人間関係に疲れたら清掃でリフレッシュしよう

私は仕事上、現場スタッフさんとある程度長い時間お話しをすることがあります。その内容は業務上において【①良い②良くない③どちらでもない】のいづれかですが、「面白い話し」になるのは大概③の場合、いわゆる「余談」というものです。
先日、私が所属するビルメンテナンス業界(ビルクリーニング)に介護業界(ヘルパー)から転職して来られた方とお話しする機会がありましたので、その余談部分を少しご紹介します。


余談

Q「辞めた理由はなんなの?」
A「人間関係です」
これ、ありきたりな回答ですが、どの業界も多いですね。

Q「なんで介護業界の人は人間関係での転職理由が多いの?」
A「介助にはそれぞれ役割があり、チームワークが必要なんです」
Q「つまり、どーしても合わない人ともコミュニケーションをせんといけんってことだね?」
A「そうそう(笑)」

数字を見てみると


厚生労働省「令和5年雇用動向調査結果の概況」参照
公益財団法人介護労働安定センター「2023年度介護労働実態調査」参照

・介護業界の離職率は全産業と比べ遜色ないが、離職理由は職場の人間関係が全産業と比較して多いようです。
→先の方がおっしゃるように、介護業界は人間関係において他の業界と比べて特異な環境のようです。

・介護業界の離職率については、2018年15,4%→2023年13,1%と大きく改善していました。
→介護業界でも職場環境の改善に注力し、人手不足に対処していることが伺えます。

裏取り

これまで、介護業界の離職率やその理由について肌感覚で感じていたことが概ね合ってはいましたが、こうやって数字で示すことは必要ですね。
ミクロ的にはなりますが、今度話すときは「前職で職場環境は何か改善されたのか?」と聞いてみようと思います。





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