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【資産価値爆上げ!?】 六本木エリアの再開発内容と将来価値
どうも、マンションKINGです。
資産価値の高いマンションを選ぶ上で、押さえておきたいポイントの一つに、
「近隣の再開発予定」があります。
再開発が進み、利便性が向上すれば、当然その周辺の不動産価値の向上も期待できるからです。
今回は、六本木エリアの再開発情報を取り上げます。六本木には、六本木ヒルズや東京ミッドタウン等の主要スポットがありますが、これから行われる予定の再開発のより、「第二六本木ヒルズ」と呼ばれる施設が誕生する予定です。
六本木エリアは、今後ますます発展が期待されます。注目の再開発情報について、ぜひ最後までご覧ください!
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第二六本木ヒルズとは?
全体概要
まず、再開発事業の全体概要についてまとめます。
開発事業者: 森ビル株式会社、住友不動産株式会社
対象エリア: 六本木交差点から麻布十番方面一帯(約10.1ヘクタール)
着工予定: 2025年度
竣工予定: 2030年度
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主な計画内容
A-1街区:
- 高さ: 約327m
- 階数: 地上66階、地下8階
- 主な用途: 事務所、ホテル、店舗、展望施設、集会場、劇場等
- 延床面積: 約794,450㎡
A-2街区:
- 高さ: 約15m
- 階数: 地上3階
- 主な用途: 寺院
A-3街区:
- 高さ: 約24m
- 階数: 地上3階、地下1階
- 主な用途: 教会
B街区:
- 高さ: 約288m
- 階数: 地上70階、地下5階
- 主な用途: 共同住宅(約850戸)、事務所、店舗等
- 延床面積: 約239,050㎡
C街区:
- 高さ: 約34m
- 階数: 地上6階
- 主な用途: 学校
D街区:
- 高さ: 約20m
- 階数: 地上3階、地下1階
- 主な用途: 集会場、宿泊施設等
E街区:
- 高さ: 約31m
- 階数: 地上9階、地下3階
- 主な用途: 共同住宅、店舗等
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A街区:国際的ハブとなる最新オフィス
本再開発では、国際的な競争力を持つビジネス環境の創出に重点が置かれています。A街区に建設される地上327メートルもの超高層ビルには、最新のテクノロジーを備えた高機能オフィスが入り、グローバル企業の誘致を狙います。
また、約2,000平方メートルの大規模イベントホールは、国際会議やMICE(Meeting, Incentive Travel, Convention, Exhibition/Event)機能が整備されており、六本木を世界的なビジネスハブとして位置づける狙いがあります。
B街区:国際水準の住居機能
B街区に建設される288メートルの超高層マンションは、日本一高いタワーマンションとなる予定です。約850戸の高級住宅には、24時間対応のバイリンガルコンシェルジュサービスやポーターサービス、フィットネスジムなどが整備され、海外からの居住者をかなり意識しているようです。
広大な屋上庭園
環境面では、約16,000平方メートルもの広大かつ立体的な屋上庭園が特筆すべきポイントです。この広大な緑地は、隣接する国際文化会館の庭園(旧岩崎邸庭園)と連続性を持たせることで、都心部に貴重な緑の空間が創出されます。
地下歩道の整備
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個人的にはこれが一番利便性UPだと思っています笑
やはり雨に濡れずに歩けるっていいですよね。
六本木駅(日比谷線・大江戸線いずれも)と直結する地下通路の整備や、地下1階から地上2階までの3層におよぶ「駅まち広場」の設置により、歩行者の利便性が大幅に向上する予定です。
さらに、「交通結節広場」には、浜松町や品川・羽田空港方面に向かうタクシーやバスの乗降場が設けられ、広域的な交通アクセスも改善されます。
防災機能の向上
防災面では、約5,000平方メートルの広場が帰宅困難者の一時滞在施設として活用できるよう設計されています。加えて、防災備蓄庫の整備や非常災害用井戸の設置など、災害時の地域防災力も強化されます。
総工費はいくら?
この再開発事業の総事業費は約8,000億円規模と見込まれており、日本国内の再開発事業としては過去最大級の規模となります。
再開発によりどのくらい地価は上がる?
あくまでも参考ですが、つい最近再開発があった麻布台ヒルズはどのような地価上昇をしているか見てみましょう。
麻布台の地価推移
麻布台の地価は、過去5年間で顕著な上昇を示しています。
2020年:330万0000円/m²
2021年:327万0000円/m²(わずかな下落)
2022年:329万5000円/m²
2023年:345万0000円/m²
2024年:376万5000円/m²
2024年の地価は376万5000円/m²(坪単価1244万6280円/坪)で過去最高値を記録し、前年比で+9.12%の上昇となりました。
他エリアとの比較
港区全体の平均地価(住宅地)は231万3,000円/㎡であるのに対し、麻布台エリアは376万5000円/㎡と、区内でも特に高い水準にあります。東京23区内の住宅地平均上昇率が5.4%であるのに対し、麻布台を含む港区は6.9%の上昇率を示しており、都心5区の中でも高い上昇率といえます。
高級物件の影響
麻布台ヒルズにあるような超高級物件が供給されることで、エリア全体の不動産価格が押し上げられる現象が起きます。特にアマンレジデンス東京では、最上階のペントハウスが200億円以上(300億?)という破格の値段で売買されており、マーケットに一定の影響を与えています。第二六本木ヒルズでも、似たような現象が想定されます。
六本木ヒルズができてからの地価上昇率
ちなみに「六本木ヒルズ完成した2003年から2020年の間に地価が165.6%上昇した」というデータがあります。今後も同じように推移するとは限りませんが、長期的な地価上昇が今後も期待されるといえます。
まとめ
今回は、六本木エリアの再開発事業内容と将来的な不動産マーケットについて記載しました。今後も様々なエリアの情報を取り上げていきますのでお楽しみに!