元社民党八王子市議会議員・佐藤梓さんの「闇」について私が知っている2,3のこと(1)

この8月に、佐藤梓さんがツイッターで炎上していたことをご記憶の方も多いでしょう。かくいう私はまたやってんなあ…と呆れながら、彼女に心酔する人たちの熱狂ぶりに吐きそうになってました。さすがに、そろそろ彼女の仮面が剝がされてもいい頃なんじゃないでしょうか。

市民運動や人権なんてたいして興味がなくて、仕事をさせると無責任で、傍若無人なエゴイストで、自分が褒められることが一番優先のナルシストで、少しでも自分に不快感を与えるなら親しい人にすら平気でハラスメントをして、人間関係を破壊してリセットさせてしまう。彼女の深い闇を知る者の一人として、その一端をインターネットの片隅に記すことにします。

社民党のホープとして期待を一身に背負い、福島瑞穂さんの薫陶を受け、ベテラン議員だった井上睦子さんの地盤を託されて、八王子市議会議員選挙に出馬したのは2015年のこと。自民党の重鎮どもを差し置いてのトップ当選で、華々しく政界デビュー。若くて見栄えが良くて、何よりも情熱的な演説を見て、心を鷲掴みされた人が続出しました。私もその一人。(でした)

それなのに、梓さんはたったの一期で、2018年に議員を引退してしまいました。

梓さんが引退の原因に挙げたのは、味方であったはずの地元の支援者からの嫌がらせでした。彼女は当時のフェイスブックで、「私はこの4年間、敵対する党派からの直接的な嫌がらせはほとんどなく、むしろ「リベラル」や「左派」「市民派」を名乗る一部の男性からの攻撃や依存、異様な執着がひどかった。地獄のようだった。50~70代の男性が圧倒的に多かった」と「暴露」。衝撃を受けて、その男たちに怒りを覚えた人も多いでしょう。

取り巻きの支援者たちがヤバかったのはある意味では事実です。あれはつらかったとは思います。

でも、それだけじゃない。梓さんはあたかも、100%被害者ポジションに徹して、お涙頂戴のパフォーマンスを演じてたけど、あれを心から信じてる人は八王子に一人だっているのでしょうか。戦後、何十年もこつこつと生涯をかけて八王子で市民運動を続けてきた女性たちから、渾身の思いで後を託されたのに、たった一期だけで匙を投げるなんて、並大抵の責任感じゃできないですよ。現に今、梓さんがほっぽり出したせいで、八王子から社民党の議席は潰えてしまいました。

梓さんはあのとき、仲間たちの間でどれほどのトラブルメーカーだったか、ネットから高みの見物を決め込んでいる人たちは知らないでしょう。自分のとがった感性(笑)に固執して、経験のある先輩たちと不毛な対立を繰り返し、話し合おうとすらしない。
自分が少しでも注意されるとすぐにブチ切れて、信頼できる人からの真面目な助言にすら耳を貸さない。
他愛もない冗談にすら逆上して、自分が少しでも否定されたと感じると、親密そうだった知り合いも切り捨てて絶縁してしまう。ナチュラル・ボーン・クラッシャー。こんなだから、いまでも彼女を知る多くの女性から心底嫌われてます。

嘘だと思うなら、社民党や八王子の市民運動の知り合いで、今回の炎上の件で佐藤梓さんを応援してくれる人がいるか、探してみてください。断言するけど、一人もいないよ。梓さんとリアルでそれなりに付き合いのあった人で、今も彼女のために親身になってくれる人がいるなら、むしろ私がおしえていただきたい。そんな人いるなら尊敬しますよ。

梓さんのハラスメントによる犠牲者の一人が、市民運動で今も活躍してるあの菱山南帆子さんです。菱山さんは梓さんよりも若くて、運動界隈の男たちからもずっと嫌な目に合ってるはずだけど、今でも平和運動やジェンダー平等のために頑張り続けてます。そんな菱山さんに、梓さんが公然と罵詈雑言を浴びせたことは語り草です。あの界隈で運動をやっていた人ならだれでも知ってると思うけど、ある選挙のときでしたね。梓さんが応援に連れてきた人の言動がやばくて、菱山さんが冷静に注意したんです。まあ当然の流れですよね。その瞬間、梓さんが菱山さんを怒鳴りつけたんです。みんなのいるまえで、延々と。菱山さんはものすごいショックを受けてました。そりゃそうですよね。理性的な指摘をしたら、感情的に反発されて、しかも人前でやられたら、パワーハラスメント以外の何物でもない。菱山さんからしたら、政治的な権力も年齢も上の人物で、もし揉めたりなんかしたら、運動のイメージ低下にもなりかねないから、何も言えない。それ以前に怖かったと思います。

しかも菱山さんと梓さん、それまで本当に超仲良かったんですよ。菱山さんは懸命に議員としての佐藤梓さんを応援してたし、周りと比べればそりゃ年も近いしね。でも、梓さんは些細なことでも自分の「敵」だと認定すると、親しい人でも容赦ない。あとからケアとかフォローなんて絶対にしない。悪いのは自分に文句を言ってくる奴の側だから。

あれ以降、佐藤梓さんと菱山さんの二人が仲良く一緒に運動をしているのを見た人はいないはずです。

梓さんは、自分に向けられた、人からの苦言や助言を一切受け入れられない。耳が痛いことを言う人間はすべて「敵」。それでも彼女に寄り添おうといた親切な人たちは、一人また一人と、彼女から離れて行ってしまいました。彼女のハラスメントに振り回されて、心の病気になってしまった人もすくなくありません。(続く)

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