My Bluegrass Collection #092
The Dixie Gentlemen
Together Once More [1973]
The Dixie Gentlemen は1956年にアラバマ州でバンジョー奏者の Rual Yarbrough 、マンドリン奏者の Herschel Sizemore 、ギタリストの Jake Landers によって Country Gentlemen として結成されましたが、その頃既に Country Gentlemen は存在していたため、 Yarbrough のバンド名は Dixie Gentlemen に変更しました。この初期の数年間、彼らは米国南東部をツアーし、地元のラジオ局とテレビ局に出演しました。彼らの努力は実を結び、1959年に無名のレーベルですが Blue Sky からレコーディング・デビューを果たしました。フィドル奏者の Tommy Jackson が Dot Records でアルバムをレコーディングしようとしていたとき、Dixie Gentlemen は彼のバックコーラスを務めるようオファーされました。1960年代初頭、彼らは小さなレーベル Time でレコーディングを行い、間もなく United Artists Records と契約できました。Dixie Gentlemen は、フィドラーの Vassar Clements とドブロ奏者の Tut Taylor とで最後のアルバムを制作した後、1966年に解散しました。その後、Yarbrough とS izemore が The Dixiemenを結成しました。オリジナルの Dixie Gentlemen は1972年に一時的に復活し、1990年代初頭にも再結成されました。
このアルバムは1972年に復活した時の録音です。
メンバーによるオリジナルが4曲、Bill Monroe との共作とトラディショナルが1曲ずつ、あとは下記になります。
03 Dueling Banjo は、Arthur Smith による曲です
05 I'll Wear The Banner は Don McHan 作で Jim and Jesse が
1950年代前半にレコーディングしています。
09 Walk Softly On My Heart は Bill Monroe と Jake Landers が作った曲で、1970年に Bill Monroe がシングル発売しています。
11 It's A Lonesome Road
この曲は Jim and Jesse and The Virginia Boys が1964年にリリースしました。
この曲の作詞、作曲は H.Reeves とあるのですが、調べてもよくわかりません。辿り着いたのが Harry Payne Reeves です。違うような気もしますが、面白いので興味のある方は是非次の記事を!
隠れた民俗学者:Harry Payne Reeves 、謎のカウボーイ歌手 Daca
12 Why Not Confess は Bill & Earl Bolick = Blue Sky Boys 1940
年のシングル曲です。The Louvin Brothers 1958年のカバーがより
有名です。
**********************************************************************************
The Dixie Gentlemen 最初の投稿も是非!