【エネチェンジ】2023年度第一四半期決算速報
こんにちは。MAKOです。
5/12にエネチェンジの決算が発表されました。
詳しくは城口CEOの解説動画を観て頂くとして、今回は私が特に気になる点について解説したいと思います。
プラットフォーム事業の完全復活
今回のトピックスはなんと言ってもプラットフォーム事業のV字回復でしょう。
前回決算速報では「プラットフォーム事業の底打ちを確認できた」と説明しましたが、こんなに早く回復するとは予想外でした。
個人的には「エネチェンジサイトでのキャッシュバックが再開し始めたのは年明け以降であり(売上反映は数ヶ月ズレる)「第一四半期は6億円程度で完全復活は第二〜第三四半期かな」と思っていたので嬉しい誤算です。
その他に関しては事前に予想した通りでした。
個人投資家の視点のズレ
あとちょっと面白いなと思ったのはツイッターでの個人投資家の反応です。個人投資家は赤字決算に落胆し、下半偏重のEV充電売上に期待するものばかりでした。
「いやいや、それ全部既知情報で織り込み済みだから‥」
そう思いつつもこの「織り込み済み」という概念を理解出来る個人投資家ほとんどいないのが実情です。もったいないですね。
機関投資家の視点
機関投資家はそんな事前に分かり切っていることには一切注目しません。何故なら上半期赤字も下期偏重のEV充電売上も城口CEOのコンセンサス通りだからです。EV充電事業の人材と広告費に投資したから上期赤字であり、EV充電器3000台突破したから下期売上急増なのです。
じゃあ機関投資家は何に注目しているかと言うと、それは未知の情報であるプラットフォーム事業の復活具合とEV充電収益です。
機関投資家は今回の決算でプラットフォーム事業が想定より早く回復していることをポジティブに受け止め、第二四半期以降はそれに加えてEV充電収益におけるeMPとの提携効果に注目するでしょう。
個人投資家は既知に注目し、機関投資家は未知に注目するということですね。
個人投資家は機関投資家の半年遅れ
おそらく来週以降、エネチェンジの株価は上昇し始め、下期の黒字化前に一旦のピークを付けるでしょう。そしてその後の決算で過去最高売上&黒字化にツイッターがお祭りムードのところに機関投資家が売りをぶつけるのです。
その時のピークが過去最高値を超えるかどうかは市況次第ですが、長いトンネルも今度こそ本当に抜けたと思います。
以下は去年から城口CEOが使っていたイメージイラストです。城口CEOはトンネルに入る前からロンドン橋が見えていたはずであり、復活するという絶対の自信があったからこそ、このようなイメージイラストを使ったのだと思います(私だったら上手くいかなかった時を想像すると怖気づいて出来ません‥)。
もしEV充電事業が頓挫していたら3枚目のイラストはどうなっていたのでしょうか‥ちょっと気になります。
まとめ
今回の決算はサプライズが少なく個人投資家の受けはイマイチだったかもしれません(私も正直前回のeMPとの提携のようなサプライズを期待してました)。
ですが、個人投資家がポカーンとするような決算こそ人知れずスルスルと株価上がるものです。
来週以降のエネチェンジ株価に期待しましょう。
本日は以上です。
P.S.
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