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美しいチャートが利益を呼ぶ理由
「美しいチャート、美しいトレード」
こんにちは、トレードアイデアラボの猫飼いです。今日は少しトレードの「美学」について話してみたいと思います。美学と言っても難しい話じゃなくて、「精度の高いトレードアイデアってやっぱり美しいよね」っていう、まあそんな話です。
最近、いろんな人のトレードアイデアを見せてもらう機会が増えたんですが、やっぱりね、汚いチャート描いてる人は大体トレードも下手くそなんですよ。これ、経験上間違いないです。
美しいトレードアイデアとは?
まず、チャートの美しさって何なのか?って話ですが、僕が思うに、美しいトレードアイデアってこういうことです。
1. 必要なラインだけが引かれている
何でもかんでもラインを引けばいいってもんじゃない。トレンドライン、水平ライン、フィボナッチ…全部引いてたらチャートがグチャグチャになります。プロは「ここが肝だ」というポイントに絞ってラインを引くんです。それが美しい。
2. 根拠が明確
「このゾーンで反発するはず」とか「ここでブレイクを狙う」っていうのが、チャートから一目で分かるもの。それが美しいトレードアイデアです。
3. 無駄がない
装飾過剰なチャートはまるで、飾りすぎたクリスマスツリーみたいなもの。「派手だけど、何が重要なのかわからない」。そんなのトレードじゃなくてアートです。
汚いチャートの例
昔、あるトレード初心者の方がこんなチャートを見せてくれたことがありました。
もうね、ラインが10本以上。全部違う方向に向かってて、「どれを根拠にトレードするんですか?」って聞いたら、こう答えたんですよ。
「いや、全部です!」
……いやいやいや。全部じゃないでしょ。
僕、その時こう返しました。
「チャートはオムライスじゃないんだから、なんでもかんでも盛りつけたらダメだよ」って(笑)。
これで笑ってくれたらよかったんですけど、本人は真剣そのもの。「でも、全部使えると思うんですよ!」って言われたので、こう言いました。
「じゃあ、君は5つの武器を持ってる侍が、全部同時に使えると思う?刀振りながら槍を投げて弓を引く侍なんていないでしょ?」
これでやっと気づいてくれましたね。やっぱりシンプルが一番です。
美しいトレードが生む利益
僕の経験から言うと、美しいチャートを描ける人ほど利益も出せます。なぜなら、チャートをシンプルに整理できる人は、頭の中も整理できているからです。
頭の中がごちゃごちゃしていると、トレード中に余計な感情が出ます。
「もっと利益を伸ばしたい!」とか、「やばい損切りしたくない…」とか。美しいチャートを描ける人は、そういった余計なノイズを排除できるんです。
トレードって、技術の世界であると同時に、心の世界でもあります。
美しいチャートを描ける人は、トレードに対する心構えも美しい。だから結果も出るんです。
ユーモアを交えた教訓
最後に、僕が昔失敗した話を一つ。
まだ初心者だった頃、何でもかんでもインジケーターを入れていた時期がありました。チャートが見えないくらいインジケーターだらけ!その時の僕の心の中の声は、「この中にきっと儲けのヒントがあるはずだ!」でした。
でも、トレードはボロボロ。その時、先輩トレーダーにこう言われました。
「猫飼い君、お前のチャート、まるでピカソの絵だな」
一瞬嬉しかったけど、すぐに言われました。
「でも、儲けたいやつがピカソの絵を見てどうすんだよ?」
その時にやっと気づきました。美しいチャートは、ピカソのようなアートじゃない。もっと無駄がなく、シンプルで、使えるものなんだって。
結論
というわけで、皆さんも自分のチャートを一度見直してみてください。無駄なラインやインジケーターがたくさんありませんか?それらを削ぎ落として、美しいトレードアイデアを描くことを目指してください。
「美しいトレード、美しい利益」
これを合言葉に、シンプルなトレードを極めていきましょう!
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