誰がジョーカーを手に入れたのか (ロトゥキンep1)
はじめに
だいすきなグループ、ONEUS(ワンアス)が、Mnetのサバイバル番組、Road to Kingdom : ACE OF ACEに出場すると聞いて立ち上げたこのnoteですが、とうとう2024/9/19から本放送が始まりました。ここからはあとで振り返るための自分の備忘録も兼ねて、おもにロトゥキンでのワンアスのパフォーマンスを見て叫びたくなった気持ちや勝手な解釈を書いていきたいと思います。
全8回、毎週書けるかわからんけどはじめてみます。
個人戦ファヌンのパフォーマンス
前回のロトゥキンと異なるのは、エース対決として個人戦が追加されたことです。そしてそのトップバッターになったのが、私の推し、ワンアスの天才メインダンサー、ファヌンでした。放送版をご覧ください
ひたすら圧倒され恐怖を感じた
最後のシーンでは私は小さく叫びながら身震いしてました。本当に怖かったのです。そしてファヌン、あなたやりおったな…と。
「Put On a Happy Face」に合わせて踊ったのは、ホアキン・フェニックス主演映画『JOKER』の終盤にある、とても象徴的な階段のシーンのオマージュだと気づきました。
映画では、「Put On a Happy Face」が、母からの「いつも笑顔で幸せそうな顔でいなさい」の教えの意味から、社会に適合できないアーサーの絶望をこじらせた「悪」のスイッチとしての笑顔のジョーカーのメイク、という意味が足されていくんですよね。
このパフォーマンスでは、笑顔で愛嬌を振りまくファヌンが階段から転がり落ちて地面に横たわり、立ち上がろうとのたうちまわりながらも笑顔をつくろうとするが、どんどん狂った悪の方向へ行く様子が切迫して伝わってくるようです。
Xで「Put On a Happy Face」はいつも笑って幸せそうな顔でいなさいと言われるアイドル業と重なるのでは?と考察されたファンのかたがおられてゾッとしました。いやぁ…なるほど…鋭い。
本人の言及によると(有識者の方ありがとうございます)、このパフォーマンスのとき、過度の緊張で、直前まで変更していた振付が不安になり混乱した状態だったようなんですよね
憑依型ダンサーと言われているファヌンだけど、本当に自我を極限まで空っぽにしたところに「なにか」が「降りてくる」んだろうな。だから見ててゾッとするし、本人の意図も超越した、この世のものではない何かが、観客の心にブッ刺さってくる。佇まいがほとんどまるでロックスターなんですよね。
FULL Ver. パフォーマンスのみのバージョン
Fan cam 接写&定点カメラ これもすごい
個人戦の結果
発表の瞬間、同じ98年生まれの親友であるゴニと手をつないでいます。おめでとうおめでとう泣泣
(引用失礼します)
ここまででもうすでに1300字を超えてしまったんですけど、続けてチーム戦にまいりましょう。
チーム戦のパフォーマンス
まずは放送版をおさえる。
パフォーマンスのみはこちら。
いやあ、すごいですね。2022年発売の7thミニアルバムTRICKSTER の収録曲"Intro: Who Got the Joker?"の歌詞を一部変更したパフォーマンス。
歌詞を確認しますと、音源になっている、レイブン(脱退している)とイドのバースが、今回はファヌンとソホのバースに変更されています。
ONEUS – Intro: Who Got the Joker? (ROAD TO KINGDOM Ver.) Lyrics | Genius Lyrics (こちらから引用失礼します)
[Verse: Hwanwoong, Seoho]
"Got on your knees, begging for me
Ready for this?
확룰은 zero, too easy
떨리는 눈에 비치는 패배
선택의 연속
흔들린 동공
숨 막히게 재밌는 게임
확신을 보여줘”
まず「Got on your knees, begging for me
Ready for this?」で
おいおい穏やかじゃねえなあ?なんですけど
「確率は0, too easy
震える視線に 宿る敗北 選択の連続
揺れた瞳孔 息がきれるほど面白いゲーム
確信を見せて」 (Mnet訳)
ここ、ギイイイってなりますね。かっこよくて。そして元曲の歌詞に戻りました。そしてWho's got the joker? の前の、全員でのダッシュ。ヒーーーーッてなります。ワンアスのみなさんが客席に向かってセンステを走ってくるときって、来た!ヤバい!!命とられる!!!って感覚になるんですよね。なりませんか。
そして、生歌。あんだけ走って踊った最後に、高音ロングトーンを歌いあげられるイソホ、すごすぎる。
ただし、なんかちょっとだけ・・・うーん
なんでしょう、カメラワークかなあ すごい素晴らしいんですけどチーム感がうまく写せてないのかな、なんか目が落ち着かなくて・・・と私は思ってしまったんですが。
そんな皆様。Fan cam こちらを!!!
定点カメラのステージ全体が見えるFAN CAM
私の好みとしては、これが一番良いです!!!ワンアス、歌よしダンスよしビジュアルよしなのでメンバーそれぞれのフォーカス映像も欲しいし、小道具(トランプなど)もあるため、接写も必要なんですけど、この舞台構成としては引きで見ていたほうが映える場面が多いように思いました。ワンアスって、踊りが揃っているとかのレベルではなく、ステージ上でチームの中心にそれぞれのパワーがギューーーッと集まって反応し眩しく光を放つイメージを私は持っていまして、このFAN CAMを見ると、やはりそのパワーがすごくて、このパフォーマンスはまさに「ステージの天才」の異名にふさわしいという思いを新たにしました(パチパチ)
そして、いろんな方が言われているように、今回のロトゥキンの副題、「ACE OF ACE」にエースより強いJOKERを持ってきた!(座布団!)
しかも、最後の口紅パフォーマンスで個人戦のファヌンのJOKERパフォーマンスともつながりを持たせたWho Got the Joker?の選曲。いやあ、ほんとにコンセプトも構成もすべて素晴らしすぎる。
結果は3位となりました。
言われなきゃ私も気づかなかったような小さなミスを振り返りゴニちゃんが「納得いかないパフォーマンスで1位とったところで」みたいなことを言っていて、ほんまにもう、きみたちは・・・という気持ちになりました。
評価の基準が他者ではなく、自分たちにある・・・パフォーマーとして誇り高いんですよね。尊敬。
さきほど公開されたPracticeも振り返りのために繋げておきます
階段から転がりおちるファヌンは練習で体中あざだらけになったらしいのですが、そりゃそうだわ、こんなにハードなんだもの。あのJOKERがすっぴんで生身の人間であるのがまた別の刺さり方があって胸が苦しいです。
そして、これは本当にすごいです。カメラワークや暗い照明でよく見えなかったところがよく見えると、全員がディテールまで本当に作り上げてきたのが伝わって血反吐案件です。シオンちゃんのダンス、相当すごくなってます。
"Intro: Who Got the Joker?"
おわりに
そうこうしているうちに3000字とかになってしまいました。このレベルで毎週書けるとは到底思えないのですが(私にロトゥキンを振り返るための休日ください)、今回はロトゥキンep1の個人戦とチーム戦のパフォーマンスについて書きました。ここまでお読みいただきありがとうございました。
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