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最初で最後のファミリーラン

母が職場で知ったリレーマラソン。最初は嫌々出場していたけれども、このおかげでいつの間にか、マラソンを週に2回走る習慣がついたり、フルマラソンに出場できたりと、それなりに良いこともあった。

と、ここで急に思いついた家族マラソン。そういえば、来年は次男が就職で家を出るかもしれない。そうすると家族全員そろっていられるのも今のうちだ……と急に感慨深くなった母。

突如全員の予定を合わせてファミリーラン出場へ。母の思いつきは、時にファミリーを震撼させるのである。

第14回ゆりかもめリレーマラソン(2024/11/17)

当日は11月にしては暑いほどの快晴。晴れ女母さんのおかげだよ♪家族には大ブーイングのファミリーランのため、この日に向けては、誰も真剣に練習していた人はいなかったという(苦笑)

強いて言えば、長男が1週間前に2回ほど走り込み、次男にいたっては0回、三男と長女は前日に1回ちょろっと走っただけ。父は、万年ランナーなので、大丈夫。母は週2回女なので、なんとかイケるだろう……。

走順

今回の「ゆりかもめリレーマラソン」は1週1.3キロ。最終ランナーだけ、1.2キロ。ということで、走順は家族会議で前日に決定。下記の通り↓

  1. パパ(過去にハーフマラソン、30キロマラソン経験者、週3回ランナー)

  2. 長男(資格試験のため、2年近く引きこもり。その間、運動せず)

  3. 三男(コロナ禍に目覚めたブートキャンプを時折しているのみ)

  4. ママ(3月まではフルマラソン練習をしていたが、その後週2回ランナー)

  5. 次男(ギフテッドの筋肉を持ち合わせているだけで、ほぼ運動せず)

  6. 長女(バスケ部、走り込みは特にしていない。アンカーのため1.2キロ)

パパが4週、長男、次男、三男は3週、ママが2週、長女が1週。
かなり、この週数については、家族からのブーイングが激しく💦
言い出しっぺが2週とか、ありえないの騒ぎで💦

まぁ、まぁ、老女にそんなに冷たく当たるものでもなかろうと、家族をたしなめ、いざ出陣!!応援団長としておばあちゃんも一緒に同行。

一致団結!!

パパが先頭で本当に良かった。一斉にスタートする走者たち。スピードが速いのなんのって。人のペースに巻き込まれていたら、自分のペースが守れず早々にダウンする。なので、冷静沈着なマラソン大好きパパがひとまず我が家をリード。

それに続き、まじめ一筋長男。途中10回くらい吐きそうになりながらも、腰に手を当て無理やり3週こなす。走り終わった後、大変だったと愚痴多し。

1週5分くらいのため、タイム計測者以外の家族も必死になって声援を送る。

続いて、三男。余裕に見える走りっぷり。これはもう少し本気出せるだろうレベル。三男の性格上、仕方ない。とにかく慎重。余裕を残すタイプ。

続いてママ。ランナー用アプリのTATTAの記録し忘れ、走りながら操作していたので、ペースをやや乱しながらのスタート。2週目死ぬかと思った。次男にタスキを渡した途端、レジャーシートにうつ伏せで5分動けず……。

次男もやたら1週目が速いが、やっぱり徐々にタイムは遅れた。次男の計画性の無さがここで露呈するも、とにかく最初は頑張り屋さん。

最後、長女。家族全員の思いを乗せて、軽やかに走り去る。頼んだ、長女よ!長女も余力を残していたらしく最後はラストスパートかけて華麗にゴール!!!!!

でも、お互いが必死になっているのを見るのは初めてじゃないだろうか。
母はとってもとっても感動!!
これは完全に母のためのメモリーラン♪ みんな、ありがと~!!

結果発表☆☆

結果は、120チーム中、87位。ファミリーの部、5組中3位!
ということで、なんと、3位の表彰を受けた☆☆☆驚き桃の木山椒の木!
走者分の表彰状と、ビール等飲料をいただいた。(参加証は走者分のミニトートバッグ)

みんな疲れ果てていたけれども、お天気に恵まれ、意外な好成績に爽快感も加わったのでは?と勝手に良い方向に解釈していた母であった。

家族で汗かきかき走り切ってタスキをつないだ思い出はきっと、彼らの今後の人生に役立つはず!(タスキは各チームが用意するとのことで、母の手作り。)

淡すぎる期待を胸に、帰りにはみんなで温泉により、焼肉を食べて満足して帰った。いやはや、おいしい焼肉でござった♪ 
帰宅した途端、倒れこみ二度と起きてこなかった次男。

三男はぶつぶつ「絶対、もう走らない」とか文句たれていたけど、そんなことはお構いなしの母であった。長男と長女は割かし元気だったね。本当に誰もケガしなかったし、良かった良かった。

各自のベストタイム(1Kあたり)

一位 パパ 4分12秒
二位 三男 4分14秒
三位 次男 4分37秒
四位 長女 4分49秒
五位 長男 4分55秒
六位 ママ 5分18秒

あはは。やっぱりね、ママが一番遅いよね。だから、2週で良かったのよ♪

本日のまとめ

今年はたくさんの母の願いが叶った年。こんなに叶った年はないのではないだろうか?その一つがこの最初できっと最後のファミリーラン。いつもそんなに仲良しでいるわけではない家族だけど、一致団結する機会を設けられたことは、本当に良かった。頑張った甲斐があった。

私はパパと違って、マラソンが好きなわけでも趣味なわけでもない。なんとなく走り始めてしまったので、後に引けなくなっただけだ。そして、健康のために走り続けようと思っているだけだ。なので、寒い日に走るのは本当に辛い。

でも、長女がまさかの「ママ、良かったら一緒に走るよ♪」と、マラソン大会後、声をかけてくれた。嬉しい~☆☆走るのって爽快感あるよね。達成感あるよね。走ることの楽しみをちょっと見つけてくれたんだね!

マラソンを頑張る人たちも目にできて、マラソン大会という世界もあるということを知ってもらって、体験してもらえて、それだけでも本当に良かった。まだ、もう少しマラソン頑張って続けようかな。


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