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ハートストッパーを見た


ネトフリのLGBTQイギリスドラマ。
ゲイであることがばれて虐められている男子高生徒である主人公が、
ラグビー部の1軍男子と恋に落ちて・・・というお話。

今まで見てきたゲイドラマと違う。
圧倒的に陽!お日様のような暖かさのあるゲイドラマ。

風と木の歌がゲイであるがゆえにどこまでも落ちていく話だとしたら、
これは、ゲイであるからこそこうすれば闇落ちを防げるぜ、
という正解をずっと見せてくれる。

ゲイであることを恥じない。周囲も尊重する。
差別主義者こそ異常者として差別される。
人を軽視する人間は謝っても許されない。

これがこれからの価値感・・・・。と思った。
私はここまで巧みに肯定できるだろうか。

もちろんゲイだけでなく、
アセクシャルやトランスのキャラも出てくる。
そして、未成年であるから性描写はない(ちょっとセクシーな部分もあると思うが)腐女子である私は期待していなくもなかったのだが。。。。
作者としてはやおいなんかにみられる、ゲイ=性的というイメージを払拭したい考えがあるそう

いわゆるギークたちが主人公で、ギークたちの青春が描かれる本作において、彼らこそ寛容でLGBTQの理解者と描かれる。

一方ラグビー部のカースト上位者は差別主義者だ。
現実って本当にそうだろうか。

世の創作物はほとんどギークによって作られるので、
ギークフレンドリーになるのはしょうがないのかもしれないけれど。

実際はカースト上位者の方がコミュニュケーション力は強い。

ただ、強者ゆえに、弱者への理解がしづらい所もあるので、
少数派であるLGBTQと融和性が低い部分ものある、のかなあ。。。。

1話30分なのもよくて一気にシーズン2まで見てしまった。
ただ、私は恋愛の話においてカップルがくっつくまでの過程が一番好きなので、(なんならくっつかない方がいい)正直、もう少し飽きてきた。

これはゲイのカップルがどう生き抜くべきかというのを描いた話なので、
その後が長くなるのはしょうがないんだけどね。。。。
生き抜くとかじゃなく、ふつーに生きていける世の中に、なればいいよね。

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