高校卒業後の進路相談②

あの日から親父と話さなくなった！
心の中は憎悪しかない。
母も「諦めな。お父さんがあー言うたらしょうがない。うちはうち。外は外。それが嫌なら出て行くしかないで」🔥
でたでた。毎回言う。家訓か？
でも実際私のバイト代だって生活費に入れとるやん💦
看護師になりたい。勉強したい。看護師になったら恩返しすると幾ら話しても答えは同じ。
「女は直ぐに結婚して子供産むだけなんじゃ。学校なんか男が行くもんじゃ！」この頑固親父クソ親父
ばか野郎。。。
毎日そんな繰り返し。先生が来て話しても関係ないことじゃ。家族の問題と。
そこで私の夢は終わった。もう時間がない。
そんな時私の大好きな婆ちゃんの体調が悪くなってた。
虫の知らせってあるのかその頃から毎夜同じ夢を見る。
誰か私の名前を呼ぶけど顔が見えない。声も聞こえない。
毎夜毎夜その人がはっきり見えてくる。
私の婆ちゃん。母に夢の話をして電話したら
叔父が「実は婆ちゃん食道癌みつかって。入院しとる。お前らには言うなと。」と。
直ぐに母に言って病院へ。唯一私を人間扱い可愛がってくれた婆ちゃん。大好きな婆ちゃん。
自宅から1時間ぐらいかかるけど本当に大好きだった。
初期の癌で良性だったけど。爺ちゃんはもう死んでいなくて、婆ちゃんと叔父と二人暮し。
叔父は仕事は真面目にするのに何か役職を与えられるとすぐ辞めて引きこもる。
爺ちゃんが生きてる時、殴りあいをして大嫌いだった。
母と婆ちゃんを泣かす爺ちゃんとこの叔父が死ぬほど大嫌いだった。
婆ちゃんを自宅に引き取る話もあったが父方の婆ちゃんにバレたら怒るし怒鳴り込みにくる。
そんなに事になると婆ちゃんと母が悲しむ。
そんな時に婆ちゃんちの近くに大学と専門学校がある。
元々福祉に興味もあって、中学生からボランティア。高校は本格的に休みになると泊まり込みで身体障害者施設のボランティアに行ってた。
就職の話もあったが、遠いし親が障害者の施設は危ないと断った💦
この障害者施設の方との出逢いがあり今の私がある。
そこで親父に夜呼ばれた。
「婆ちゃんが1人で暮らすのは大変だしあんちゃん(叔父の事)は面倒は見んし、働かんし部屋に閉じこもっとる。だったら桜子専門学校近いし婆ちゃんの家から通える。そこなら学校行かしてやる。その変わり婆ちゃんの面倒を見る。生活の介護が条件だ」
クソ親父。婆ちゃんを条件に出すな。
そんなん言われんでも婆ちゃんの為なら、福祉関係だって感謝じゃ。
正式に父に土下座した。今でも覚えてる。
正座して婆ちゃんと叔父の面倒見るから専門学校行かせて下さい。
介護の専門職になりたいです。生活費も何とか稼ぐので。と土下座した結果クソ親父が「それならええ。金かけるなよと」。それでも専門職を学べる。
看護師にはなれないけど介護も興味はある。
それに大好きな婆ちゃんの面倒も見るし、叔父の面倒も見る。バイトもする。
ギリギリで決まって専門学校は推薦をもらえた。
何とか間に合い電車で面接を受けに行った。
ここで私の夢は看護師は諦めて介護士になった。
この後の2年間また壮絶な地獄が待ってる🥺
私はよく試練を与えられる人間だなと振り返ると
良く頑張ったと褒めたい！