見出し画像

エロ禁13日目

報告

今日は猫の爪を切ってもらいにペットショップまで歩いたが道中クソイライラした。ベタベタして暑かったということもあったが、人間とすれ違うのがマジでムカつく。全員消えてくれればいいのに。久々に電柱や壁に当たり散らした。歩道のコンクリにつま先を打ち付けたりかかと落としをしたりして発散した。

帰ってきてすぐに書いているが、今もなんか無性にイライラしている。どうしたものか。自分よりデカい女がいるとムカついて仕方ない。なんで俺の方が小さいのかさっぱり分からない。まじで腹立つ。なんで背が低いのか理解できない。それを気にしてか、ある時から常に右ひざが痛い。左は痛くないのになぜだ。

まあ愚痴はこんな所にしておいて、今日は日曜なので余裕だった(と言ってもまだ14時だが多分大丈夫)。睡眠も2日連続で8時間とっている。その割にストレスが収まらないのが気がかりではあるが。イライラするのは睡眠とは関係なく根本的な自信の無さと自意識過剰が主な原因だと分かっている。

エロ禁を数日続けると自分の身体と精神とが上手いこと分離して自己への意識が薄れるので、今日のようにイライラすることは減ると思う。こんなこと分かっているのに何度も過ち(リセット)を繰り返している自分が不甲斐ない。

一度まとまった期間禁欲を成功させ自分が再起動した状態を確かめてみないと、自分がポルノから受けていたであろう影響を認識することは出来ない。そして適切なポルノとの距離感や頻度の調整も困難だ。今の自分が持つ限られた行動の手札の中で、自信喪失と自意識過剰の改善に最も効果的なのはどう考えてもエロ禁しかない。

陽を浴びる、食欲を満たす、十分な睡眠をとる、運動、水シャワー、これらは大事なことではあると思うが今までの経験上では続けたところでそこまで絶大な効果はない。

やはり精子には何か特別な秘密があるのだと思う。筋トレも効果的とは聞くが、今の僕はやりたいと思っていないしめんどくさいので却下だ。やる気が出ればそのうち試すことになるかもしれないが今ではない。

肌に関してはあまり意識しないようにしているのだが、この前できた白ニキビは治った。抜き続けていたら治るまでに時間がかかったかもしれないので良いことだ。しかしニキビ跡や毛穴はおそらく全く変化無しだ。

エロ禁(と言うより肌に関しては射精しないことの方が重要だとは思うが、)で割とすぐに効果が期待できるのは肌の滑らかさや新たなニキビ発生の抑制くらいだと思う。赤みや色素沈着には即効性は皆無なので気長に待つほかない。

しかし運動習慣がつき始めてきたので、エロ禁との相乗効果で早く肌環境が改善することを祈る。

それと禁欲期間が長くなればなるほど鼻の通りが良くなるのではないかと感じている。言い換えるとリセットして数日、つまりここ2日くらいは頻繁に鼻の中が気になって爪でほじっている。鼻を弄ると鼻がデカくなることに加え鼻の粘膜を傷つけるおそれもあるので注意したい。

余談

オナニーを知らなかった小中とオナニーを知った高校以降とで決定的な変化が生じたことは以前どこかで書いた。その変化とはズバリ雰囲気だと思う。
そして昔の僕は話しかけやすいオーラが出ていたように思う。

実際自分から話しかけに行かなくても友達は作れたし、そこそこ輪の中心にいるという自負もあった。男女問わず仲良く出来ていたし僕のことが好きな子も聞く限りでは数人はいたっぽい(人づてで真相を聞いたり、噂止まりだったり、小学校卒業後のメールでの告白だったり、で直接告白されたことは残念ながら一度もないのだが…)。

しかし自分のコミュ障が悪化していくにつれて話しかけられることが大きく減った。そして話しかけられても目がキョロキョロして落ち着かないし表情も固く無難なやり取りしか出来なくなった。

思春期の影響も多少あるとは思うが、周りの人たちの視線が気になるようになってから思うように女子と話すことが出来なくなってしまった。もっと言うと本来の自分を出せなくなってしまった。

それでも高校までは馴染みの深いメンツだったため何とかやり過ごすことはできた。しかし、大学に入ってから問題は深刻さを増した。田舎から上京したのもあって、大学生活ではほぼ一人の状況から人間関係を構築する必要があった。

大学にはクラスのようなものはほぼ存在しない(語学だけあるにはあったが週2.3コマしかなかったので微妙)のでぼーっとしているだけでは彼女どころか友達一人作れない。大学入りたての頃は今ほどぼっち耐性が強くなかったので不安を押し殺しながら頑張った。

色んなサークルの新歓や練習に顔を出したり、語学のクラスが同じ人に話しかけたりもした。なかなかメンタル的に厳しかったが、男子の友人はそれなりに出来た。しかし、女子の友人は全く作れる気がしなかった。話しかけてもめちゃくちゃ警戒されてるように感じるのだ。必死に質問しても素っ気ない態度だし顔も強張っているように見えるのでやる気を失くしてしまった。

要するにビビってしまったのだ。女子への苦手意識が完全に定着してしまった。相手が下心を感じたのか、話しかけ方が悪いのか、当時の自分の顔がキモかったのか理由はいろいろ考えられる。

初対面の会話なんてそんなもんと思われるかもしれないが、他の男とは普通に仲良さそうに話していたりするのだ。そうなると僕個人に原因があると思うしかない。そんな訳で対女子との関係構築は諦めざるを得なくなった。

ほぼ妄想なので実際に警戒されていたかどうかは分からない。しかし、警戒されていると勝手に感じ勝手にへコむくらいにはメンタルが弱まってしまっていたのだ。

本当に警戒されていたのならば、僕から毎日ポルノを見てシコっている非モテ男の臭いオーラがあふれていたのだと思う(女性は案外そういうことに気づきやすいと聞く)。仮に警戒されていたというのがただの被害妄想だったならば、僕は勝手な妄想で萎えて諦めるくらいに軟弱な男だということになる。どちらにしても僕に問題があるのだ。

こうした問題が本当にポルノやオナニーによる影響なのかどうかは、長期間禁欲してみなければ分からない。そう、現状では仮説に過ぎないのだ。長期エロ禁経験者の先輩方の残した記録を見る限りでは、やはりポルノやオナニーの影響はあるのだろうと思っているが、実際のところ自分の体で試してみないことには分からない。とっとと答えを出して人生を進めるためにもエロ禁は避けては通れない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?