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催眠にかかるということ
催眠に初めてかかる時やかけてもらった時、自分はかかりにくいんじゃないか、とか思うことはありますか?
もし自分がかかりにくい、ということを考えている方がいたらそれは違うと思います。
【かかりにくさの誤解】
私の経験で催眠がかかりにくいと言われている時に
・理屈っぽい
・疑り深い
・真面目にしていない
ということを言われる方がいらっしゃいます。
ですけど私の考える催眠に「かかる」ということを踏まえると、かかりにくさは全て術師が原因だと思います。
【私の考える催眠】
私が考える催眠というのは、
術師さん(掛け手さん)が自分の考えている状態になってもらうように説得して、被験者さん(掛かり手さん)がそれを納得して協力すること
だと思っています。
独自解釈なので、きっと諸先輩方からは鋭いご指摘もあるかと思います。
ですけど、かかるーかけられるの状況で実際に行われていることは、術師さんが被験者さんにしていることはきっとそういうことなんだろうな、と思っています。
もちろん「運動支配」や「感情支配」などの段階があるのは聞いたことがありますが、それよりもまずは相手に納得してもらえること、なのかと思います。
そして納得を進めていくには段階があって、その達成率を〇〇支配、としているのかと考えています。
【かかりにくさの正体】
これも学問的であったり、経験が深い人から怒られるかもしれませんが、かかりにくさというのは
・言ってることが理解できない(相手の指示の粒度が粗い)
・指示を受け入れることへの抵抗がある(変化に対する羞恥心がある)
・相手の指示が受け入れられない(相手への信頼が低い)
ということかと思います。
【かかるためには】
じゃあかかるためにはどうすればいいの?ということですが、それは寄り添ってくれる術師さんに出会うだけです。
あなたには一切責任はありません、掛ける方がいかに掛けていくかと考える事なのです。
唯一できることは「かかったふりをしない(忖度しない)」ということです
かかってないときは「かかってません」、疑問に思った時は「それはわからなかったです」とハッキリ言ってあげることが、お互いのためです。
それで不機嫌になるような方とはお付き合いを考えた方がお互いのためにも良いと思います。