デッキ解説①<4cマグナ>
あいさつ
みなさんどうも!かのんです。今回から本格始動ということで記念すべき1デッキ目はタイトルにもあり通り「4cマグナ」になります!GRによる圧倒的出力をとくとご覧あれ!
デッキの概要
デッキレシピ
というわけで早速デッキレシピ!
こんな感じです。多色と単色の割合を半々ぐらいにしているので多色事故は起きいにくいですが、赤マナが不足しがちなのでそこをカバーするプレイングが求められます。
デッキコンセプト
このデッキのコンセプトは「マグナから高出力のGRを連射してリソースを伸ばして戦う」って感じです。マグナが切り札と思われるかもしれませんが実は違います。使っていくとわかるんですが、マグナはフィニッシュではなく「超強力な中継ぎ札」という立ち位置なんですね。マグナのフィニッシュの仕方としては、GRの物量で殴ったりクラジャを出すなどがありますが、どの勝ち筋を通そうとしているときでもマグナは必要不可欠です。盤面展開に手札補充、マナ入れ替えにハンデスと、とにかく何でもやりたい放題できる。それこそがこのデッキの真髄です。
デッキの動かし方
基本的には「初動ブースト→マグナ連打でリソース確保&横展開→相手のリソースを枯らしてフィニッシュへ」という動きをします。ほとんどの試合において逆転されることはないのでフィニッシュの安定感は抜群です。やられている側としては「相手リソース伸ばしすぎだろ。は?ハンデス?めんどくせぇ」っていう感じでかなりムカつくでしょうね。このデッキは回り始まってしまうとデッキが切れるかマグナが手札から無くなるかしないと(尚どちらも起こる確率は低い)止まりません。なのですが、ここで頭に入れておいてほしいのが「脳死でマグナ打てばいいや」は間違いということです。マグナを数発打つと手札が潤沢になります。そこで調子に乗って更に連打をしてはなりません。一度立ち止まって手札をよく見てください。手札が増えたということはそれだけ選択肢も増えたということです。そこで、除去やハンデス、「お清めシャラップ」による山札回復を挟んだりすることでスムーズに自分の動きを通せるようになり、勝率の安定にも繋がります。
フィニッシュ手段
このデッキのフィニッシュ手段は「絶対これ!」と決まったものはあまりなく、多彩なフィニッシュ手段があります。今回はその中でも特にフィニッシュ力の高いものを紹介します。
1、GRの物量
これは単純明快で、マグナによって大量に並べたGRクリーチャーたちで殴っていきます。ここで注意してほしいのが相手の手札の枚数。もし、「S・S・S」などのシールドトリガーを踏んでしまったときに相手の手札が多いとそれだけ逆転のチャンスは増してしまいます。万が一相手にターンが渡っても逆転されてしまわないように「カット 丙-二式」や「絶望と反魂と滅殺の決断」で手札を枯らしておきましょう。GRの使いまわしには「BAKUOOON ミッツァイル」が超便利です。タイミングを見計らって1コス発射しましょう。盤面も同様です。「イデア・パラドックス」できれいに掃除するのを忘れずに。
2、クラジャ
闇のフィニッシャーといえばこいつみたいな雰囲気がある「CRYMAX ジャオウガ」。どんな状況からでも+1打点を用意しておけばジャスキルを組める可能性があるという破格の性能があります。
「フェアリー・Re:ライフ」から「”魔神轟怒”万軍投」や「龍・獄・殺」などに繋ぎ、そこから出た「クリスマⅢ」や追加の「フェアリー・Re:ライフ」を使い、2マナ伸ばせれば最速で4ターン目にクラジャを立てれます。盤面に残るGRを絡められれば最高でリーサルを組めます。また、「全能ゼンノー」が出ていればより勝ちを確実なものにできます(まぁこれに関しては完全に運ゲーですが)。ロングゲームになってもクラジャの強さは際立ちます。なんならロングゲームになればなるほどクラジャの破壊力、突破力は上がっていきます。しっかりコントロールしてからのダメ押しクラジャを狙うのもありです。
