目の病気と診断された日①
皆さん、飛蚊症ってご存知だろうか。
視界に、アメーバみたいな、半透明の糸くずみたいなのがフワァ〜って浮いてるやつ。
もともと飛蚊症はあったけど、ある日突然爆発的に飛蚊症が酷くなった。
左目の横なんてアメーバだらけだ。
めちゃくちゃ不安になった。
それが、ちょうど6年前の今頃。6月の蒸し暑い時期だった。
※これからお話することは、私個人の症状、診断結果であり、病名を確定させるものではありません。
すぐに、近所の眼科に行った。
私はもともと近視が強くて、コンタクトや眼鏡の処方で眼科をよく受診する。
でも、こんなに不安な気持ちで眼科を受診したのは初めてだった。
診断の結果は、単なる老化現象であった。
目の中のゼリー状の物質が、老化により水のようになるらしい。
そうすると、ゼリー状の中の濁りが飛蚊症となって一気に増えることがあるそうだ。
近視の強い人は、40代でもそのような状態になるのよ、と顔なじみの女医さんが仰った。
ひとまず、病気じゃなくて良かった。
飛蚊症は鬱陶しいが、慣れればアメーバ君とも共存
できそうだ。
診察を終えようとして立とうとしたが、もう一つだけ気になっていたことがあったので、先生に質問した。
「最近、視界に輪っかみたいな薄く曇ったような影が見えることあるんですけど、気のせいですかね?」
先生の顔色が変わったような気がした。
私にとっては特別気にしていないような小さな異変だった。
なので、まぁ、気になるようならまた次回検査しましょう。
と軽く言われるのだと思っていた。
「今からすぐに視野検査しましょう。」
先生の声が若干真剣味を増したような気がした。
心臓がバクバクし始めた。
もともと小心者で、病気関連には滅法弱い豆腐メンタルな性質だ。
ホッとして帰るはずだったのに。
帰りにコンビニでスイーツ買って、冷房の効いた部屋で食べるつもりだったのに。
何やら大きな機械の前に座らされた。
部屋も薄暗くて怖い。
これからどんな検査が始まるのだろう。
この続きは、また次回書きたいと思う。
ここまで読んでくださって感謝です。
ありがとうございました🎀