My birthday💖
今日は、私の年に一度の誕生日だ。
歳を取るにつれ、一歳ずつ増えていくのが
恐怖になる人もいるらしいが、
24歳の私はまだそのような実感はしていない。
ただ、今年の誕生日はある意味恐怖から
始まったのである。
本当のところは、
8月7日の0時には寝ているはずだったのだが
どうしてもワクワク感で寝られなく
0時に自らハッピーバースデーと自分で自分を
祝うカタチとなったのは、初の試みだった。
そして、その後のこと。
「ガラガラガッシャーーーーーーン」
と天が強い怒りを示しているのであるかと
思うような激しい雷の音で2024年24歳の
誕生日が始まったのである。
そして、カーテンの隙間からは
「ピカーん」
と眩しい光が見え
幼い頃はジェットコースターや着ぐるみなど
恐怖でいっぱいになる出来事を
克服して生きてきたのにも関わらず
さすがに恐怖に怯えた。
まずは、防災グッズを抱き抱える。
それでも、しつこくしつこく雷は鳴り止まない。
数分うずくまっていると誰かの足音が聞こえる。
ますます怖くなった。
その時、部屋の扉が開いた。
顔を上げるとお母さんが愛犬を抱き抱えて
私の部屋に来てくれた。
防災グッズを抱き抱えいる私を見て
腹の底から笑われ、
誕生日のことなども一切忘れていたのだが、
お母さんが心配して来てくれたので
少し安心した。
お母さんが私の部屋の電気を消し
安心して目を瞑ると
気づいたら朝になっていた。
今日は一日空いていて
もともとお母さんと映画を観る予定であったので
メイクやオシャレなど身支度して
家から一番近くの映画館に向かった。
最近は、いい映画が揃っている為
優柔不断な私は迷いに迷ったが
子供の頃から好きだったディズニー映画の
「インサイドヘッド2」
を観ることにした。
インサイドヘッド2の予告にも出てくるのだが
シンパイやイイナー、ダリィ、ハズカシ
の感情の仲間たちも増え
幼かったライリー中が
少しずつ変化していく物語だった。
私のお気に入りはハズカシだ。
凄く大きな体をしているのに
すぐ恥ずかしくなってパーカーに
隠れてしまうのが可愛いと感じた。
また、エンドソングである
世界の終わりの“プレゼント”という曲が
ディズニー映画となかなかマッチしていて
穏やかな気持ちになった。
映画を最後まで見届けて、車に向かった。
もう12時を過ぎていたので
昼ごはんを食べることにした。
少し離れたところにららぽーとがあったので
世界の終わりの曲を車の中で流しながら
ららぽーとに向かうことにした。
ディズニー映画も世界の終わりの曲も
創造性が豊かで人間があらゆる架空のものを
想像し、映画や曲で表現することって
ユーモアがあり素晴らしいことだと思う。
ららぽーとに無事到着すると、
レストランコーナーへと向かった。
レストランコーナーに入って1番目の前に
トンカツ屋さんがあった。
あまり混んでいる様子もなく、
誕生日にゲン担ぎも悪くないなあと思い
トンカツ屋さんに決めた。
入ってメニューを見ると、
ロースカツやヒレカツ、エビフライ、カキフライ
などのメニューがあり
私はロースカツの黒豚に決めた。
お母さんはというとヒレカツとロースカツの
ミックスにしていた。
そのトンカツ屋さんは
最初は塩で、
その後はゴマを擦ってタレと混ぜて
召し上がることをお勧めしていた。
誕生日にちゃんとしたものを食べられる贅沢感を
覚えながら、
一所懸命にゴマを擦ってタレと混ぜる段階の
工程を食べる前にお母さんとやった。
数分後、私のロースカツから来たのだが、
ロースカツよりも15センチ程の山盛り沢山の
千切りキャベツに目がいった。
その千切りキャベツに
ドレッシングをかけている時に
お母さんのヒレとロースのミックスが来た。
一緒に手を合わせて頂きますをし、
ご飯、味噌汁、おしんこもセットだったので
お味噌汁から頂いた。
少し疲れている時のお味噌汁は
体に染み渡り、シジミがいい味を出す。
