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虎穴に入らずんば虎子を得ず (個人的ONEUSロトゥキンまとめ)


はじめに

Mnetのサバイバル番組 Road to Kingdom : ACE OF ACE (ロトゥキン) に大好きなグループ、ワンアス(ONEUS)が出場することをきっかけに始めたこのnoteですが、ワンアスは2位という結果で11/7をもって番組は終了しました。
Mnetの番組構成、視聴者の感情を煽る演出、出場アイドルたちへの敬意のなさ、脱落システムは必要だったの?最終ステージは結局人気投票なんじゃ?最後はエース制度どうなった?・・・とか
まあ楽しく見ながらもそれなりにモヤモヤしましたが、放送を終えて日にちがたつと少し整理されてきました。

ここまで見てきて、清濁併せ吞むこのサバイバル番組に自らの存在をかけて挑戦した彼らの構えは
「虎穴に入らずんば虎子を得ず」
意味:危険を冒さなければ望みのものは得られないことのたとえ。)
だと思いました。そして、このたび得たものは・・・

今回のnoteでは、自分の備忘録も兼ねて、このロトゥキンでワンアスが得たものは何だったかを振り返りながら、この先も覚えていたいことを書いて振り返ってみたいと思います。

どんなコンセプトもこなす舞台職人であることを多くの人たちに見せられた

ロトゥキンのステージはすべてのステージで異なるコンセプト、異なる感情、喜怒哀楽を表現しており、どれも非常に完成度の高いものでした。

(引用失礼します)

そして、団体ステージでは、ワンアスの初期のアルバムロゴが使われているようです。私はあまり気づかなかったのですが。
(引用失礼します)

つまり、この番組のステージを通してワンアスとしてのここまで歩んできた歴史をみせる、そういう意図もあったんでしょうね。一連のステージを見ると、彼らの歩みが網羅できるようになっていたのも非常に考え抜かれていたなと思います。

ワンアスのパフォーマンスは細部まで完成度を高めてあり、チャート番組などでも見てても、ともすれば等身大路線の若いアイドルたちの中でちょっと浮いちゃう感がありました。彼らの得意とする、クセつよファンタジック路線はライトな音楽番組にはややもすればそぐわない感じがあったのです。その点、この番組は彼らの得意とする作り込んだステージが活かせる舞台だったなあと思います。

ひとりひとりの個のつよさを見せられた。この企画に適していた

【ファヌン】 
この「 ACE OF ACE」という企画にもっともマッチし、これを象徴する存在として人々の記憶に残ったのではないかなと思います。ファヌンの序盤で言った「山が山である理由をお見せします」は、自分が先輩として後輩たちが越えるべき山としてそびえたつことで、番組に緊張感を与えたと同時に、後進によい土台を残すための先輩らしい利他的な振る舞いでもあったなと思います。

「山が山である理由をお見せします」

ファヌンの、「自分がどう思われようとACEとして勝ち続ける」ことに貪欲な姿勢に刺激をうけた後輩たちがたくさんいたと思うんですよね。

【ソホ】
最年長グループの長兄であるソホは、歌、ダンス、アクロバットなど本当になんでもできる圧倒的オールラウンダーとして完全に認知されました。中でも、エースで見せた演技力は目を見張るものがあり、ワンアスの憑依型はファヌンだけではないということが知れ渡ったですよね。

LUNAのとき、仮面が割れた一瞬
I KNOW YOU KNOWのときのこのビジュアル・・・

【シオン】
ステージ上での自信に満ちた表情は品があり、エレガントさがありました。そして、やはり他の出場者やテミンさんをも感嘆させた長髪エクステをつけたビジュアル。シオンの存在感が他のグループとワンアスのカラーの違いを際立たせたと思います。

LUNAで神輿に乗るシオン
 I KNOW YOU KNOW の時のシオン

【ゴニ】

・ソースの恩返し

ゴニさんが、ハイディラオのゴニソースを考案して、バズったことは有名ですが、この度ロトゥキンに合わせてゴニソース2を発表し、そのおいしさからワンアスを応援した層がいる、という驚きの現象が起こりました。
ストリーミング競争の際、「ゴニソースがおいしかったから応援にきました」というコメントたくさん見ました。グルメな一般人も味方につけたゴニさんさすご過ぎました。
(詳細はこちら)(引用失礼します)

・ほかの出場者へのまなざしがやさしい

ロトゥキン5話でTNXのウン・フィが脱落回避をかけたエースバトルに出るとき、彼の話を拳を握りながら聞き、「カジャ!」と声をかけたゴニさん…😭めちゃやさしかったですよね…

「カジャ!(行こう!)」

そして、最終回でコメントを求められた時にもテンペストやTNXについても言及して本当に気遣いとやさしさに溢れたコメントを言っていました。(Mnetよ、聞いてる??)
(引用失礼します)


【イド】
ギャップ沼が世界にバレる

番組開始当初は、目が悪いために後輩たちをにらんだよう悪編集されていたイドくんですが、一見ぶっきらぼうだけど塩をまぶした激甘くんであること(幼児教育科卒)が全世界にバレてしまいました。

この顔で?この声で?幼児教育科?要素盛りすぎ!!!という悲鳴が聞こえてくるようです

全力で甘えるファヌンもある意味ギャップ王だが
イドくんのトントンの仕方が堂に入ってる

公式動画

後輩との交流

ワンアスくんたちは、ゴニさん以外は基本内弁慶と認識しているのですが、このたび、事務所を越えた後輩たちとの交流には心温まるものがありました。「ONEUS先輩」として出場者たちから一目置かれ、時には恐れられ、また尊敬され、愛されている様子が見ていてとてもほほえましかったです。

