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銀河系宇宙の地球
宇宙は百億くらいある。その百億の宇宙の一つがわが地球の属する銀河系という宇宙。その銀河系には太陽が二十億もあるらしい。
銀河系宇宙の大きさはほぼわかっている。
楕円形で、光の速度で直径が十万年、厚さが一番厚いところで一万五千年かかる距離だという。あまりのスケールに言葉もない。
その宇宙の中で地球に生命が宿されている。宇宙から見た地球はものすごく美しいと宇宙飛行士たちは口を揃える。地球に住む生命体が発するオーラが、地球を美しく輝かせているに違いない。
その地球に住む生命体に宇宙は等しく天敵を与えた。
天敵がいなければ生命は増長し、蔓延、跋扈する。それは調和を愛する宇宙に反するということだろう。
ただ、限りない生命体の中で人間だけに天敵がいない。なぜか。長い間の疑問だったが、ある時思い至った。人間の天敵は外ではなく、心の中にいるのだ、と。
人間を襲い、むしばむ天敵。
それは心の中に巣くう不平不満である。事あるごとに湧きおこってくる不平、不満、愚痴こそ人間を滅ぼす天敵である。