幻想鉄十字録✠

第一章大戦の亡霊
第1話・謎の建物


魔界南東側
ユキ【ねぇ、マイ最近、魔界の住人が減ってない浴びてない】
マイ【そうね、これでもう瘴氣を浴びたの人はもう 58人だしね】
ユキ【うんそうだね、早い所止んで欲しいね、ん?】
マイ【どうしたの?ユキ】
ユキ【ねぇマイ、彼処に建物なんてあった?】
マイ【え、建物?私知らないよ】
ユキ【じゃあどうしよマイ】
マイ【取り敢えず神綺様に報告をしよ】
ユキ【そうだね先ずは神綺様に報告だね】
ヒュン
魔界城
神綺【又瘴氣を浴びた人が出るなんてこれで何人目なのかしら】
コンコン
神綺【どうぞ】
夢子【失礼します。神綺様紅茶をお持ちしました】
神綺【ありがとう、夢子ちゃん助かるわ】
夢子【いえ私は神綺様の メイドですからそれとお客様がお見えです】
魅魔【やぁ神綺、久し振り】
神綺【あ、魅魔久し振り元氣だった】
魅魔【そりゃあ当たり前よ私を誰だと思ってるの】
神綺【ふふそうだったね】 
コンコン
ユキ【失礼します神綺様】
神綺【どうしたのユキマイそんなに慌てて、また瘴氣を浴びた人が現れたの?】
マイ【違います神綺、森の中に知らない建物が建って居るんです】
神綺【え、森の中に建物が建って居る】
ユキ【はい、なので急いでご報告に来ました】
神綺【成程ね、分かったわ。
貴方達私と一緒にその建物の中を探索をするわよ、マイ案内して】
マイ【分かりました神綺様】
夢子【では私も準備して来ます】
魅魔【私も一緒に行っても良いか】
神綺【えぇお願い魅魔】


準備が終わり南東側に到着


マイ【神綺様あれが私達が報告した建物です】
神綺【成程ね確かに知らない建物だわ】
夢子【遺跡か何かでしょうか】
神綺【いや、遺跡にしては装飾が無いわそれに何か戦った後もあるし、
魅魔は何か分かる】
魅魔【まぁ多分だけどあれは外の世界の軍事施設だと私は思うよ】
神綺【軍事基地?】
魅魔【私も外の世界の本を少し読んだ事があって
ざっくり言うとあれは兵隊等が住む場所だろう】
夢子【つまりは危険な場所で危ないでしょうか?】
魅魔【それで合ってるよ、夢子、ただ】】
夢子【ただ?】
魅魔【あそこには本来、見張りのような奴が立って居るのに
そいつが居ないんだ、恐らく敵と戦闘をして中に居た人は死んだと思う】
マイ【ねぇ魅魔様、あそこの扉開いてない】
魅魔【そうだね、なぁ神綺あの扉の中に入って探索をしよ】
神綺【そうね魅魔】


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