響を与えると考えています。
セックスレスで悩んでいる間は、常にイライラして仕事に集中できず、その結果、生産性が落ちる。また、夫婦関係が悪い人は、ストレスが原因で病気になりやすいという研究もあります。病気の人が増えれば、医療費も上がり、経済にも悪影響を及ぼします。
もちろん、このnoteで社会全体を変えようとは思っていません。しかし、もしこのnoteを読んで「セックスレスが解消した」「悩みが少し軽くなった」と感じる人がひとりでもいれば、それだけで意味がある。
そんな記事を作るのが、このnoteの小さな目標です。
少しでも共感してもらえたら、応援していただけたら嬉しいです。


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