その後のキャベツはほんのり甘みがあり
そして主役のカツを最初は塩をつけて頂く。
サクッという食感がちゃんと音に聞こえて
ジューシーなのにも関わらずそこまでくどくない
のが好感を抱く。
その後の白ごはんももちっとしていて
言葉に表せない。
美味しいを通り過ぎ無意識に食べ勧めていると、
最後ロースカツが2切れ余ったところで
一旦休憩をはさむ。
少し、間を開けた後またロースカツを箸で挟み
口の中まで運ぶ。
最後の2切れが1番油が乗っていて美味しいのだと
いうのが今日の教訓だ。
お口の中が幸せいっぱい広がったところで
ご馳走様をした。
ご飯を食べた後は、ショッピングをした。
食欲と睡眠欲はあるのだが、
現在働いていない私はこんな誕生日の日でさえも
お金を使うことが勿体無いと思い
自分のお金を使うことに躊躇してしまう。
働いていた時は
かなり豪快に物を購入していたのだが
近頃は、ケチを通り越し物欲も無くなって来た。
母もショッピングしたい欲も無かったので
スーパーで今晩の買い物をする事にした。
普段はアルコールゼロを飲んでいる私なのだが
今日は特別な誕生日ということでお許しをもらい
いつもは酎ハイやビールなどを選ぶのだが
せっかくの誕生日ならほんの少し贅沢気分を
味わいたくなり
5%の缶ビールのワインのソーダ割りを
買ってもらった。
その他に、フルーツやサラダ、おつまみを買って
楽しみにしていたサーティワンのお店に向かう。
ホールのサーティワンアイスケーキを受け取り
家に帰ったらまたもや急に雷が鳴り始めた。
そこまでも悪いことをした覚えはないのだが、
少し説教された気持ちになる。
無職でペーペーな暮らしている私への
カツなのであるか。
雷くらいのお腹の音が鳴ったところで
雨がより一層強くなった。
お母さんがお姉ちゃんとお父さんを迎えに行くと
言い、家を出て行ってしまった。
愛犬と2人になったのだが、
愛犬は雷に動じず、ドシっとしている。
やはり以前に「ずぶとい犬」という
あだ名を付けたのだが、そのまんまの犬だ。
愛犬のこまちを見ていると、
私まで動じなくなった。
ガチャっと玄関から音が聞こえ、
愛犬が「ワンワン」と反応する。
お父さんと姉がずぶ濡れになって帰って来た。
流石にすぐお風呂に入らないと風邪を引くので
姉父の順にお風呂に入っている間に
ご飯の準備を進めた。
ひと段落して、やっと缶のお酒で乾杯ができる。
私は、1番下の末っ子なので1番低い位置で
乾杯をした。
夏野菜のきゅうり、とうもろこし、
格安で売っていたカツオ、手羽先、すな肝
を缶のワインと共に頂く。
旬のものはみずみずしく、
健康でいられる秘訣なのだろう。
どれもワインに合う丁度いいおつまみとなった。
そして待ちに待った
サーティワンアイスケーキの登場🍰
昨日も記事にしたのだが
ラプンツェルを食べると
自分と約束をしていたので
その約束通りラプンツェルのピースを頂いた。
アイスケーキを頂く前に、24歳の抱負を聞かれ
「ラプンツェルのように髪を伸ばします」
とこの間髪をベリーショートに
切ったばっかりなのだが、
そう宣言した。
ラプンツェルのピースのアイスケーキは
ベリーが中に入っていてそのベリーが
甘酸っぱくて子供心に私を戻してくれる。
海外のお菓子のような味なのだが、
たまには子供のトキメキの心を解放させると
ハッピーな気持ちになれる。
子供心で頬張るアイスケーキと
大人気分で呑むワインは
ミスマッチだと思い込んでいたが、
案外相性のいいものだ。
どちらにしろ優雅な気持ちにさせてくれた。
久しぶりなアルコールに酔い浸りながら
記事を書くのだが、
今日から立秋という
暦上の秋の始まりなのだそうだ。
立秋の翌日からの暑さは「残暑」と
呼ばれているそうで、
秋の始まりと言ってもまだまだ厳しい暑さは続き
どちらかというと真夏っ盛りという印象なのだが
暑さにはくれぐれも気をつけて熱中症対策を
完備し毎日を快適に過ごしていきたい。
歩実