誰も幸せにならんジレンマ

（一人称が途中で変わりますがあえてそのままにしてます。）
　暑いはずなのに寒気が止まらない。震えている。汗はかいているというのに、内側から暑さを感じさせない何かがずっと芯のように体のど真ん中にへばりついて離れない。
ーしくじった…。昨日レイトショーを観に行って、興奮が冷めないまま寝れずにいたから、完全に体壊した…おまけに中途覚醒まで重なった。今もその影響で頭が痛い。もとより、深夜には慣れていない体だったが､たかが一晩あまり寝れていないだけでここまで堪えるとは…。
　昨今ではショートスリーパーをすすめるだとか残業するやつは偉いだとかそういった風潮が強い、確かに働く人は僕も偉いと思う。社会のために身を粉にして動くことなど僕には到底できやしないこと。それはそうだが､それを一旦無視してでも私は寝ることの方がはるかに大事だと声を大にして言いたい。叫びたい。心が叫び…こんなところで無駄に心叫ばせるな。結束バンドを見習いなさい。
　そうだ､ぼっち・ざ・ろっく！の総集編後半を見に行った結果､もう深夜しかやってないにも関わらず、またしても新しい映画の特典が出たので（とはいえ家族を巻き込んでまで行くわけにもいかないため）､ひとりで行ったんだ…でもオタクはこういう時「もう一度」行きたがるものなのよ。特典が欲しいから。だから今日行くか行かないかの二択で必死に葛藤してるの。まぁ、いずれにせよ後一回は行かないと気が済まないので…また行きます。
　源しずかもいってたじゃないか…
「時折理屈に合わないことをするのが人間なのだ」と。
…私はいつになったら理屈に合わせるというのだろう。