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すべてがFにならなかった場合の対処法13

おはよう
今日は寒い
雪が降ったみたいだ

今日は「幸せ」という言葉について話そう

もし、今「幸せ」って何?
と思っていたとしても、心配しなくて大丈夫

そもそも「幸せ」という言葉の概念を
我が家では教えていない

多くの言葉の概念、つまり意味は、
育った環境が大いに影響していると思う
まだ若いうちは

まっさらな状態から言葉を覚えるには、
身近な誰かが使っている言葉からはじまる

我が家では日本語を使ってきたから
君も日本語を覚えた

もし、違う言葉だったら、
それを覚えただろう

まずは、ママ、パパなどの固有名詞、
次に、抱っこ、いや、動作や状態をあらわす言葉を覚えた

家庭で覚えた言葉を使って、
家庭の外側の、家族以外の人たちとコミュニケーションをとるようになると、
覚えた言葉の意味が、
加筆修正され更新されていく

少し成長して学校へ行くようになると、
勉強として言葉を習うようになり、
辞書を引いたりして調べるようになる

そうして今、
他人とあまり相違がない意味と概念で、
多くの言葉が使えるようになった

さて、本題の「幸せ」については、どうか
これは我が家ではあまり使われない言葉だ

もし、「幸せだね」と言い合う家庭だったら、
「幸せ」という言葉を覚えただろう

例えば、家族で食事をしているときに、
「幸せだなあ」という家庭だったなら、
「幸せ」イコール「家族で食事をすること」という意味で覚えただろうし、
湯船につかったときに、「ああ、幸せ」という親だったら、
「幸せ」イコール「あたたかい湯船」という意味ではじめは覚えただろう

さらに、学校生活で「幸せだ」という言葉は、
あまり使われない
小学生の子どもが「幸せだな」と言っているのを見たことがないだけかもしれないけど
子どものうちから「幸せ」という言葉を日常的に使っていた、という人もあまり聞かない

だから、覚える機会があまりなかったし、
加筆修正する機会も他の言葉に比べて少なかった

では、どうして我が家では使われていないか
それは、当たり前だったからだ
どんなときも身近にあって、
わざわざ言葉にするほどのことではなかったからだ

言い換えるなら、
今このときが、幸せという状態であって、
何かを得たときに使う言葉ではない、ということ

君は今がゼロだと思っているかもしれないけど、
ここにいる限りゼロではない

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