WATER STAGEでUNITEのシオンさんのマンツーマン指導をしているファヌンを見てください。ライバルであるはずの後輩たちにフォローしているファヌン先輩すぎた

8TURNと相思相愛になる

後輩との交流、の中でもお互いをスマホの電光掲示板で応援しあう、マンネグループ8TURNとの交流は本当にかわいかったですね。
(引用失礼します)

8TURNのジェユンに間違えて8TURNのグループチャットに招待されてしまったことを話すファヌン(これは歴史に残るかわいさすぎる泣泣)
(引用失礼します)

スーパーエース戦で自分を抑えて1位になった8TURNのジェユンを祝福しにいくファヌン(引用失礼します)

テミン(と彼のファン)に認知される

番組開始前からテミン愛を隠さなかったファヌンですが、やはり、アイドル本人が自分の「ロールモデル」にステージを見てもらえるということはかなりのモチベーションだったのではないかなと思います。ファヌンの活躍はテミンやテミンを目的に見ておられた視聴者に確実に認知されたと思うし、今後、長い歌手人生の中で、テミンのステージに呼ばれる、共演する…なんてこともあるかもしれない。そんな夢を私ももてました🌈

テミン愛を隠さないファヌン
「テミンさんのように末永く活動できる
アーティストになります」
自らのロールモデルに宣言
それをにこやかに見守るテミン

「今後もずっと一緒にいてほしい」私たちが一番聞きたかったことば

「最後だと思いたくなくて出演を決めた」
第1話はこんな話をしていた

彼ら自身は、このまま静かにフェイドアウトしてしまう危機感を抱いていたのかもしれません。

最後のコメント

「TOMOONの皆さん」
「大好きですし今後もずっと
一緒にいてほしいです」

この時の顔を見てください。いい顔しているよ…泣泣 (引用失礼します)

ファンダムの再燃 新規ファンの急増 

ワンアスは、デビュー6年目、デビュー当時の熱気はひとまず落ち着いて穏やかで平和なファンダムだと認識していました。ただ、来る兵役や再契約を前にもうひとつブレイクがほしいという思いはあったと思います。この度、スミンに次ぐスミン、ブースター集めなど、ファンダムが団結し、再燃したという効果はあったなと思いますし、ロトゥキンから沼落ちされた新しいトゥムンも急増していることを肌で感じています。

本人たちにもファンにも、長く歌手でいる未来がみえた

ロトゥキンの最終回を終えた翌々日には、彼らは仁川の合同コンサートに出演していました。配信があったので見ていたんですけど、何か違う???へとへとだと思うのですが、どことなくとても堂々としているように見えたのです。私と同じように思ったファンの方も多かったようです。

ワンアスって全然好戦的な人たちじゃないし、そもそも音楽に順位って必要ですか?の思想で地道にひとつひとつのステージに向き合い、自分たちの表現を追求しているアイドルだと私は思ってるんですけど、今回「このチームを守るために」全力で闘う、と言っていたので私も全力で応援しました。
いちファンとしては、細く長くでも自分たちのやりたいことをやってステージに立ち続けられますように、という思いだったけど、この資本主義、成果主義の社会において、長く続けるためには商業的な成功が欠かせないと考え抜いたことゆえの挑戦だったと推測がついたのです。

チームを守るために闘った、彼らの闘い方も振り返ってみるとやはりワンアスらしいものだったなと思います。ここで手応えを感じて自信をもって先に進む勇気を得たのであれば本当にそれがなによりですよね。
ロトゥキンを通して、多くの人に認知され、受け入れられ、愛された経験が、彼らにとってこれから歌手を続けていくための大きな糧となったのであれば、この番組でワンアスを応援してきたファンとしてこんなにうれしいことはないです。そして、ワンアスもトゥムンも、彼らが長く歌手でい続ける未来を見通すことができたように思います。
番組の最後に約束してくれたように「ずっと一緒にいる」・・・この決意表明ともとれるこの言葉を胸に、彼らを応援しながら、私もまた私の人生を生きていこうと思います💝

おわりに

ここまで振り返ると、この厳しい業界の厳しいサバイバル番組で、ワンアスくんたちは自らの道を切り開こうと、このチームを守ろうと、リスクを冒して十分すぎるほど頑張りました。そしてたくさんの成果を上げました。自ら虎穴に入って虎子を得たのです。
あとは事務所!!!あなたがたの番です~~~!!!(ドデカ声)
絶対にこのチャンスを逃さないでくださいね。彼らの存在をシーンにしっかりと刻みつけてくださいね。たのみます🙏

以上、このロトゥキンでワンアスが得たものは何だったかを振り返りながらこの先にもずっと覚えておきたいことを自分用備忘録としてまとめて書いてみました。全部網羅はできないまでも、自分なりにまとめることができてほっとしました。ここまでお読みいただきありがとうございました🙂‍↕️

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#ロトゥキン

追伸

厳しいこの業界は栄枯盛衰、人の心も移り変わる。すべては諸行無常ですね。そして自分もその構造の一部だなあと思いました。この厳しい場所で勝つことも負けることもあるけど、そのひとりひとりは心をもった人間なんだということを忘れずにいたいです。たとえうまくいかないことがあったとしても、仲間を大切にして仲間に大切にされて幸せでいてほしいな…
みんなお疲れさまだよ。どのアイドルさんたちも幸あれ〜💝

どのアイドルさんもみんなおつかれさま😭

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