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責任感で性を抑圧するのは効果的でないのかもしれない



学校教員が未成年と
みだらな行為におよんだことについて、
保護者説明会があったので行ってきました。

保護者からの意見、要望は

具体的なことが言えないので
ワードで想像してもらえたらと思います。

社会的責任
コンプライアンス
リテラシー
アジェンダ



職場での経験を語ったり、
横文字を、
織り交ぜながら
講師口調で話す
保護者もいて、
何者?!
と思ったりもしました。

とにかく
耳なじみのない横文字に苦戦…

横文字を織り交ぜる人って
カッコつけたいの?
優秀さを誇示したいの?
相手を威圧したいの?

夫に聞いてみると、
笑われました。

職場でそういった用語が
日常的にに使われているか、

大勢の前で話すから、
ニュースなどで使われるような
表現をしたのでは?

と、言われました。

私が疎いだけかー



英語よりも、
税金の書類などに使われる日本語の方が
よっぽと分かりにくい、という夫の感想。

なるほど。
それぞれ、苦手な表現て、あるよね。

私が新人の時に先輩から
医療における略語について、

「何をどう略してるか分からないで
略語を使うことほど
カッコ悪いものはないからね!」

と、きつく言われたことも、
影響している。


自分がなんとなくしか知らない言葉を
使ってる人を見ると、
意味分かって使ってるのかな…
と気になってしまいます。
余計なお世話です。




保護者説明会の話に戻ります😅

要望を受けた学校は、
守りに入り、
それまでの学校の良さは
多少なりとも失われていくと思われます。

めちゃくちゃいい学校なので、
とても残念に思っています。

学校を責めても、
なにもいい事はない。

こんな時だからこそ、
保護者と学校は
協力し合って、
子どもたちの「いつも通り」を守りたい。

動じない大人の姿を見せたい。

わが子が傷ついた時には、
立ち向かうのを
全力でサポートしたい。

わが子の心に問題があると分かれば、
親の自分にまず立ち帰りたい。

誰かを責める前に、
まず自分にできることがあるかどうか、
だと思う。





人間誰しも紙一重。

自分の夫も
わが子も
自分も
犯罪を犯さないとは限らない。

被害者の女の子も
加害者の彼も
かなしみをもってる。

心の中には
エロも変態も持ってていいよ。



その一歩を踏み出してしまうかどうかは、
心と身体の健康が影響するし、
なにより、
その人をまるごと思いやってくれる人が
近くにいたかどうか。
そこを語り合いたい。

語り合いは、
事件は少なくすると思う。

抑圧と発散。

バランスよく。

「責任」というワードは、
よく使われるけれど、


教員だからという責任感が
抑圧となり
暴発するのだとしたら

責任感で性を抑圧するのは
効果的でないのかもしれない。


人として、
人を大切にする。
その気持ちを育む子育てでありたい。
人間関係でありたい。


人を傷つけずに
性を楽しむってのは、

教員だけでなく、
全ての人間に求められていることだと思う。



立場が違えば
それぞれ目線が違います。

過去の経験などから、
性加害者を絶対に許せない
という気持ちを持つ人がいるのは
当然だと思う。

でもたくさんの母子に関わっていると、
他人事、ではないのです。

被害者にも
加害者にも
母親がいるということ。

これまで、
必死で育ててきたのだと思う。

そこに思いを馳せたかったのです。

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