はっきり言えば、ショート(売り)が下手くそだってことさ
「はっきり言えば、右コーナーが下手くそだってことさ」by 高橋涼介
どうも、トレードアイデアラボの猫飼いです。みんな。今日はちょっと面白い話をするよ。
「はっきり言えば、右コーナーが下手くそだってことさ」って、あの有名な高橋涼介のセリフだ。車好きならピンとくるだろ?峠のバトルで右コーナーが苦手なドライバーを的確に指摘するシーンだ。これ、トレードにも当てはまるんだよな。
なぜ右コーナーは難しいのか?
日本車は右ハンドルだろ? だから、右コーナーを攻める時は、車体がコーナーの内側(イン)に寄るんだよ。イン側はガードレールがあったり、草木が生い茂ってたり、場合によっては何も見えない。左コーナーだと対向車線が開けて見通しがいいから攻めやすい。でも右コーナーは「見えない恐怖」があるわけだ。
これ、トレードでいうと「売り」に当たる。
なぜトレーダーは売りが苦手なのか?
株式投資をやってる人にありがちな悩みが、「売り(ショート)が苦手」というやつだ。これ、めっちゃ多い。だって、日本株は基本「買い」から入るのが前提だからね。上がる株を買う、これが基本のスタイルだろ?
でもFXでは「買いも売りも両方やる」のが基本。だから、「買いは得意だけど売りはどうも……」っていうトレーダーが多いのも納得だ。
ここで思い出してほしいのがさっきの高橋涼介の話だ。
右コーナーが苦手な理由は「見えないから」だ。トレーダーが売りを苦手にする理由も同じ。「見えないから」なんだよ。
「恐怖」はどこから来る?
人間の脳は「本能的なもの」に支配される。猿の時代から続く「生き残るための本能」だな。
猿が高い木から地面を見下ろすと、「落ちたら死ぬ」って恐怖を感じる。これが今の俺たちの「不安感」や「恐怖感」に繋がってるわけだ。右コーナーが見えないのも、FXでショートが怖いのも、結局は「どうなるかわからない恐怖」だ。
買いは「右肩上がりの未来」が想像しやすい。つまり、「希望」があるから人は気持ちが前向きになる。「株は買えば上がる」という前提があるからね。
でも売りは?
「このままズルズル下がったらどうしよう」
「いや、でも反発するかもしれない…」
こういった「不安」が頭をグルグル回るから、売りをためらうわけだ。
どうすれば右コーナーが上手くなるか?
じゃあ、どうすればこの右コーナー(=売り)を克服できるのか?
高橋涼介なら「ラインを読む」って言うだろうな。要するに「コーナーの出口を先に見ろ」って話だ。
トレードも同じだよ。「出口を先に見る」ことが重要だ。
つまり、環境認識が大事なんだよな。
「今日は上目線だけど、短期的には一旦下がりそうだな」って考えられるようになれば、目線の切り替えができるようになる。
たとえば、
• 買い目線だけど、今日はドル円が押し目をつけそうだな
• じゃあ、短期的に売っていこうか
こういうトレードができるようになるわけだ。
でも多くの人は「買いの人」か「売りの人」のどちらかに偏っちゃう。だから買いだけやってる人は、いざ売るときに心が揺れるんだ。
トレードの勝ち負けってのは、「右コーナーも左コーナーも極めているかどうか」にかかってる。
「環境認識がすべて」
これも峠の話に繋げるけど、峠を走るときに大事なのは、「この先にどんなコーナーがあるか?」を先に知っておくことだろ? それが「環境認識」ってやつだ。
これ、トレードでいうと「今の市場が上昇トレンドなのか、下落トレンドなのか、レンジなのかを知っておく」ってことだ。
もし、今の相場が「レンジ相場」だとしたら、下がったら買えばいいし、上がったら売ればいい。環境認識ができていれば、売りも怖くなくなるんだよ。
「今日は下がりそうだから売ろう」って考えられるようになるし、「売りのトレードでも合理的な根拠がある」から怖さがなくなる。
これが、「右コーナーを極める」ってことさ。
トレードもバトルも「合理的な根拠」が必要
売りを克服するためには、合理的な根拠が必要だ。
たとえば、こんな根拠があれば自信を持って売れるはずだ。
• チャート上で高値圏にいる
• ピボットポイントにタッチした
• ダウ理論的には「下落トレンド」
こんな条件が揃えば、合理的に「売り目線」ができる。
何も考えずに右コーナーを攻めるドライバーはいないだろ? 事前にコースを覚えて、「ここでブレーキ、ここでアクセル」って決めてる。
それと同じで、トレードも「環境を知る」のが先だ。
「買いが得意だけど、売りはちょっと…」っていうのは、峠で「左コーナーは得意だけど右コーナーは苦手」って言ってるのと同じだよ。
まとめ
1. 右コーナーが苦手な理由は、見えないから。
2. トレードで「売りが苦手」なのも、同じ理由(見えないから)。
3. でも環境認識があれば、「見える」ようになる。
4. 買いも売りもリズムよく切り替えられるようになれば、トレードは劇的に変わる。
最後に…
「はっきり言えば、右コーナーが下手くそだってことさ」
この言葉を聞いて、「俺も売りが下手くそだ…」って思った人は、環境認識に磨きをかけよう。
俺たちはドライバーでもあるけど、トレードの「操縦者」でもあるからな。
買いも売りもどちらのコーナーも攻められるトレーダーになろうぜ。
次の右コーナーでは、しっかりアウトインアウトを決めていけよ。
じゃあ、今日もいいトレードを!