3、外部ゾーンからの打点増強フィニッシュ
「天災 デドダム」や「龍素記号 WD サイクルペディア」、「龍月ドラグ・スザーク」、「流星のガイアッシュ・カイザー」などは超次元ゾーンにある「時空の禁断 レッドゾーンX」に侵略したり「蒼き覚醒 ドギラゴンX」に革命チェンジしたりできます。こうするとこで打点を増強し、盤面が少なくても勝ちにいけます。万が一のリソース切れや相手が盤面をしっかり捌いてきたときの返しに強いです。相手の手札消費に漬け込んでフィニッシュできると気持ちがいいです。「蒼き覚醒 ドギラゴンX」は「BAKUOOON ミッツァイル」と合わせて使うことが多く、ミッツァイル2点からのドギラゴンXで3点という感じです。ミッツァイルがいなくてもデドダムからレッドゾーンXに侵略して2点からのドギラゴンXで3点もできます。どちらにせよ過剰打点を残しながら相手の盾を一気に削れます。ただしメタが立っていると厳しい場面も出てくるので、見極めが肝心です。これらについては上記の2つに応用ができるのでじゃんじゃん使っていきましょう。
各カード解説
ここからはこのデッキに採用されているカードを一つずつ紹介していきます。コスト順にいきます
1、《とこしえの超人》 ×4
超優秀なメタカードで様々なデッキに刺さります。最近ではアビスが一番刺さります。パワーが4000と無駄に高く、小粒のクリーチャーに対してなら殴り返しができます。無闇に出すのではなく、2・3ターン目に別の動きのついでに出すと良いです。1ターン目からキャストしてると除去されてしまいやすくなります。
2、《フェアリー・Re:ライフ》 ×4
初動枠です。このデッキだと2ターン目に打てないと腐りやすいです(3ターン目以降はデドダムが強すぎるので)。ただの「フェアリー・ライフ」ではなくこちらを採用する理由は受けとしての機能を持っているからです。人によっては「地龍神の魔陣」を使う人もいるそうです。これはお好みで。
3、《イデア・パラドックス》 ×4
受けにも攻めにも使える超万能カードです。赤マナにもなってくれるし、コストも軽く手打ちしやすい。まさに非の打ち所がありません!4投必須です(個人の感想です)。
4、《天災 デドダム》 ×4
何でもこなせる完璧なカード。ここまでシンプルで強いテキストはもはや文学の域に達しています。レッドゾーンXに侵略してフィニッシャーにもなれます。他のカードよりも使用する優先順位は高いです。
5、《der Zen Mondo / ♪必殺で つわものどもが 夢の跡》 ×1
以前であれば「神の試練」が入っていた枠。どっかのゼニスがやらかしたせいでプレ殿となってしまったのでそれのリペアとして入っています。基本的にLO(山札切れ)が起きてしまわないようにする役割があります。またロングゲームになった際に追加ターンを取って確実にとどめを刺すためにも使います。実際のところ自由枠みたいなもんなのでこれは別のカードに変えてもいいです。
6、《絶望と反魂と滅殺の決断》 ×2
めちゃくちゃ厨二病みたいな名前をしていますが効果はかなり強いです。3つある効果の中から重複ありで2つ選んで使うことができます。まず1つ目は相手にセルフハンデスをさせる効果。これは刺さる場面と刺さらない場面の両方があるのでしっかり見極めましょう。2つ目の蘇生効果はデドダムやとこしえを蘇生するのに使います。優先順位はちょっと低め。最後が相手のクリーチャー1体のパワーを-4000するというもの。パワーマイナスによる除去は非常に強力なので積極的に使っていきましょう。
