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痺れる疼き①|W不倫恋愛

今年も残りあと僅か。
日々激務。
散々残業してもなお
家にまで仕事を持ち込む。
『仕事納め』とは程遠し、、



そんな忙しい日々を過ごしているが
いま、私は
幸せな気持ちで満たされている。


そしてこの気持ちは
まだまだ
当分続きそう。


なぜ幸せなのか
というと、、


先日、彼と一緒に

『12時間』

過ごした。



こんなに長い時間を一緒に過ごしたのは初。

今年会えるのが最後の日だと分かっていたし
色々と一区切りして
ゆっくり過ごせるのがこの日だった。

彼が『待ち遠しい』と何度か言ってくれていた日。
普段はお互い忙しいので
長くても3時間程度が限界。

楽しくおしゃべりして
肌を重ねる日もあれば
おしゃべりで盛り上がって終わる日も。

いつも時間が足りなくて
話が中途半端だったり
どこか時間を気にして肌を重ねたり
彼が『帰したくない』って口癖になるほど。



11時ぐらいに彼の家へ行く予定だったけど
準備に手間取って到着したのは11時半を過ぎていた。
彼も朝イチで打ち合わせを入れていたらしく
それが長引いて、結果お互いちょうど良い時間に。

まずはお昼ご飯を食べに
まえ一緒に行ったとき凄く美味しいねって話してたパン屋さんへ。
お互いに気になるのを選び
シェアして食べるのがいつもの楽しみ方。
お互いに一緒の物を食べて
感想を言い合う。

美味しいパンと共に
お互い好きなコーヒーを飲みながら
楽しくおしゃべり。
幸せで、じんわり満たされていくのがわかる。

1時間ぐらい話したあと
ゆっくり過ごせる事があったら行ってみたいと言ってた
貸切温泉へ向かうことに。

道に迷いながら
30分ぐらい車を走らせ到着。

受付を済ませ、お店の人に案内してもらう。
貸切の個室温泉って事もあり
私達って、どんな関係に見えているのかな、、と
急に恥ずかしくなる。

先に私が浴室に。
半露天みたいになってるから他の部屋の人の声も聞こえるし
外は明るいしで、流石に恥ずかしい、、
なんて思ってお風呂に浸かっていると
少しして彼が入ってきた。

広い浴槽なのに
私の横に座り
身体をピッタリくっつけてきて
首筋や肩、頬などにキスして
『気持ちいいねー』
って、、


恥ずかしさと緊張で固まっている私を
彼があの手この手でほぐしてくれた。

『動かないから、、挿れていい?』


彼にされるがままに身を委ねる。
水中でひょいっと持ち上げられ、向かい合う。
浮力ってすごい。

そんな事を思ったすぐ後に
彼が私の中に入ってきた。

痺れる様な疼きを感じながら
彼に必死にしがみつく。

そこから1時間ぐらい
彼と深く繋がったままキスをし
激しく動いてみたり
きつく抱きしめあったりして過ごした。


受付に備品の返却に行かないといけないのだけど
また何となく恥ずかしくなる。


本来の温泉の楽しみ方とは違うけど
最高にリラックスできたし、身体もほぐれた。

彼も、私も
幸せな気持ちで満たされ
フワフワしますねーなんて話しながら
彼の家へと向かった。

帰ったら、おやつでも食べましょうか
って話してたけど
お互いフワフワした感覚が抜けず
そのまま布団の中へ。


時間を気にしなくていいセックスって
感度も
没入度も
内容も
全てが異次元に気持ちいいと知った。


こうして思い出しながら記事を書いているだけでも
当時感じた『痺れる疼き』が再燃する。




つづく



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