私の好きな音楽(?)
私の好きな音楽「痛いの痛いのとんでいけ/TOOBOE」について紹介します。
自己紹介を読んでくれた人は「え?あの熱量でウマ娘について語らないの?」と思うかもしれませんが、最近この曲に脳を焼かれているのでどうしてもオススメしたかったんです。
あとネタバレ注意です!
前提知識
「痛いの痛いのとんでいけ」はアニメ「チェンソーマン」第4話エンディングテーマ「錠剤/TOOBOE」の前日譚の物語となっています。
錠剤MVのストーリー
錠剤ではデッカいビルにデッカい尻のぶっ刺さった桃郷(とうきょう)を舞台に娼婦のメズと島の統率を担う組織の構成員エテのお話になります。
1番では冒頭でフェザンスを殺害し逃亡するメズと惚れ込むエテが、2番ではフェザンス殺害の動機と組織を裏切ってメズを逃がすエテが描かれています。最後はどちらとも捕まってしまいボスにメズを殺すよう命令されるエテ。しかしエテはメズを殺すこともボスに反逆することも出来ずボスに殺されてしまいます。
今回は錠剤メインではないのでこれくらいに簡潔なモノにします。
MVのストーリー
この曲のMVは画面が左右に分かれる特殊な構成をしていて、左が現実、右が妄想だと思われます。
1番ではゴヅキは母親のジトキからピエロ(ラッテンフェンガー)へと引き渡されサーカス団の奴隷となってしまいます。(妄想ではラッテンフェンガーに誘われジトキと普通の客としてサーカスに訪れます。)ゴヅキは母親との幸せな毎日を妄想しながら芸を仕込まれたり、鞭で叩かれながら日々を過ごします。しかし本番中の事故で団長が死亡、あっけなく奴隷から解放されたのです。2番では団の仲間たちと別れたあと呆然と歩いていると、母親が知らない男と知らない赤ん坊を抱いているのを目撃してしまいます。(ここで画面の左右構成が取り払われ幸せな妄想が終わる。)
間奏では一人称視点でジトキの家の中に忍び込んだ様子が映り、赤ん坊の首に手をかけようと…
赤ん坊…妹メズまで殺害することは出来ず二人の逃避行が始まる。その先にたどり着いたのが桃郷だったのです。
考察・気付き
私は自分には到底思い浮かばない視点や気付きがたくさんあるYoutubeのコメント欄を見るのが好きなんですけど、この曲にもたくさんの考察、気付きがあります。その中からはっとさせられたものを紹介します。
幸せ太りってことですか…?
母親の愛情に飢えてるんですね…。
妄想を見ている右側の目を見開いて左は隠れてるの、文字通り「目を逸らすな」って言われてるみたい…。
直前まで喪服着てたのに奴隷出身とは思えない模様の派手な服はサーカスの制服っぽいし確かに理想の自分の服装と似てる…。
一番好きなシーン
警察に追われている最中、メズを抱えてい左手と逆の右の手を取ろうとしてくれる母親の幻。未だ居なくなった母親の温もりを求めているんですよね。おまえが殺したんだぞ。
最後に
ゴヅキちゃん可哀想すぎる。幸せになれるといいですね。
救いようがない。
ずっとMVの話しかしませんでしたがモチロン曲もかっこいいので是非聴いてみてください。
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