7、《ドンドン火噴くナウ》 ×4
受け兼ルーターです。赤マナの確保の役割もあります。手打ちすることはほとんどありません。受け専って感じです。デドダムから繋いで除去しならマナを伸ばせるのはシンプルに強いですね。このカードも十二分に強いのですが、ほかが強すぎて影が薄くなりがちです。
8、《龍素記号 WD サイクルペディア》 ×3
このデッキの影の主役です。デドダムから繋いで最速4ターン目に着地してジャストダイバーで生き延び、返しのターンで真価を発揮します。呪文を2回打てる能力がシンプルに強く、マグナで出たGRが弱かったときに打ち直すことでそれをチャラにしたり、トリガー呪文の壁を厚くしてくれます。ジャストダイバーとブロッカーの相性が非常によく、ピンチのときに1ターンを稼いでくれます。またジャストダイバーをうまく使うことでトリガーやGSをほぼ無視できる最強のフィニッシャーにもなり得ます。さらにレッドゾーンX、ドギラゴンXのどちらにもなれます。このデッキのために作られたんじゃね?って思うほどデッキに必要不可欠な存在です。
9、《”魔陣轟怒”万軍投》 ×4
ついに主役の登場です!こんだけ騒いでますが、基本の効果はGR召喚を3回行うという至ってシンプルなものです。それを平気で4コス、2コスでするからやばいんです。どんなタイミングで打っても強いです。ただし、「マスターG・O・D・S」を使うときに捨てるカードには気をつけてください。誤って単色を捨て過ぎないように注意です。ただし、ダークネスは問答無用で捨てていいです。なぜならヤツは墓地から詠唱することが出来るからです。「龍・獄・殺」とこれが両方手札にあるなら先に「龍・獄・殺」を詠唱してからこれを唱えるとよいです。そうすると、マグナを2コスで唱えられるし、GRの試行回数も1増やせるしで超お得です。このデッキの勝敗はどれだけGRの試行回数を増やせるかで大きく変わるので少しでも多くGR召喚できるようなプレイを心がけていきましょう。
10、《流星のガイアッシュ・カイザー》 ×2
カウンター要員です。最近の環境はまともにコストを支払わないくせにボコスカ殴ってくる輩共が大量にいるのでそれを咎める役割があります。cipの2ドローがめっちゃ強くて、プレイの選択肢を広げてくれます。今回紹介しているデッキレシピだとガイアッシュのフルパワーを発揮しきれないこともあるので、キーナリーや鬼丸などの巨大クリーチャーを入れてみるのもありです。
11、《闘争類喧嘩目 ステゴロ・カイザー / お清めシャラップ》 ×3
下面しか使わなそうに見えて実は両面使う器用なカード。下面はアビスやマジック、その他墓地利用系に刺さる墓地リセット効果付きのマナブースト。上面は盤面をシバきながらマナの入れ替えが出来る便利クリーチャーです。場面に応じて使い分けが必須です。コマンドを持っているので「SSS級天災 デッドダムド」に侵略できます。頭の片隅に入れておこう。
12、《CRYMAX ジャオウガ》 ×2
さっきも話した最強のフィニッシャー。賞味こいつ出したら大体の試合勝ちます。こいつが出るときには盤面に大量のGR達がいると思うので有り余る打点をもって突撃しましょう。
13、《BAKUOOON ミッツァイル》 ×1
完全イカレカード。このデッキにおいてはマナドライブで自壊しない「回収 TE-10」や「天啓 CX-20」を再度召喚するのに使います。また自軍のクリーチャー全てに「スピードアタッカー」を付与するのでサイクルペディアが「ジャストダイバー付きのスピードアタッカー」になり無敵と化します。もちろんこいつを召喚するときに支払うコストは1です。
14、《龍月 ドラグ・スザーク / 龍・獄・殺》 ×2
