![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/167953823/rectangle_large_type_2_0013b23d67f10af1fa177a857165e644.png?width=1200)
金融資産は心のバリアという話
40代も目前の今、準富裕層くらいの金融資産があり、新NISAを特定口座を崩さずに埋めるまでは会社員を続けようかと考えている。
仕事の内容はまぁ定時に帰っているので楽といえば楽で、給料は日本人の平均年収くらい。
俺が過去に働いていた会社と比べれば比較的ホワイトな環境と言えるが、どんな会社でも人間関係はめんどくさいものである。
ホウレンソウができていないと言う割には細かいことまで報告すると自分で考えろといい、成果物がないという割にはどんな成果物が必要なのか説明しない上司。
こちらによりかかるだけよりかかって、めんどくさいことや責任からは全力で逃げてこちらに丸投げした挙げ句、イチイチ揚げ足をとってくる他部署の管理職。
そんなクソみたいな立ち回りをしたやつが生き残るのが会社ってやつなんだよな。
そしてそこにはホワイトもブラックも殆ど関係ない。大なり小なり人間が集まれば醜いやつが上に立ち、真っ当なやつが損ばかりするものだ。
まぁ俺にはセミリタイアを前倒ししてセミリタイアするだけの金はある。
いつでも辞めれるし、いつでも辞める用意がある。
俺には地位財に魅力なんか感じないし、晴れの日にその辺を散歩しているだけで幸せを感じれる心地の良い生き方をしているので、生活を人質にとることはできない。
そうした立場になると見えてくる景色が違ってくる。
ムカつくことはムカつくが、人間動物園みたいだなって笑えてくるのだ。
きっとこの人たちは会社という檻の中で人生の大半をお山の大将として過ごすんだろうなって。どこか他人事みたいに思えるよ。
これは金融資産がなかった20代の頃には絶対思えなかったね。
当時は毎日こんな生活あと40年も続けるのか・・・って絶望してたから。
お金は使わなきゃ意味ないなんて言う人がいるが、そんなことはないよ。
お金は持っているだけで心のバリアになる。
ほとんど使わずに墓に入って国に返しても、もっと使えばよかったなんて多分思わないな。
いつでも会社員を降りることができる。その余裕が何よりもお金で得たものだと思っている。