催眠のかかりかた
【催眠ってかかるものなの?】
私は催眠ってみんなかかるものだと思っています
催眠って話術だし、説得なんだろうなって思っています
なので、かからないっていうのは「術師さんの指示がわかりにくいだけ」というのと「術師さんの指示に集中できない」ということなのかと思っています。
つまり、術師さんと被検者さんの間に言葉が通じていればかかるというのが私の催眠に関する理解です。
【催眠にかからない原因】
私は催眠にかからない原因としては下記の3点になると考えてます。
術師さんの言うことに理解が及ばない
術師さんの言うことに集中できない
体調が優れない
これらのことを踏まえて、まずは体調を優先するのがいいですね。
あとは術師さんのいう事に理解が及ばない、というのもあります。
具体的には「術師さんの言葉を上手くイメージできない」とか「術師さんのスクリプトが把握できない」といった術師起因が多いかと思います
この時に「術師さんの言うことがわからない私が悪い」のではなく、「ちゃんと伝えるように言わない術師が悪い」なのです
また術師さんの言うことに集中できない、というのは「集中できない自分が悪い」のではなく「集中できるように声掛けしない(間延びする)術師が悪い」のです
なので催眠にかからない(かかりにくい)原因としては「術師が悪い」となります
外で食べるごはんがおいしく感じられないのと一緒かもですね
【催眠にかかるときのコツ】
わたしが実際にかけてもらう時、よくやるのは「相手の言葉を復唱する」というのと「イメージを自分が作ってしまう」です。
自己暗示でかかっていくスタイルですね
というのも、他者催眠は自己催眠の延長戦にあるのではないか、と思っているからです
自己暗示をするにあたっては、相手の言葉を借りるのは良い助けになります
自己暗示ですと次に何をするか、というのは確実にわかるのですが、それを他人の手を借りてするとよりかかりやすくなるかと思います
つまり、相手の言葉を自分の言葉にしてしまう(頭の中で復唱する)ことで、自己暗示にするのです
また、相手の与えてくるイメージではなく自分のペースでイメージすることで迷いを無くして自分への説得性とか納得性を高めることができます
そうやって体よく自分の認識を「騙す」ことができればよりかかりやすくなります
またかかった感覚というのは、最初はとても小さいものです
そのため自分の身体の変化に対して敏感になることも大事です
相手の言葉を受け取り、自分の中で受け止めて、その反応を楽しむ
この流れで催眠にかかる、という感覚を楽しむことができると思います
ある程度かかるようになったら、無意識にできている証拠です
より楽しく暗示を楽しみましょう
ヤバい人にあったらどうするか、についてはまた別の機会に