こいつは隠れぶっ壊れカードです。下面が特に強力で手札交換をしながらGR召喚ができ、スムーズなゲーム進行を手助けしてしてくれます。しかも「ムゲンクライム4」を持っているので、下面を唱えたあとマグナで盤面を作り、余ったマナで上面を出す。するとどうでしょう盤面には大量のGRクリーチャーたちが!そしてそいつらを全部砕いてミッツァイル!!!これがドラグを使った最強ムーブです。ミッツァイルと組み合わせればGR召喚10回も余裕です。
以上がメインデッキのカード解説です。続いて外部ソーンに参ります。
超次元ゾーン
3種類だけですがどれも強力です。
1、《頂上龍素 サイクリタ》 ×2
外部ゾーンから投げれる追加打点です。ジャストダイバー持ちなのでミッツァイルがいる状況で出せればめっちゃ刺さります。使うことはあまりないかも…
2、《蒼き覚醒 ドギラゴンX》 ×3
主にサイクルペディアもしくはドラグからチェンジして打点を伸ばしてくれます。ブロックされないとかいうふざけた能力のせいで決定力が他に比べて段違いに高いです。自軍に「スレイヤー」を与える能力も非常に強く、安定感をもたらしてくれます。
3、《時空の禁断 レッドゾーンX》/《終焉の禁断 レッドゾーンBSR》×3
こいつは主にデドダムから侵略します。ペディアにも侵略でき、使い勝手の良い打点増強要員ですね。手札を切ることで除去もでき、器用な活躍ができます。裏面の「終焉の禁断 レッドゾーンBSR」も使う場面こそ少ないですが、かなり強い能力をしています。
超次元ゾーンについては以上です。続いてGRクリーチャーに参ります。
GR
すべてが最強です。コスト順に紹介していきます。
1、サザン・エー ×2
「マナドライブ4(水)」で自壊して2ドローします。シンプルかつ強力で自壊するので使いまわしやすい。いつ出てきても活躍してくれます。マナドライブの自壊は一応任意なので効果を破棄して盤面に残すこともできます(ただしその場合はドロー効果は使えない)。
2、クリスマⅢ ×2
「マナドライブ3(自然)」で自壊してタップインブーストをして任意のマナ回収ができます。マナドライブの条件が3マナという非常に低コストなので、序盤に最も有効です。後半でももちろん活躍してくれます(マナに落ちたマグナの回収など)。
3、回収 TE-10 ×2
「マナドライブ5(水)」墓地の呪文かオーラを回収できます。このデッキの呪文の割合はかなり高く、何でも回収できると言って差し支えありませんね。ツインパクトのカードも当然回収できます。こいつでマグナを回収してさらなるGRの展開を行うのは鉄板ムーブですよね。
4、カット 丙‐二式 ×2
「マナドライブ5(闇)」で自壊してピーピングハンデスができます。時と場合に応じて相手の手札からキーカードをしっかり抜いてあげましょう。
5、天啓 CX-20 ×2
「マナドライブ6(水)」で3ドローします。至ってシンプルですね。「サザン・エー」よりマナドライブのコストが2多くなったので1ドロー増やしてもいいよねみたいなノリのカードです。強すぎです。更に強いのが任意効果であること。これによってLOの心配が幾分か減ります。
6、全能ゼンノー ×2
生きるルールブックです。環境トップのデッキすべてをメタれます。出てきたら特大のガッツポーズをしましょう。
以上が全カードになります。どれも強力なもの揃いです。実践ではこれらをうまく噛み合わせて戦っていきましょう。
まとめ
今回は4cマグナについて紹介しました。パワカの集まりみたいなデッキなので回してみたら結構楽しいと思います。自由枠も意外とあって拡張性もあります。アドバイスなどがあればコメントしていただけるとありがたいです!おすすめのカードはまた別の記事にて紹介したいと思います。ここまで読んでいただきありがとうございました。次回のデッキ解説は「赤単我我我」です。それでは!