落伍者の娯楽[1]
犬部!(2025年1月1日DVDで鑑賞)
2025年の映画鑑賞1本目である。去年は生のの大原櫻子を22回観に行った。私は何人か推し活をしているが、大原櫻子は生を観に行った回数では断トツのトップである。それを受けて、2025年の読書の1冊目は『大原櫻子 演劇報告書』を読み、映画の1本目は大原櫻子が出演している『犬部!』を観ることにした。
私は以前は宅配レンタルはツタヤディスカスを利用していたが、支払いがソフトバンクまとめて支払いもカード類も利用できませんと出るので、今回からDMM.comのDVD宅配レンタルを利用し始めた。『犬部!』はその1本目の映画鑑賞である。
大原櫻子は顔が現在に近いかなと最初は思ったが、途中、『カノジョは嘘を愛しすぎてる』の時の顔にも近く感じる場面もあった。大原櫻子の役は佐備川よしみという珍しい名前だが、この名前からは佐津川愛美という女優を連想する。佐備川よしみは研究員になるが、大原櫻子の白衣姿は魅力的でもあり、また新鮮でもあった。
林遣都が出立ての頃、注目していた記憶があるが、しばらく彼の演技を観ていなかった。今はずいぶん男っぽい演技をするようになったなと思った。そして何より演技の仕方といい、表情といい、阿部寛に似てきたなと思った。
田辺桃子は以前何かで観た時(調べてみると『異物 -完全版-』を観たことがあるので、その時の記憶だろうか)にお気に入りの女優になった気がするが、今回は、最初は小橋めぐみに似ているかな、と思ったのがきっかけで注目し始め、小橋めぐみよりももっと他の誰かに似ている気がしてきた。しかしそれが思い出せない。黒川智花や仲間由紀恵に似ているような気もするが、しっくりこない。何人かの女優をミックスした顔なのだろうか。逆に誰でもなく、過去に観た田辺桃子の顔の記憶が、誰かに似ているという既視感をもたらしているのだろうか。とにかくまた1人ファンの女優が増えてしまったようだ。
動物愛護センターでの犬の殺処分のことで傷つき悩んでいる柴崎の顔を舌で舐めまくる犬の場面を観て、人間に対し、無償の愛を与えてくれる犬を人間の勝手な理屈で殺処分してしまうことのむごさみたいなものを感じた。
1月2日は2025年に入って初めて映画館に行き、小橋めぐみがちょっとだけ出演しているという『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』を観る。