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『NARU』 第5回 〜組織づくり〜

NARU事務局のありさです!

なりたい自分に “なる”
自分らしく生きられるように “なる”
新しいことができるように “なる”
努力が実を結ぶ(実が “なる”)
まちづくりの仲間に “なる”
ひとりひとりの “なりたい” を応援するコミュニティ『NARU』の第5回を10月15日にZoomで開催しました。

『NARU』では、半年かけて「まちづくりの実践者になるための理論・手法」について講義やディスカッション、フィールドワークを通じて、学びを深めています。今回は、地域経済開発組織のあり方・つくり方についてミツさんからお話しいただきました。前回に続き、まちづくりにおける組織づくりについて、ゲスト講師の過去の対談内容も交えて、学びの多い回となりました。本記事では、第5回の様子をお届けします。

自己紹介

NARUではメンバー間のことをよく知るため、毎回テーマに沿った自己紹介の時間を設けています!今回の自己紹介のテーマは、「住んでいる街や地元に、どんなサークル/コミュニティを作ってみたい?」です。

地元のカフェ巡りをするコミュニティ、映画鑑賞するコミュニティ、趣味のお披露目をするサークルを作ってみたいなど、メンバーの地元や趣味を深く知る良い時間になりました!

ミツさんの講義 「地域経済開発組織のあり方・つくり方」

まちの持続可能な経済発展を実現するには、街の将来を見据えた長期的な計画を立て、コミュニティの生活の質や雇用創出に焦点を当てた政策やプロジェクトを進めることが必要です。そのためには、行政の政治や支援の制約に左右されない独立したまちづくり組織の存在が鍵となります。

この前提を踏まえて、今回は、「地域経済開発組織のあり方・作り方」について、基本理念と過去のゲストスピーカーとの対談をもとに、ミツさんからお話しいただきました。

地域経済開発組織の基本理念の1つとして挙げられたのが「小さな成果を積み重ね、長期的な目線で考える」こと。NARU第2回で紹介した富山県南砺市の伊波地域では、民間の組織が「未来に残る街は、人が育つ地域である」という考えのもと、民間事業者を集め、100年先を見据えた街づくりに取り組んでいます。例えば、地域の将来を担う中学生に対して街の将来を考える講義を行うといった伊波地域の事例のように、地域経済開発を担う組織が長期的な視点で、施策を積み重ねていくことが重要だなと感じました。

ゲスト対談の一部 "まちづくりにもシナリオライターが必要だと思う"

そして講義の後半では、 ゲスト講師・林厚見さんとの過去の対談をもとに、まちづくりのあり方について解説いただきました。対談の内容で特に印象に残ったのは、「まちづくりにはCreative Directorが必要だよね」という言葉です。Creative Directorは、他分野や外部のアイデアを取り入れ、コンセプト作りから実行までを指揮し、クリエイティブな手法で商品やプロジェクトにストーリー性を持たせます。まちづくりでもこの役割を担う人がいれば、市民の心を動かし、「自分も街のストーリーを描く一員になりたい」と思わせるシナリオが生まれ、結果として地域経済の発展に繋がるのかなと思います。

そして講義の後は、
・実際に民間のまちづくり組織なしで自治体の力でまちづくりが進められている事例ってあるの?
・地方の地域経済開発で、行政や民間が取れるリスクの幅は?
といった質問が飛び交いました。次回は、消化しきれていない質問を中心に、ディスカッションを深めていきます!

おまけの二次会 🎂バースデー会見🎂

最後には、二次会でメンバーのことを深く知りたい!ということで、誕生日が一番近いメンバーを深掘りする「バースデー会見」を開催しました!今回はNARU事務局のあきほさんに、部活動からメガネの話までいろんな質問を聞いて、あきほさんについてより知ることができました☺︎

今後も、バースデー会見を通じて、各メンバーの個性や自己理解を深められる企画を開催していきたいと思います!

次回のNARUはディスカッション回です。今回の講義で気になったことを自由に議論できればと思います!


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