就活生必見!人材業界ってどんな業界?
こんにちは!株式会社クイック 新卒採用担当です!
今回の記事では、「人材業界ならではの魅力は?」「ぶっちゃけ将来性は?」といった疑問にお答えしていきます。
人材業界に興味がある方はもちろん、漠然と人や無形商材と関わりたいけど自分に合った業界がわからない、という方はぜひ最後までご覧ください!
人材業界ってどんな業界?
ざっくり表現すると、「ヒト」「モノ」「カネ」「情報」という経営の4大資源のなかでも、「ヒト」の側面から課題解決する業界です。
就活を始めるまで聞いたことがなかった、という方も多いかと思いますが、実は市場規模は約10兆円(※1)と言われており、皆さんの生活において馴染み深いアパレル業界や広告業界を大きく上回るほどの規模です。
雇用構造の急激な変動に伴い、企業と人材をつなぐ役割として人材業界のビジネスのニーズは年々高まっています。
では、「ヒト」に向き合う業界ならではの魅力はどこにあるのでしょうか?
※1 株式会社矢野経済研究所 『2023年版 人材ビジネスの現状と展望 PART1 総合人材サービス編 調査結果サマリー』
人材業界ならではの魅力は?
・企業のトップや経営層と対峙する機会が多い
人材業界で主に対峙するのは、BtoBにおいては企業のトップや経営層・人事部。BtoCにおいては仕事を探している求職者です。
経営者の考え方や企業の戦略について触れる機会にも恵まれる一方で、我々もプロとして価値を発揮するために絶えず業界・事業・企業・仕事についての勉強が必要ですが、その分自己成長に繋げることができます。
また、顧客のニーズを理解するためにも、表面的な意見だけでなく相手(法人・個人)の根っこにある価値観や考え方(理念・文化風土など)に触れる必要もあります。 初対面ではなかなか話さないような原体験や、事業に対するこだわりを知ることができ、自分の価値観も広げることができます。
・自分自身が価値になる仕事
機械や食品など目に見える有形商材とは異なり、人材ビジネスは目に見えない情報やサービスを扱う仕事です。
言い換えれば、貴方の人柄、思考、コミュニケーション、企画、つまり貴方自身が価値となり、お客様(経営者・人事・採用担当の方)からご依頼をいただくビジネスです。
さらに企業の採用や経営、個人の人生には正解がありません。
顧客が抱えているニーズは千差万別のため、単純なパッケージやフレームワークだけで解決できない要素も多く、どんな人がその案件に関わるか次第で、提案内容は異なります。
だからこそ、AIに取って代わられない「自分にしか出来ない仕事」が実現でき、顧客の課題解決に貢献できた際はこの上ない手応えを実感できます。
・社会的影響力の大きさを実感できる
「ヒト」は唯一全ての経営資源を生み出し、動かせる資源。
「採用」は企業の心臓部といっても過言ではありません。
たった1人~数人の採用であっても、顧客にとっては数億~数十億円のリターンを生み出し、その先の社会へ大きな影響を与える可能性さえ秘めています。 (実例はぜひ採用イベントや面接で現場社員に聞いてみてください!)
採用によって会社や事業が成長していく姿に伴走でき、社会にダイレクトに影響を与えることができるという点で他の仕事にはない大きな魅力の一つです。
ぶっちゃけ成長性は?
「ヒト」を扱う業界と聞いて、「少子高齢化のこの時代でやっていけるのか?」「人材業界のニーズは減っていくばかりでは?」と疑問に思った方もいるかもしれません。 しかし実態はその逆です。
近年、生産年齢人口の縮小とITの発展により、さまざまな仕事がAIに代替されるようになりました。単純作業はITにより省略化されていく一方で、今後はAIでは代替できないような企画発想力や創造性が求められるため(※2)、そういった専門性や技術力が試される職種の採用需要は高まることが予想されます。
また、個人にとっても働き方が多様化していき、今や転職が当たり前の時代です。 皆さんもテレビで転職支援サービスのCMを目の辺りにすることも多いのではないでしょうか。
今や様々な企業が便利な採用・転職支援ツールを生み出していますが、 採用需要の高まりに伴う雇用形態の多様化に加え、個人の価値観や希望条件も多様化し、本質的なマッチングを実現する難易度は上がっています。
だからこそ、人材・採用領域のプロとして我々人材業界が価値を発揮できる余白は伸び続け、業界全体の売上は増加していくことが期待されます!(※3)
※2 総務省『情報通信白書』
※3 株式会社矢野経済研究所 『2030年の人材サービス・アウトソーシング市場に関する調査』
まとめ
今回は人材業界の魅力についてまとめました。
ただ、一口に「人材業界」と言っても、人材紹介や求人広告など、その実態や仕事内容は多岐にわたります。
クイックにおいても事業部によって職種やビジネスモデルが異なりますので、今後は事業部毎の特徴についても触れていく予定です。
今回の記事が少しでも皆さんの就活に役立てるヒントになれば幸いです!