愛というのはすべての感情が含まれている
女神覚醒アカデミーオンラインサロンまとめ
2023年11月19日 2回目No.4
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たとえば「許し」を経験するには、辛い出来事を通して学ぶことがあります。もし、交通事故で人をはねてしまい、相手がケガをしてしまったとしたら、相手からの怒りや憎しみを感じるでしょう。その苦しさを体験することで、「他人にこんな思いをさせたくない」と考えるようになり、そこから初めて「許し」の感情が生まれます。
相手から「もう気にしないでください」と許されたら、どれほど嬉しいでしょうか。許しの喜びは、その過ちが大きいほど深く感じられるのです。
また、喜びはおいしいものを食べたときだけではありません。人間はとても繊細な存在で、いろいろな感情を味わうことができます。
たとえば、瀬戸内寂聴さんのように、夫や子供がいる中で他の男性に心を奪われ、家族を捨ててしまった人もいます。彼女はその深い感情の世界を体験したからこそ、最終的に気づきを得て僧侶の道に進むことができました。平穏な人生を送るだけでは、魂の成長はあまりないのです。
実は「愛」というのは、すべての感情を含んでいます。怒り、悲しみ、嫉妬、妬みも愛の一部です。良いことだけでは本当の愛を理解するのは難しく、さまざまな経験を積むことで、人の心に寄り添えるようになります。
たとえば、失恋を経験したことがある人は、他の人の悲しみを本当に理解できます。子どもが「大丈夫だよ」と言ってもなぐさめにならないのは、まだ同じような経験をしていないからです。
だからこそ、愛を深めるためには、さまざまな感情を体験することが必要です。