社会人留学のメリット
社会人留学のメリットとは?
社会人留学は、学生の留学とは違い自身のビジネスやキャリアアップに繋がる一つの選択肢といえます。
働きながら留学することは、時間や費用の面で挑戦が伴いますが、それ以上に得られるメリットが豊富です。
私も留学の経験がありますが実体験通して良かったこと、社会人留学のメリットを具体的に共有します。
1. グローバルな視野と経験が得られる
社会人留学の最大のメリットの一つは、グローバルな視野を持てることです。私はアメリカに留学したのですが、現地の人たちの交流はもちろんですがクラスメイトには様々な国から来た方達ばかりでした。
とある日のこと、、、教室でランチを密かに食べていた私でしたが、他国籍ののクラスメイトが私の目の前にやってきて怒りながら一言・・
「僕の前で美味しそうにランチを食べるなよ!」
と最初冗談かと思いましたが彼の目は笑っていませんでした。
話によると彼は宗教上、断食の時期にありかなりお腹が空いていたとのことで、美味しそうにドーナツを頬張る私が羨ましかったそうです。
いや、知らんがな。となりましたが多国籍な環境だと当然宗教が違う人もいるのでお互いに歩み寄りも必要だと気付かされました。
そして彼は後できちんと謝ってきました。
このように留学先の国で実際に生活し、現地の人だけでなく他の国籍のクラスメイトの文化やビジネス慣習に触れることで、国際的な感覚を身につけることができますし、様々なバックグラウンドを持った人たちと実際に関わることは、特に外資系企業やグローバルに展開する企業で働く際に非常に便利ですし役に立ちます。身をもって感じております。
現代のビジネスシーンでは、国境を超えた取引やコミュニケーションが当たり前となっています。
そのため、国際的な経験を持つ人材は必要です。多文化理解を深めることで視野を広げることができ国際的な相互理解やコミュニケーション術も自然と身につけることができます。
2. 語学力の向上+キャリア形成
語学力の向上も、社会人留学の大きな利点です。
せっかく汗水垂らして稼いだお金を無駄にしにないようにしましょう。
そして選択科目がある場合は自分の仕事の分野かビジネス会話に役立つ科目やコースを選択しましょう。
もちろん自分の興味のある分野を選択しても構わないのですが私の経験上、日常的なコミュニケーションは実生活で鍛えられますしや自分のフィールドと全く関係ない科目を選択しても使う機会がないのであれば意味がありません。時間の無駄です、やめましょう。
ビジネスの中にもマーケティング、会計を学ぶコースが組まれている学校もありますので、自分のキャリア形成や将来のキャリアを考慮した上での学校選びは必須です。
企業にとって、バイリンガルやマルチリンガルの社員は大きな強みとなりますが、現在では語学に関心がある人も増えているので、日常会話だけでなく専門的な内容を話せるように習得すれば、差別化もできます。
例えば、海外のクライアントとのやり取りや、新しいマーケットへの進出を検討する際に、専門的な知識を話せる語学力があれば他の候補者と差をつけることができます。
3. 人脈とビジネスチャンスの拡大
社会人留学を通じて得られる人脈も重要な資産です。異なる国や文化のバックグラウンドを持つクラスメイトや教授など積極的にLinkedinなどを使って繋がりましょう。知人はそこからのつながりでヘッドハンティングされ転職に成功していました。
特にMBAや専門職向けの学校や留学プログラムでは、同業種や異業種のビジネスパーソンと知り合う機会が多く、こうした国際的なネットワークは、転職やキャリアアップに役立ちます。
私のおすすめはまず現地のビジネスイベントに参加することです。クラスメイトや友人を誘って行ってみましょう。
最初は私も勇気が入りましたが慣れればディスカッションする練習もできますし、人脈形成にも繋がります。
4.本気で取り組める
学生留学が本気ではないと言っているわけではありませんが、学生の時の留学に比べると社会に出てからの留学は自費や会社からの出資で留学している方も多くきちんと習得しようとする人たちが多い気がします。
きちんと真面目に取り組む人たちが多い環境にいたため自身も気を引き締めて取り組むことができました。
また社会人としての経験を持ちながら留学することで、自己成長にも繋がります。
学生とは違い、社会人として経験したこと、また自分のキャリアのために何をするべきか、何が必要なのかを取捨選択し学習に取り組むことができます。
5. キャリアチェンジや専門知識の習得
社会人留学は、キャリアチェンジや専門知識の習得にも有効です。これまでとは異なる分野の学位を取得したり、新しいスキルを学んだりすることで、異業種への転職が可能になります。
これらはできれば20代30代ですと異なる分野を習得しても帰国後異業種の転職はしやすいかもしれませんが、40代以降ですとご自身の今までの経験の延長線上にある知識や技術の習得を主に視野に入れた方が良いこともあります。
すでに経験がある分野でも、最新の知識や技術を学ぶことで、キャリアの幅を広げることができます。
特にITやマーケティングなどの分野では、留学中に学んだ新しい知識が直接的にキャリアアップに繋がることが多いです。
余力がある方はぜひ留学先でのインターンシップやプロジェクト参加などをお勧めします。留学先で知り合った友人の職場に遊びに行く人もいました。海外の職場体験はとてもモチベーションアップにも繋がるのでおすすめです。