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仕事を探しにバンフまで。

【カナダワーホリ生活:2/24〜2/25】

バンフでツアーガイドをやっていた知り合いの方に、現地でガイド業をしている方を繋いでもらい、面談をしてもらえることになった。

前日にバンフ行きの2日間のレンタカーと格安ホステルを予約。

バンフ当日は朝から雪が降っていて、地面も凍っていたので運転は夫に任せることにした。
右ハンドル右側通行なので、「右側通行、右側通行…」と唱えながら運転していた。

バンフに近づくにつれ、2年前に訪れた記憶が蘇ってくる、と思いきや、雪景色の中ぼやけてカナディアンロッキーが見えるぐらい。無事に到着して街を歩くと懐かしい気持ちになった。

まずは、ゲートを通り過ぎてしまい支払い忘れた国立公園の入場料をビジターセンターで払ってから、面談へ。

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カフェで面談することになり、飲み物をご馳走になった。
ドリップコーヒーにすべきところを、ココアとカフェラテを頼んでしまう私たち。こういう時は時間のかからないコーヒーということを、営業職から1年以上離れていたから忘れていたよ。

面談では、ツアーガイド業の厳しさ、今年の観測、仕事内容など多岐にわたって教えてもらった。

もともと、バンフに旅行する日本人観光客が激減しているから厳しい状況というのは聞いていたから、行きの車で夫と考察していた。

かつては団体旅行が主流だったり、北米への飛行機代が安かったからなのかな、なんて話していたのだけど、それに加えて別の大きな理由があるようだった。

テロや移民問題を受けて、世界中のセレブ層が北米、とくにカナダが安全であるという認識が浸透してきたのだそう。


上は北極、下はアメリカ。太平洋と大西洋に挟まれ、陸続きのヨーロッパよりも地理的に安全。

そんなわけで、価格競争に無縁なセレブ層が高値でホテルを利用するようになり、バンフ一帯のホテル料金が爆上がりする結果になったのだそう。

ただでさえ日本からカナダの飛行機代は高いのに(夏休みピーク時で1人往復17万)、ホテル代も上がってしまった結果、バンフを訪れる観光客が減ってしまったということ。

だから、バンフ一帯で部屋を借りようとするとカルガリーとは比べ物にならない金額なのだ。

これが、バンフの日本人向けツアーガイド業の現状。

ネットで調べても分からなかった生の情報を、ツアーガイド歴25年の方に直接聞けて本当に為になった。

ツアーガイドはやってみたかったし、毎日カナディアンロッキーの自然と触れられるのは魅力的。でも、今年の状況は先行き不透明でら仕事があるかもわからないし、仕事が開始するのは5月から。
私たちには十分なお金があるわけでもないし、そろそろ仕事したいし…と検討した結果、ツアーガイドは諦めることにした。

早く世界中に平穏が訪れますように。

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面接後、バンフの街を歩いて求人を探してみたけど冬はあまり求人してない様子。日本食レストランは急募!と貼り紙があったけど、最後の手段に取っておくことにする。

ツアーガイドはアコモ(社員宿)付きだったし、働けるかもしれないという希望を少し持っていたから、また振り出しに戻ってしまった…と私たちの中に暗い雰囲気が流れる。

隣町のキャンモアには飲食店が多いというので、キャンモアに移動。
ジョブセンターで求人をチェックしてから、歩いて求人探そうか〜と、目の前のカフェにとりあえず入ってみた。

雰囲気良し・スタッフは全員外国人ということが分かったので、物は試しで「Are you hiring now?」と聞いてみると、目の前に座ってるマネージャーに直接聞いて、と言われる。

いや、マネージャー誰かと話してるし…どうやって話しかければいいのー!と心の中で思っていると、こちらにやってきた。

履歴書を受け取って、奥に戻ったマネージャー。するとキッチンとホールの責任者2人がやってきて、そのまま面談開始。

「ちょうど日本人の女の子2人が3月いっぱいでビザが切れるから、ぜひ採用したいと思ってる。」「今はキッチンだけのポジションだけどそれでもいい?料理は好き?」ということで、前向きに検討してもらっているみたい。

一応ホール希望だったけど、料理が好きという設定にして、トライアルの日取りを決めることに。
ちょうど1泊するつもりでいたから、明日来ていい?と聞き、翌日のトライアルが決定。

というわけで、晴れて内定ゲット!!

トライアルは、海外のレストランでは当たり前の制度で、仕事適性を判断されたりする。だから気を抜いてはいけないのだけど、日本人の当たり前をこなせば、よほどのことがなければ採用に繋がるらしい。(ネット談)

最後にカフェで出している紅茶とコーヒーをご馳走になって、ホッとした気持ちで帰路についた。

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お給料は時給15ドル+チップで、アコモデーションあり2人で900ドルと、とても良い条件。

キャンモアに住んでて散財することは無さそうだし、大自然の中で住めるだけで感激。

地味に生活してれば月25万ぐらいは貯まるのかな?という計算。チップがあればもう少し高く付くのかも。楽しみ。その前に、無事に働けるといいのだけど。

夜はプチ前祝でカナダのビールを1本とスーパーのピザで祝杯をあげることにした。といっても10ドルぐらい。

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格安ホステルは6人部屋でシャワートイレが1つの少し不便な宿だったけど、夫以外女性だったし、ベッドもふかふかだったので快眠できた。


次回はトライアルについて☺︎


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