隠れキリシタン2.0を作るな!
拙速な議論の高まりに迎合してる感が否めなくないですか?まあ「世論のガス抜き」としてやってるだけなら良いんですけど、ガチで「今」このタイミングで解散を決めてしまうのは、危険だって思ったんですよ。
国家崩壊で例えてみます
例えばなんですけど、北チョォとか中華とかなんか崩壊すればいいんだ、ってのは心情としてわかるんですよね。そうですよねえ、困ったもんですよねえ、って。
ただ、じゃあ現実それらの国が望みどおり崩壊したらどうなるか?ってことなんですよ。ぜーったい日本に難民がわんさか来るワケですよ、隣国なんで。国際世論的に彼らを追い返すことはもはやできません。
で、さらにたとえば、実際「崩壊」が秒読みだとします。崩壊秒読み国の近隣にある国々は、来たるべき「Xデー」に備える必要が出てきますよね。
Likewise 〜その心は?〜
大きな宗教法人の解散も国家崩壊も同じだと思うんです。そもそも解散しても法人格を失うだけなので、信心/信仰は全然続けれちゃうんですよ。そこまでは禁止できないんです、憲法の立て付け上(良い憲法だと思います)。
そうなると、行き場を失った信者が散らばる、、雲散霧散してしまうワケです。人によっては地下組織化するかも知れない。勧誘/募金活動がゲリラ化するかも知れません。
そして「令和の隠れキリシタン物語」ができてしまったら、いま以上に彼らの「偏向した結束」を強めかねないです。
どうしてもやるなら
もし日本国政府が「解散」という結論ありきの「決め打ち」で進めていくつもりならば、とにかく、解散後の監視体制構築と被害に遭った人たちの救済などを念入りにやってからお願いしたいな、と。
蛇足
唐突に変なところから話しますが、黙牛は現行のクリーンエネルギー政策には非常に懐疑的でいるんですよね。ところがそんな黙牛でも、全ての自動車をEVにする話の説明で、ちょっと得心がいってしまうところもあるんです。
エンジン付き自動車をほうっておくと、CO2排出源が細かく分散されてしまう状態だけれど、これを発電所だけを排出源としてまとめてしまえば、CO2の管理がものすごく楽になる、って言うんですね。確かに合理的だなあ、って。
この説明と同様に、カルト的な宗教団体も分散させてしまうより、塊でいてもらう方が、管理/監督はし易いと思うんですよ。活動の内容に邪悪なもの/反社会的なものがあれば、それは法整備をして取り締まったら良いのではないかなぁ、と。
最後までご高覧くださり、ありがとうございました。