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生き生きと人と関わって生きる赤ちゃん

おっぱい教室に、
乳腺炎で来られたママさん。
赤ちゃんは8ヶ月。

「来年2月に1歳1ヶ月の子どもを親に預けて
友人の結婚式に行きたいんです。
断乳してから行きたいので、
今、授乳回数を減らしています。
明け方の頻回授乳もしんどくて。
夜間断乳しようかな。」



4ヶ月後のために、
断乳を考え、
授乳回数を減らしたことで、
乳腺炎になってしまったママ。

授乳回数を減らすことは、
母子お互いに負担がある。

お子さんが
不安になることもあります。

不安になると、
おっぱいへの執着が増す。
抱っこを求める。
育児が大変になるかもしれません。

4ヶ月後も、
おっぱいは同じ状況だろうか。
赤ちゃんは同じ状況だろうか。

おっぱいは落ち着いて
張りにくくなっているかも。
赤ちゃんは、離乳食がさらに進んで
授乳回数は
全く違う状況になっているのかも。



その時の自分と
その時のお子さんの
心と体に合わせて
決めましょう。

「乳児期は、2週間で悩みが変わる」
と、言われています。
数ヶ月経てば、想像がつかない世界です。

今のじぶん、
今の赤ちゃんのままだと思ったら
大間違い。

だから、今日、快適に暮らせることを
大切にしよう。

4ヶ月先のことが不安なら、
その不安を聞いてくれる人を見つけよう。

「大丈夫よ。どうにでもなるよ。」
そう言ってくれる人を見つけよう。

パパやおばあちゃんが
そういう人ならラッキー。
違うなら、
前向きな言葉をくれる助産師さんを探そう。




そして、乳腺炎を防ぐには、
睡眠
食事
不調を解消しておくこと。

身体を整えて、
存分に授乳しておくことが
オススメです。



日中に体験した怖かったこと、
不安だったことを
睡眠中に情報整理しています。
その時に、おっぱいで
お母さんとつながりたいのです。
だから、
お座りできた時、
立てた時、
歩けた時、
心が育った時、
夜中の授乳は増えるのです。

夜中だけ、おっぱいはダメよ、と言われたら、
どんな気持ちだろう。

なんで??
納得のいかない気持ちだけが残ります。

納得のいかない気持ちは、
物への執着や、指しゃぶり、
学校生活にまで影響することがあります。
今、どうしても、お母さんの都合を優先させる必要があるのか、
それとも、子どもの納得を優先できるのか、
その場その場でよく考えていきましょう。

断乳するならいさぎよく👍

お母さんと赤ちゃんのタイミングで。

今なのか、よく考えよう。


そして、このお子さん、
初めての場所でも目がキラキラ。
初めましての大人たちにも、
じわりじわりと近づき、
手を振ります。
家でも楽な子。
実家でも手がかからない。
夜中の頻回授乳だけが大変。

この生き生きとした表情。
これ、夜中の頻回授乳のおかげだよ。
がんばって付き合ってあげられてるから
こんなに生き生きと
8ヶ月からもう人と関わって
生きれるんだよ。

最近は、夜間、
ぐっすり眠る子が増えています。

10年前は、
夜間の頻回授乳に悩んでる人はもっと多かったものです。
そうやって心を育てていたのです。

今、頻回授乳に悩んでいる方、
自信を持って、
苦労してくださいね。

哺乳瓶でミルクを
ゴクゴク飲みたい時期もあれば、
ちょびっとしか出ないおっぱいを
だらだらとしゃぶりたい時もある。
心が育ってくると、
おっぱいは、ご飯ではなく、
充電器になる。

だから、完全母乳を目指さなくても
全然いいです。

心を育てる時期に、
おっぱいがぎりぎりつながっていられたら、
すごく助かりますよ。



悩んでいたこと、
スムーズにいってなかったこと、
苦労していたことが、
逆に
とてもいい感じに成長している証だったのだと
気付けたことが今回の
成果だったように思います。

母乳は大変だから切り捨てたい。
夜間授乳は大変だから切り捨てたい。

すごく分かります!

そして、ミルクで育ってる子も
全然いい子に育ちます!

ただ、
母乳を続けられたのに、
やめてしまって、
悔やんでる人が多すぎるのです。

だから、
どの時期に断乳してもいいけど、
「後悔しないように」
ただ、それだけです。
自分と赤ちゃんが納得できているのなら、
授乳期間が短くても、
ハナマルなのです。

苦労しているのは
自分だけではない、
ということも
ものすごく励みになるものです。

家から一歩外に出て、
誰かと話すだけで、
家の中でくよくよ
悩んでいたことが
どうでもよくなる。

子育ての悩みはそういうものです。

出会うべくして出会ったと感じる
お母さん同士の出会いが
とってもうれしい回でした。

🌼


その後、ママがお手紙をくれました♡

あの日、話を聞いてもらえたことがきっかけで授乳への気持ちが完全に変わりました。
いつもはどうやったら寝てくれるの?
とばかり考えていたのと、
結婚式に行くために授乳を減らさなきゃ、
とばかり思っていました。
それが乳腺炎を引き起こしていたのだと
思います。

夜でも、思う存分飲んでね!と
思えるようになりました。
頻回授乳は大変ですが
減らさなきゃって思わなくなったら、
おっぱいすぐあげてもいいやと
思えるようになり、気持ちが楽になりました。

1歳にむけておっぱいも全く違う状況になってる可能性が高いというのはすごく納得できて、あんまり今考えるのやめよ〜と思えたのもすごーくよかったです!!!🥲

今回相談する先がちがったら、
私たち親子のこの数ヶ月は
全然違う方向性になっていたと思います。
無理やりネントレしていたのかもしれません。
本当にありがとうございました♡
このご縁に感謝です!!


🌼

ママがおっしゃる通り、
相談する先によって、
方針はどんどん変わっていきます。

助産師も保健師も
小児科医も
みんな考えが違います。

それぞれ、経験してきたことが
違うからです。

こうしたら、
子育てはハッピーになるよ。

それぞれにママと赤ちゃんを
想っています。

だから、自分に合う人が見つかるまで
あきらめずに探し
続けて欲しいです。

もみじかわいい
雨上がり 息子とお散歩
どんよりした空もすき
ハナセンナ 雨露に濡れてきらきら
花言葉は「家族の絆」


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