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パンフレット制作.jpを立ち上げた理由

パンフレット制作.jpを立ち上げたのは約10年程前のことでした。この当時はインターネットで集客している制作会社はまだまだ少なかったと記憶しています。

制作会社の取り組みとしては先進的ではありましたが同時に大きなチャレンジでもありました。

今回は私どもがパンフレット制作.jpをはじめた理由についてご紹介させていただきたいと思います。


私どもを取り巻く環境の変化の訪れ

パンフレット制作.jpを立ち上げる前の私ども(正確にはクエストデザインの前身)は一般的な制作会社でした。

パンフレットや会社案内等を制作している点では今とあまり変わりません。当時から文字ものが多くしっかりとデザインをしなければいけない様なものが多かったと思います。

しかし私どもを取り巻く環境の変化の兆しは確実に訪れて来ていました。それがお客様の予算管理の仕方や発注プロセスの変化です。

これまではお客様のご予算に融通が利くことが多くありました。制作していて途中で変更等があり、費用が増えても後からこれぐらいかかりましたとご案内すればそれで済みました。

悪く言えばルーズ、良く言えば柔軟で私どもがより良いものにするためにした提案も大体採用していただくことができました。

しかし徐々に厳密な予算管理に変わっていき、最初に予算が組まれてその予算の範囲で制作を行うことが徹底されることが増えてきました。

もう一つが発注プロセスの変化です。これまでは大体懇意にしているご担当者様の一存で制作会社を決めることができましたが段々相見積りをとってコスト面を重視する様に変わってきました。

確かに会社としてはその方が健全です。

そして広告予算が以前よりもどんどん少なくなっていきました。

広告予算の削減に伴って制作に慣れたお客様の案件が減ってくる一方、制作に慣れていないお客様からの案件も増えてきました。

この様に私どもを取り巻く環境が大きく変化してきたことを実感しました。

時代に合わあせたサービスを

このような状況の中、これまでのやり方では通用しないと思い始めました。

そこで時代に合わせたサービスを提供していく方法ないかと考えはじめたのです。

これまでは制作に慣れたお客様が多かったのですが段々と制作に慣れていないお客様も増えてきたのでその対応にできることやより低コストで良いデザインを提供できないかを考えていきました。

パンフレット制作.jpの立ち上げへ!

そこで目をつけたのインターネットネットです。10年程前もすでにインターネットの利用はかなり進んでいましたがどちらかというまだまだBtoCユーズが多かったと思います。

しかし他の分野でインターネットでの成功事例も多く聞くようになってきたいたのでインターネットに可能性を感じました。

インターネットで集客すればこれまでとは比較にならない数のお客様と接点を持つことができるはずです。こうしてパンフレット制作.jpを立ち上げることにしたのです。

インターネットと時代に合わせたサービス内容へ

インターネットで集客することは決めましたがそこで展開するサービスの内容も時代にあったものにする必要があります。

まず広告予算が少なくなっているのでよりリーズナブルな価格でデザインを提供できないかと考えました。

リーズナブルであってもデザインの質は落としたくありません。そこでデザインを1案とすることにしました。

これまでは制作の過程で何案もデザイン案を出しており、これがデザイナー拘束時間を増やす要因でした。そこでデザインの方向性などご要望をお伺いしてデザインを一案に絞ることでデザイナーの拘束時間を減らすことでデザインの質を落とすことなく価格を抑えることにしました。

もちろんこれはなかなか難しいことをしているのですが幸い私どものデザイナーは全員が経験豊富なベテランデザイナーばかりでしたのでこれを実現することができました。

また印刷コストについても見直しをしました。それまで何気なく行っていた色校正を省略しました。

基本仕様の紙を仕上がりを読みやすいマットコート紙とコート紙にすることで実現しています。これも長年の経験が無いとできないことです。

さらにこれまで培った印刷のノウハウを駆使して印刷コストを極力、抑える様に工夫しています。

そして一番の目玉は料金表を作ったことです。そしてデザインと印刷をセットにしたシンプルでどなたにも分かりやすい料金体系にしました。これはこの業界では画期的なことでした。

これまでの制作会社の見積もりはわかりにくく、とても一般の方では理解しづらいものでした。そのため制作会社はよくわからないけど高いというイメージができていたと思います。

そこでシンプルで分かりやすい料金でしかも料金表を作ることで初めてパンフレットを制作する方でも安心してご依頼頂けるようにしました。

価格についても一般的な企業での部門レベルで決裁がしやすい価格になるように設定しました。


もちろん、webサイトを作って公開するだけではダメです。集客であったりサービスのオペレーションの問題も発生します。これらについてはまた別の機会に譲りたいと思います。


最後まで読んで頂いてありがとうございました。

私どもが作り上げてきたパンフレット制作.jpです。よければご覧になってください。

こちらからどうぞ


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