Sunny voice & Rainy voice うちらのメボズ、ソホとゴニ
はじめに
前回までのnoteは、ワンアスのメインダンサー、ファヌンの魅力について熱量の目盛り振り切って書きました。このシリーズは「その1〜3」、「番外編」があります。
他メンバーもとてもすばらしいので、ひとりずつnoteに書きたい気持ちもあったのですが、やはりファヌンほどの解像度で考察できなさそうなので、他のメンバーについては私がアツいと思うポイントごとに気負わずゆるゆる書いていこうと思います。今回は、ワンアスの誇るメインボーカルふたり(ファンからはメボズと呼ばれています)について書いてみます。
基本情報 ソホ
本名:이서호(イ・ソホ)
生年月日:1996年6月7日
ポジション:メインボーカル
基本情報 ゴニ
本名:이건희(イ・ゴニ)
生年月日:1998年6月27日
担当:メインボーカル
まずは聞いて
メボズ(+イドくん)の歌唱力
左からソホ、ゴニ、イドです。イドくんはラッパーでもシンガーでもあるこれまた凄いひとなのでまたいつかチャンスがあれば触れたいと思います。このコンテンツはいろんな曲のマッシュアップなんですけど、こんなにらくらく歌えてハモれるの?という驚き。
声質の異なるふたりのメインボーカル
これは、ファヌンがメインボーカルふたりの声を、ソホはsunny voice、ゴニはrainy voiceだと例えている動画です。私はこの表現がとても気に入ってて、これをはじめて見たときに、うまく表現するなあと感心しました。そして、メンバー同士でお互いの特徴を捉え、活かしあって一緒に音楽をつくっているということに感動しました。
(引用失礼します)
ファヌンはふたりのメインボーカルの声について、ソホはsunny、クリアでパワフル、ゴニはrainy、感情豊かと話しています。これに関して、ふたりの歌声の比較を出しておられる方がおられました。
(引用失礼します)
確かにそうで、ソホがクリアに歌いそのフレーズを印象づける、同じフレーズをゴニが感情深く歌うことによって曲が立体的になる、奥行きが生まれる感じがあります。声質や歌い方の異なるメインボーカルがふたりいる、こんな贅沢なことがありましょうか
Halley’s Comet の動画です
高音のサビをくっきり印象づけるようにソホが歌い、それをゴニが受け取ってさらに深く響かせる、さらにふたりの掛け合いで曲の盛り上がりが高まる、感動的な曲に仕上がっています。それぞれの個性が生きています。
ソホ 不屈の努力家
ソホは昨年、「覆面歌王」というバラエティ番組に出演しました。
覆面で歌うサバイバル番組で美声を披露し、縄跳びとバク転も披露して運動神経も抜群なことを見せ、覆面外したら恥ずかしそうに照れてる…なんとも魅力が渋滞した番組でした。ここでわかったのは、ソホの歌の高音の伸び、声量の凄さは、コアの鍛錬の賜物なんだなということです。プランクしたり縄跳びしたりしながら歌う練習をしていたのだそう。
ラッパー志望でオーディションをうけ、笑顔がかわいいという理由で合格し、メインボーカルに育ったというエピソードを聞いてもひたすら「努力家」ですよね。
そんなソホのカバー曲で私の一番好きな曲を聞いてみてください
Alan Walker, Putri Ariani, Peder Elias
- Who I Am (Cover by 서호)
原曲は男女の複数ボーカルなのを、ソホ一人で歌っています。とても美しくて秀逸なカバーです。繊細に震える声から激しい熱情…突き刺すような高音から不気味な低音。とても表現力の高いシンガーであることがわかります。
ゴニ 共感性の高さ
ゴニは涙もろく、メンバーの中でもすぐ泣いてしまう人として有名です。人の気持ちにスッと自分の心を重ねる。下は、シオン(末っ子)のおばあちゃんからのボイスメッセージを聞いて真っ先に泣いてしまうゴニの映像です。
また、ゴニは、下のインタビューで、自分のことを雲だとたとえています。
空に浮かんでやすらぎをくれる雲、様々な表情を見せる雲、ゴニが見せようとしている姿を私がそのまま受け取っていることに驚きました。
甘く包み込むような声。共感性の高さを感じる、やさしいmoistさがあります。ゴニの歌での中でも気に入っているカバー曲です。
Shawn Mendes - Where Were You In The Morning? (Cover by 건희)
晴れと雨が一緒になったら虹がでる🌈
初期の日本語曲においてもメボズの歌声がそれぞれの役割を果たしながら響きあっているなと思います。下の動画は5年前の日本デビュー時に収録された「キセキ」です。
今年6月のファンコンサートでも、5年前と変わらず、ひとつひとつの歌詞をとても大切に歌うメボズ。私は心打たれました。
「雨上がりの空 虹がかかって 描いてた 未来がほら輝いてる
きっと どんなことだって乗り越えられるよ ひとりじゃないから
どこまでも飛んでいこう この先も Always with you」
曲の最後に伴奏の音数が減り、雨があがって光がさし、虹がかかる光景が目に浮かぶようなこの曲、本当によくできていると思います。「晴れと雨が一緒になれば虹が出る」……Xでとあるファンの方が書いておられてうまい表現だなと思いました。実際は私が考えたわけではないんですけど、この表現がとても気に入っているので紹介しました。
おわりに
メンバーひとりひとりがクリエイションに主体的にかかわっているアイドルのワンアスですが、ボーカルひとつとってみても、それぞれが自分や相手の個性、チーム内での役割を認識し、よいものを作ろうとしてることが伝わってきます。声質の異なるふたりのメインボーカルについて、ファヌンがsunny voice , rainy voiceと表現していたことを切り口に、思っていたことを書いてみました。ここまでお読みいただき、ありがとうございました🙂↕️
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