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「永久機関」と「標準医療」

永久機関とは:外部からエネルギーを受けることなく、仕事をし続けることのできる装置(動画内より引用)

 一見永久に動き続けるような夢のような装置。だけど実はそれは現実的にはありえない。ただ残念なことに専門外、というか物理の基礎がなってない僕みたい人からすれば「ありえない」ということは分かっても、それを説明する事はとても難しい。

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 標準医療とは:科学的根拠に基づいた観点で、現在利用できる最良の治療であることが示され、ある状態の一般的な患者さんに行われることが推奨される治療をいいます。(引用元:国立がん研究センター) 

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 広辞苑(第6版)で「標準」を引くとこう出てくる。

①判断のよりどころ。比較の基準。めあて。めじるし。
②あるべきかたち。手本。規格。「―に合わない」 
③いちばん普通のありかた。「―的な家庭」「―型」

 標準医療の「標準」は↑でいう①か②だろう。けれど③の意味で理解する人もいる。日本語って難しい。

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 僕たちはあらゆる分野の専門家になることはもちろんできない。一定レベルの知識を持ちうる分野も限られる。「永久機関は存在する!」とか、「標準医療じゃなくて最先端の医療を受けたい!」という人の言動を見た時、自分がどういう感情を持つのか。それを観察して知っておくのは自分を知る上ですごく大事だと思う。

 ちなみに僕は「ああはなるまい」と思う。専門家に対するリスペクトを持ち、分からない分野はまず勉強してみようと思う、これが良い面。間違えて恥をかくこと恐れたり、知らないとばれないように知ったかぶりをする、これが悪い面。気をつける点、チェックする点が分かる

 それでもやらかすんだけどね。

【Photo from Unsplash(@valda_photography)(@opticonor)】

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