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『五〇歳からの勉強法』から学んだことPart2

本日は昨日の続きです。
読んだ本はその時、感動して感銘を受けても、私は内容をすぐ忘れてしまうんです。

メモを取って事あるごとに見返して、意識して行動に移していかないと習慣にならないということですね。ここに記載してあることは、個人的なメモで恐縮ですが、noteを読んでくださっている皆様のためにも有益になればと思います。

また、習慣化はすごく難しいです。いろんな事を習慣化するのには時間的限界があるような気がしますが、心の習慣は意識づけまでをひとまず頑張ろうと思います。


うつや将来不安にどう対応するか?

『50歳からの勉強を妨げる要因の一つに「うつ」がある。女性はもちろん男性も更年期障害が始まり、ホルモンバランスが崩れ、体力の低下や老化現象を実感する頃であるのに加え、仕事でも私生活でも様々な面で変化が訪れる時期。』とのことです。

『現役の人生が残り少ないことに気づき、ある人は悔やみ、ある人は自分の健康や将来の生活に不安を感じるからかもしれない。』

この言葉がかなり刺さりました。
完全に更年期障害の波に自分が飲まれているものと考えられます。
うすうす気づいてはいたんですが。

今までの自分ではない異なる自分が、自分の中に湧いてきていると、客観的に感じていたからです。どう考えても今までの自分ではない思想が出てくるのを、抑えきれない自分がいます。(思いのままに行動したい等の気持ちです。)

『さらに老化による免疫機能の衰えも影響する。最近の精神神経免疫学の考え方では、精神状態と免疫機能の相関関係が注目されている。』とのこと。

『一般に免疫機能は不快な体験によって低下し、快い体験によって活性化するとされているが、逆に免疫機能が落ちるとうつになりやすく、免疫機能が高いと精神状態も良好でいやすいことがわかってきた。』とのこと。

45歳頃から顕著に不快な体験をしてきたような気がします。いや、不快な体験を流せなくなってきたといった方が正しいかもしれません。嫌な言葉や嫌な対応をしてくる人とは、まともに付き合わないのが一番だと良く諭されてきたものです。

「右から左へ通すのよ」
「嫌な人の前では死んだフリをするの」
「全部まともに正面から受けてたら身がもたないわよ」

上記の事が出来ない、女優になれないことを幼い自分だと認識しています。
思った事が顔に出てしまっていると思います。自分に正直に生きた方が良いと言われる一方で、仮面をかぶる必要もあるのだという現実の狭間で苦しく思っています。

仮面を被れば、その人達は近づいてきてしまいます。
無用に近づかれて気持ちや時間を搾取されるのは嫌です。とても難しいです。皆さんはどうされているのでしょうか……。

うつを予防する二つの方法

『一つは食生活と日光、日に当たることである。ともにセロトニンを増やしていくことが目的だ。』

セロトニンとは、脳内の神経伝達物質の一つで、気分や感情、睡眠、食欲、体温調節などに関与しています。しばしば「幸せホルモン」とも呼ばれ、精神的な安定や幸福感を促進する役割を果たします。

今、私は生活水準を少し落としてでも、自分が幸せになる時間を増やしたいと思っています。『幸せホルモン』増やしたいです!心の底から♡♡

『もう一つは、ものの考え方、見方を変えていくこと。それによって不快な体験を減らし、快い体験を増やしていくことだ。そもそも快・不快は主観的なものなので、ものの味方を変えることが出来れば、不快な状況にいても、快と思うことさえできるはずなのだ。』

『かくあるべし思考』から『別の道もあるさ』という考え方へ。

う~ん。『こうあるべき』とべき思考になっている感覚は無いのですが、『別の道もあるさ』という思考はあまり取ってこなかったかもしれません。昭和生まれのせいか『別の道』はその問題から『逃げ』ているような印象があるのです。

元来が真面目すぎるのかもしれません。でも、まだ迷いがあります。ただ、今回の退職に関しては『恵まれた仕事からほかの道へ行くことは逃げだ』という考えがこびりついていて、長年自分を苦しめていたのは確かです。

引退後も人が寄ってくる人生こそが豊か

幸福な人生。
それは人とともにある人生だと思うと著者は述べている。

『そのためには、面白い人と言われるようになることを目指すべきだ。優秀な人、すごい人ではなくて、面白い人。そのためにも、人と違った視点を持つこと。そして、人を楽しませるために使うお金はケチらないこと。老後というのは、むしろこれまで蓄えてきたお金を使う年代だと思っておくべきだ。』

私は人が大好きです。人といっても自分の大切な人です。
その人のために、尽くそうと思うようになってきたお年頃です。
限られた時間の中で、自分の大切な人を大切にしたい。

そのために、面白い人になるという考え方は大賛成です。笑いは人の免疫力を向上させます。笑いを取ってみんなで健康になりたいです。人が笑ってくれると自分も嬉しいです。その人と共有した時間そのものも愛おしくなります。

真剣に「お笑い」とか「落語」とか習おうかと思った時期も一瞬だけでしたけど、ありました(笑)一瞬だけです。(笑)

そして、人を楽しませるために使うお金はケチらないという考え方にも納得です。「気前が良い」というのと、「ケチらない」ということはイコールでは無いとは思いますが。

金額の事だけではなく、大切な人と過ごす時間を増やすということかなとも解釈しています。また、よくお小遣いはこれだけだけど、本代だったらいくらでも出すよというご家庭もあるかと思うのですが、そんな感じですかね。

とりとめのない話になってしまいましたが、有益なことはたくさん記載されています。ご興味のある方はぜひ読んでいただければと思います。

また、Amazonkindleは、自分の気に入った個所に下線が引けるので、後からポイントを読み返すのにとても便利です。

今回は下線を引いた個所をピックアップしてみました。
どなたかのお役に立てれば幸いです。


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