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はるひ公募絵画展アーカイブ1999-2021絵描きと共に

清須市はるひ美術館で開催中の『はるひ公募絵画展アーカイブ1999-2021絵描きと共に』を見に行きました。
日中、家でゴロゴロしながら読書を楽しみ、ようやく重い腰を上げたのが夕方。19時まで空いているので、夕方からでもふらっと行けるのが嬉しいです。

清須市はるひ美術館では、絵画の公募展を定期的に開催していたそう。

1999年4月、当館の開館とともにスタートした絵画の公募展「夢広場はるひ絵画展」。第2回から「夢広場はるひ絵画ビエンナーレ」、第6回より「はるひ絵画トリエンナーレ」と名称を変えて継続してきたこの公募展は、2021年の第10回をもって休止となりました。
これまでの応募点数は合計6,091点、応募者数はのべ3,761人。初回から全国より絵画作品が集まり、回を重ねるごとに応募点数・応募者数は増え、中京圏における若手作家の登竜門と呼ばれるまでにその名は広まりました。また、同時に「新たな才能の発掘と育成」を目指し、公募展の受賞者・入選者の中から厳選して個展をおこなう機会も設けてきました。こうした取り組みは当館を特徴づける上でも役割を担ってきたと言えます。

清須市はるひ美術館HPより

今回の展覧会は各回の受賞作品と公募展を紹介する新聞記事等で歴史を振り返るものでした。
第6回までは『春』をテーマにした作品を募集していたそうです。

気になった作品をご紹介。
(※写真撮影OKでしたが、私的利用の範囲内で…とあったので画像は公式HPからの引用です)

まずは第一回の大賞受賞作。犬の顔を描かないのはなぜ?と思った後、足元の桜の花びらに気づき「春だ!」となった。
タイトルが「犬の力」なのはなんでだろう。もしかしてシーソーに乗ってるのかな、左下の桜の花びらの塊は犬が乗ったことでシーソーから落ちたのかな…と勝手な想像中。

原田章生《犬の力》

一番印象に残ったのが次の作品。
フェンスの中に囲われているのは少女たちなのか、それとも木々のほうか。少女たちの表情は分かりませんが私にはバレリーナのように楽しそうに踊っているように見えて、フェンスの外に脱出しようとしているのか、立入禁止の森の中に遊びに行こうとしているのかどっちだろうと想像を巡らせました。タイトルの意味も解説してほしい…。

上田暁子《世界は大きな花束でもある》

他にも気になったのは、
〇吉本作次さんの『春終日』
 特徴的な丸みのある線で描かれた穏やかな海は、手を伸ばしたくなるような優しい作品でした。
〇福嶋さくらさんの『stolen landscape』
砂漠に青々とした葉っぱが描かれている一方、鉢植えのチューリップは白やシルバーで描かれており、そこだけ色褪せているんですが、実はそのチューリップはキャンバスに刺繍されていました!全く思いもしない表現方法にビックリしました。

清須市はるひ美術館は小さな美術館ですが、開館とともに公募展をスタートし、第10回で休止するまでずっと続けてきたというのは、とても大変なことだったと思います。そのおかげで新たな作家さんと出会い、素敵な作品を見ることができたのは幸せなことだと思いました。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました🌷

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