求職活動支援セミナーで自分を知る
昨日、今日と東京しごとセンターでミドルコーナーの求職活動支援セミナーを受講してみた。私はこの歳になって初めてきちんと就職活動の基本的ステップを知った。これは……大学在学中にちゃんと就活を学ばなかった証拠だ!恥ずかしい(><)!!
就職活動を成功させるために
手始めに、就活において「目標や計画があいまい」ではスタートできないということだ。スタートラインに立つための基本の「き」は『自分と相手を知ること』だ。でも、まずは『自分を知ること』。
うわぁ。これが一番苦手だ。でも、このセミナーを受講して自分と向き合えた。求職者や求職生だけじゃなくて、人は皆、定期的に立ち止まって自分を見つめる時間を持ったほうが良いと思った。立ち位置を常に確認して修正しながら自分の人生を進めて行くほうが、後悔の少ない満足した人生が送れるのではないだろうか?
1回目の講師がとても素晴らしい人で、私はすごく惹きこまれた。説明の仕方、事例の出し方、受講生をおもんばかった配慮のある授業の進め方すべてにおいて知的さを感じさせてくれる講師だった。素晴らしかった!!この人についていきたいとまで思った(笑)。
人生で尊敬できる人に、あなたは何人会えましたか?
私は友達になる人は、全員何らかの点で尊敬している。でも、学生の頃の自分より、半世紀生きた今の自分のほうが尊敬できる人を見つけやすく、憧れ度が高い。人的に熟している人が多くなってくるからかな?尊敬できる人に出会えると『生きていて良かった』と心底思う。だから、今回は本当に幸せ♡♡
キャリアアンカーとは
で、その先生は「エドガー・ヘンリー・シャイン」というアメリカの心理学者の話をしてくれた。自分を知るために「興味・関心(自分の本音)」と「価値観(譲れない条件)」の確認が重要であり、これが「キャリアアンカー」の概念である。
人生を「航海」にたとえ、自分を「舟」にたとえ、舟が潮目で流されてしまわないように、将来に渡って軸となるもの、どうしても犠牲にしたくないもの、それがキャリアにおけるアンカー(船の錨)であるとのこと。
キャリアアンカーを見つけることが、最重要課題だ!
先生は日本の登山家で初めてエベレストに登頂した「植村直己」さんを例にあげ、彼のキャリアアンカーは『純粋な挑戦』だと話された。この事例は就活セミナーにおいて、正直なじまないと思った。
この教室にいるほとんどの人が生活費を稼ぐために就職しようと、少しでも給料の良い条件のところへ就職しようと思っているような場所で、大変失礼だけれども登山家は、どれだけ稼げるのだろう?と率直に思った。
でも、その『純粋な挑戦』という事例を出すほどに、キャリアアンカーは人生において大切なんだ!!キャリアアンカーをあっさり見つけて、天職にして働いている人もいれば、バイトを掛け持ちして生活費をやり繰りしながらキャリアアンカーを譲らない人もいる。そして、キャリアアンカーを特に意識せず、働いている方もきっと大勢いる。
やり残してきたことがキャリアアンカーだったかも
でも、私は無意識にもキャリアアンカーを求めて立ち止まってしまった。私のキャリアアンカーは何だろう?でも、実は今日、見つけた!!Webライターと並行してやっていけたら良いなと思うけど(⌒∇⌒)。
キャリアって、洋服と似てるのかもしれない。好きな洋服を集めているうちに、自分のコーディネイトはおのずと決まってくる。統一感のあるものになってくる。それぞれが相乗効果を出すから、決まるスタイルも増えてくるよね。
『自分の好き』を大切にしよう。やっと少しずつ自分に優しくなれてきている気がする。自分に優しくなれる環境があることに感謝♡♡
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