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自信が持てる自分になるために、挑戦を重ねてきた広報リーダーのんちゃん

Career Cafe Connect(旧:キャリアカフェ中国)のボランティアスタッフは約30人(2025年1月時点)。0歳児から幼稚園・小学校・中学校に通う子どもをもつママ、中国で就労中、日本からの参加組、男性など、多様なスタッフが活躍しているCareer Cafe Connect。スタッフそれぞれが自分の生活スタイルに合わせ、無理なく活動しています。
インタビュー第2弾は、1歳児育児をしながら活動中の「のんちゃん」です。

【のんちゃんプロフィール】
元・大学受験予備校社員。生徒の学習・進路相談、営業、事務など幅広く担当。
一児(上海生まれ)の母。
2023年8月からスタッフとして活動中。


◆スタッフに応募した理由と活動内容

「中国で何かしたという自信を持ちたい」

応募理由は、「人と繋がりを持ちたい」、「中国で何かしたという自信を持ちたい」と思ったからです。当時、既にCareer Cafe Connectのスタッフとして活躍している友達がいて、その姿に触発されて、やってみようと思いました。また、Canvaというデザインツールが好きで、応募当時既に1年以上使っていたので、それを活かせる場所がもっと欲しい、お役に立てるのでは?とも考えました。

活動を始めて感じているのは、スタッフに刺激的な人が多いことです。彼女たちに背中を押されて始めた趣味の活動もあります。また、イベントのゲストに来てくださった方と会の前後でお話でき、イベント以外でも刺激を受けられるのもスタッフの特権だと思っています。活動を通じてたくさんのご縁をいただいています。

「中国で何かしたという自信を持つこと」に関しては、以前からぼんやり思っていたところ、スタッフを始めた頃に参加した企画で、「自分は何者でもないな」と強く感じました。そこから、スタッフとしての活動も頑張りつつ、趣味でもやったことがないことに挑戦したり、個人で企画をしたり、活動の幅を広げました。けっして大きな活動ではありませんが、「少しは何かした」という自信になったと思います。

最初に作った告知画像。今見ると改善点があります。

広報リーダー

現在は、広報リーダーとして、約16名(2025年1月時点)のマネジメントを主にしています。自分の担当する広報の役割(画像や文章の作成、SNSやHPなどでの発信)もあります。

その他、オンラインイベントのスライドの作成をすることもあります。

キャリアカフェ上海から中国に変わる際に作成したオリジナルロゴ。
他の方々からもご意見をもらいながら、細部までこだわりました。

◆活動の様子

手が離せない時は”チャット”で参加

活動には、毎週約10~15 時間くらいの時間を取っています。

広報に関する画像や文章は、子どもが寝た後に集中して作成してます。
マネジメント業務は、昼間子どもと添い寝しながら、 スタッフとメッセージのやりとりをすることが多いです。

週1回1時間程度の定例ミーティング中は、子どもには一人で遊んでいてもらっています。しかし、すぐ飽きてしまうので、抱っこや添い寝をしながら、ときにはチャットでミーティングに参加しています。子育て中のスタッフも多いので、理解があるのがありがたいです。

スケジュール管理は、手帳・google カレンダー・To do リストを活用して、やること・やりたいことを、漏れない・忘れないようにしています。連絡の返信は、できるだけ即レスするようにしています。が、間違えたりすることも。周りのスタッフに支えられています。

また、夫の協力により、毎日夜2~3時間、完全に自由な時間をもらっています。何かを作ることがストレス発散になっているので、自分がストレスをためないこと、家族も無理をしないようにタイムマネジメントをしているつもりです。夫にはとても感謝しています。

広報という職種に未経験ながらも挑戦して良かったと思うことは、作るものがある環境があったことです。参加当初はCanvaが好きで沢山制作したかったので、数をこなすことができました。自己評価ですが、スピードと品質は以前より上がったと思います。

団体の紹介となるフライヤーを作成。初めて出会う方にもわかるように心がけました。

◆更なる挑戦

「広報リーダー」としてマネジメントも

リーダーになり変わった点は、自分の作業だけではなく、全体のことを考える機会が増加したことです。

また、最近は画像制作したい人が増えたこともあり、プレイヤーよりも、マネジメントや他の人の手が回らないところを率先してやるようにしているつもりです。他のスタッフとは、なるべく意見を言いやすい関係性になりたいなと思っています 。

リーダーになり意識している点は、みんなや自分が作った告知や報告をチェックする時に、「初めて読んだ人でもわかりやすいか」ということです。せっかくチェックするので、より良くすることができるのではないかという視点でチェックしています。

他のスタッフにどこまで求めるかは悩ましい点でもあります。ボランティア活動なので匙加減が難しい時もあります。そういう時は、あらかじめ他のスタッフに相談してみたり、本人と話をして調整することもあります。

上海商工倶楽部での講演に同行。駐在員の方々にどう受け取られるかドキドキでした。

◆今後の展望

自分が心地よく働ける場所に出会いたい

本帰国後に実現したいことは、ものすごく迷走中です!

以前は Canvaやデザイン能力を上げて、仕事にできたらいいかも、と思っていましたが、今は本当にそうしたいのか、決め切れてはいません。

子どもが、まだまだ小さいので、それでもお役に立てるところ・自分が心地よく働ける場所に出会いたいです。

◆あとがき

インタビューを通じて、未経験のことや好きなことに挑戦して、どんどん自分の才能を開花させ、充実した同行生活を送っている様子が伝わってきました。

仕事ではなく、ボランティアだからこその活動の仕方ですよね。

活動はチームで行っているので、「一時帰国」「子どもの体調不良」「学校行事」「その他の趣味活動」など、スタッフ同士でお互いにフォローしあいながら「やれる人が、やれるときに。やりたい人が、やりたいことを。」をモットーに活動しています。


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