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【イメージ・ボイスドラマ】『青空のステージ』rira×羽根宮糸夜×くえす

このドラマの世界観をまだ把握されてない方は、こちらの記事をご覧になってからお聴きいただくことでさらに楽しめます^^

★このボイスドラマの前提となるミニストーリー

★このプロジェクトの今までのまとめ・登場人物など

では、ボイスドラマ、こちらからお聴きください。どうぞ~!


11月24日。
今日は高校時代からの親友、美桜が通う、白愛大学の、大学祭だ。

私の名前は灯里。美桜とはブラスバンド部で一緒で、私は部長だった。
美桜と逢うのは、夏以来だ。

逢う、といっても、ステージを遠巻きに見るだけなんだけどね。

夏には、当時の部活仲間に呼びかけて、花火大会に行ったんだっけ。

詩織、勇人、紗奈、冬真、芽羅、紅莉栖、明・・・・結構集まってくれた。

最高の仲間だったけど、卒業して、それぞれが新しい生活を始めると、なかなか逢う機会も減ってきちゃって・・・

今日は日曜日だったけど、私は昼過ぎまでアルバイトだった。
美桜のバンド、名前は「Rainbow▽Icecream」っていうらしいけど、午前中がメインステージだったらしい。
でも、午後3時から「アンコールで1曲」やるらしくて、買い物ついでに聴きに来た。

高校の文化祭とは違って、いろいろ本格的だったけど、食べ物の店とかは、もう一段落して落ち着いてる感じだった。
ライブステージは、体育館みたいだ。

アンコール公演、「Rainbow▽Icecream」はトップバッターみたいだ。
まだ1年生だからね。オオトリの「スフィア・ライン」は私でも名前を知ってるバンドだ。

美桜の楽器はギター。
リーダーは沙綾ちゃんっていうらしい。あと、ドラムの友也くん。

他には、なかなか顔を出さないメンバーで、キーボードの凡造って人と・・
ベースは奏さんっていう、友也くんの友達の助っ人らしい。

思ったよりお客さんいるな。
ファンもそれなりにいるみたい。親友としては、とてもうれしいよ。

ちょっと、遠いとこにいっちゃった気がしなくもないけどね。
高校の時は、ずっと一緒にトランペットを吹いてたからさ。

でも、美桜はすぐ、私を見つけて、手を振ってくれた。
遠く感じた心の距離感が、ちょっと元に戻った気がした。

沙綾ちゃん、かわいい。
そして、美桜がLINEで書いてた、ドラムの友也くん・・
あぁ、確かに、あの子らしい好みだな。
私はあまり、かっこいいとは思わないけど・・

・・・始まる。
タイトルは・・「青空」


恋をすると 臆病になるのね
そんなあなたを見つめていたの

ふとした あのコの言葉で
落ち込んだり笑ったり でもね

いつも今日みたいな 
青空のように笑ってね
眩しい笑顔
見ていたいのよ

あたりまえのように
まわりを明るくさせる

青空のように いつも笑ってね
そんな君が 私も 大好きだから



素敵なステージだった。
今日は声をかけずに帰ろう。
きっとみんなで、打ち上げでもするんだろうしね。

「青空のように いつも笑っていてね」
まるで、美桜への応援歌みたいな歌だった。

帰り道、もう空は茜色だった。

僕の楽曲が、こんな素敵なボイスドラマになるとは・・!
皆さん本当にありがとうございました。

<スタッフクレジット>
★楽曲「青空」作詞★ ソラノイロさん!

★キャラクターボイス(灯里)★ riraさん!

★メインボーカル(沙綾)★ 羽根宮糸夜さん!

※BGM:「おやつのじかん」(作曲:くえす)

・青空 作曲くえす
・声の出演 青央

動画のライナーノーツ及び「レインボーアイスクリーム版の青空」のカラオケ版は、明日公開予定です。

楽しんでいただければ嬉しいです。聴いてくださいましてありがとうございました^^


個人的にはriraさんの「ぼんぞ~」って言い方が好きです(笑)

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