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逆張りは危険!?ドル円が止まらない理由と今後の展望

どうも、トレードアイデアラボの猫飼いです。
トランプ大統領の時代から、ドル円のセンチメントは経済指標に対する反応が鈍くなってきました。昨日も主要な経済指標発表に対して大きな動きは見られませんでした。本日も米GDPや小売業売上の発表が予定されていますが、相場に大きな影響を与えることは考えにくいでしょう。むしろ、注目すべきは米国債利回りの上昇です。5%までの上昇も想定されており、こちらの動向がドル円に対する影響をより大きく及ぼすと考えられます。


ドル円は、米国債の利回り上昇や、相関性の高いドルフランの上昇に連動し、じわじわと上昇を続けています。しかし、押し目買いのチャンスが少ないままの上昇局面が続いているのが現状です。この状況は昨年の今頃も見られたため、特に珍しいものではありません。このような局面では、逆張りでショートを狙うのは危険ですので、注意が必要です。

また、昨日到来した156.50円のオプションの効力が切れたため、一時的な下落が予想されるかもしれませんが、現状では先物が156円付近まで上昇しており、先物市場が下落するまで押し目の機会は期待しにくい状況です。



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猫飼い@FX
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