【ネコミミ村まつり】グランドフィナーレ動画&まつりのあと ライナーノーツ
なんじゃこのヘッダ画像・・と思われた方は、動画見てね(笑)
なお、動画リリースの記事についてはこちら。
まずは、ネコミミ村まつりお疲れ様でした。
そして、グランドフィナーレ動画、ご覧いただきありがとうございました^^
動画はこちらです。
8分ほどあります。お時間のあるときに、ご覧ください!
さて、いつものようにダラダラ書きましょうか。
ダラダラと読んでください(笑)
今回は8分を超える動画となったわけですが、もともとこんな長いものを作る予定はありませんでした。ただ「エンディングの動画は作ってみたい」という気持ちはありました。
先月書いた記事とかぶるんですが、自分の中で今回の「ネコミミ村まつり」の「起承転結」に絡んでみたい、という動機がありました。
【起】ネコミミ村まつり(オープニング)
【承】ネコミミ盆踊り
【転】ネコミミ☆Dancing♪
と、きて「結びの動画」というわけですね。
ただ、最初はもっとシンプルなものを想定していました。
7月21日の時点で「エンディング用の曲」を作ってました。
歌詞がなく、おしゃれでカジュアルな、短めの曲です。
ネコミミ村まつり自体、自然に終わってもいいんじゃないかと個人的に思いつつ、何かしらアナウンス的なものはあったほうがいいんじゃないかって思って、挨拶を簡単に載せられたらいいんじゃないか、と。
しかし、とある曲の登場で状況が変わります。
そう。動画の中盤でとてつもない存在感を残した、あの曲。
ソラノイロさんがアカペラで歌って記事にした「ネコミミニャン」です。
これ聴いて思ったこと・・・
「なんて楽しそうに歌っているんだ!!」
伴奏つけたくなって、ピアノアレンジを作って記事にしてアップした・・んですが・・・
「これ、みんなで歌ったら、もっと楽しくないか?」
と思って、すぐに記事を削除。
「どうせみんなで歌うならエンディングにしちゃえ!」
ということで、路線がずれ始めます(笑)
8月のお盆前、忙しくてあまり、いや、まったく創作に時間を取れないことが確定してたので、単なるコラボ企画じゃなくてエンディングに組み込もう、と思いました。
この時点の、スタッフ向けの構想の提案は
とメモ書きに残っています。
ちなみにこの頃、裏では「なんのはなしですか」の楽曲化の話も同時進行。僕は手が広げられずタッチしていませんでしたが・・・
で。なんとなく
そこで「非AIってなんですか?」って質問がきたので
すると、そこでミモザさんが「モーニングアタック」をしかけます。
僕がボソッと書いたのが朝6時。
記事が上がったのは、朝9時。
あっという間に「参加型のエンディング」に舵が切られていくのでした。
その後、応募作品を即座に「ネコミミぎゃらりー」として動画を待たずに公開していく機転の良さ。
こちらの記事では今もみなさんのイラストを閲覧できます。
動画からもQRコードでアクセスできますのでぜひご覧ください^^
こうして「ネコミミギャラリー」→「ネコミミニャン大合唱」という動画の大動脈が確定。私が忙しかったもので、イラスト関係の募集はミモザさんに丸投げしてしまいましたが、本当に助かりました。
なお、この後、同時進行の企画の話が多くなり、エンディング動画の相談はここでスタッフの間からはフェードアウトしていきます。
歌声の募集は7月27日を〆切として、続々とエントリーが。
送られてくる皆さんの歌声を重ねていくたびに僕も思わず「うぷぷぷぷ」と謎の笑い声が出てしまう展開。たまに「これ、混ざるの?」ってのもあったけど、そこはあれです。混ぜちゃいます(笑)
超ローボイスから黄色い声まで、どんどんカオスになっていきます。もしできたらイヤホンやヘッドホンで聴いてみてください。あなたの声、聴こえますか~?いや、たまに想定外の声も聞こえるが・・・1人で曲作ってたら絶対にできない、唯一無二のネコミミニャンが完成していきます。
そして・・・
歌声の募集が終わろうとしている7月27日・・
ミモザさんから1通のメールが届きます。
それは以前作詞の依頼をしていた別の曲の歌詞でした。
(実は僕も忘れかけていた)
なぜこの依頼をしたのか・・という話は「ネコミミ☆Dancing♪」を作曲し、ボーカロイドで歌わせたプロトタイプをスタッフ向けに送ったときまでさかのぼります。
実はスタッフ向けにデータを提示した後、ミモザさんがすぐに歌ってくれて送ってくれたのです。もちろん仮歌といった位置づけだったのですが、曲調的にやはり大橋ちよさんのほうが合うよねって話をしつつ
ミモザさんの声に合う、ミモザさんが歌いやすい音域の曲を作ります
と、ほぼその場で作曲して送ったメロディです。
それが、このタイミングで送られてきた。
当初はエンディングとは関係なく「ネコミミ村まつり」の終盤らしく、それまでの「ネコミミ盆踊り」や「ネコミミ☆Dancing♪」とは違う路線で、しっとりと祭りの終わりを歌い上げる短めの曲を終盤で公開しようって話をしてたのでした。しかし・・・
エンディングに間に合うぞ。組み込んでしまおう!
ということで、当初想定のおしゃれなBGMはお蔵入りにし、エンディングの構成が一気に固まってきました。
曲のタイトルは「まつりのあと」となりました。
この歌詞が・・・とにかく!
僕の中での今回の「ネコミミ村まつり」のイメージに合いすぎなんですよ。
仕事で忙しいその合間に創作をする・・・そのひとときの僕は明らかに「ネコミミ村」に出かけていた。それはまさに「夢のような不思議な」時間に感じた。
・・・となると?
荷物をまとめて夜の広場に立つのは、誰なんだ?
という、舞台の妄想が始まります。
もう迷うことはありません。
「ネコミミ盆踊り」で登場した「チヨさんとケンちゃん」しかいない。
僕の中の「起承転結」の伏線回収という目線からも、これ以外ない。
すべてがつながった。
冒頭の「ネコミミ盆踊り」の動画を、よかったら見てほしいです。あの黒反転の文字は、まさにあのまま。
あの2人が「現実の世界」に戻ってきて、楽しかったネコミミ村まつりを回想する・・そういったストーリーが確実に頭の中に浮かんできました。
余談ですがチヨさんは旅行好きのフリーライターで、ケンちゃんは雇われたカメラマン、という設定です。盆踊りの居心地が良すぎて、ネコミミ村の家に転がり込んでビール飲んで「今日は泊まっていこうか」ってストーリーでした。
というわけで、せっかくですので動画内の最後を飾ってくれた「まつりのあと」は、MP3ファイルとしても公開しますね^^ミモザさんの素敵な歌詞と優しい歌声を堪能してくださいね。
こんな感じで、笑ったりしみじみしたり、ボリュームのある動画に完成させることができました。みんなのイラストや歌声がなければ、さらにいえば「ネコミミ村まつり」がなければ生まれなかった作品です。
チヨさんとケンちゃんの、どこか放心状態になったやり取り。結構僕の今の精神状態にも近くて、どことなく「ネコミミロス」です(笑)
この動画をいつか見直したとき「そういえば、こんな楽しいイベントがあったな」って思い返してもらえれば、動画を作った者としてはこんなにうれしいことはありません。
今回もダラダラ長く書いてしまいましたが、最後までお読みいただいた皆さん、ありがとうございました^^