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【エネチェンジ】のEV充電受注目標(3000台)達成時期について

こんにちは。MAKOです。

私はエネチェンジがIPOした2年前からエネチェンジの株主であり、EV充電事業にずっと前から注目しています。

エネチェンジEV充電事業とは「日本全国に遠隔制御機能&課金機能を有するEV充電器を設置して、目的地充電におけるシェア8割を獲得する」という壮大な事業です。

先日、城口CEOはこのEV充電器について「遅くとも2023年6月までに3000台受注する」と明言しています。
「遅くとも」なので、当然前倒しで達成するとは思いますが、では「3000台はいつ達成できるのか」について書いていきたいと思います。

これまでのEV充電器受注実績(推定)

まず、第2四半期までのEV充電器受注状況を見ていきましょう。

2022年台2四半期決算補足説明資料より

上記の通り、決算補足説明資料では受注台数は公表されていないため、グラフから読み取って推測したところ、400台程度※とわかりました。
※棒グラフを測って推測↓
(3.5cm÷27cm)×3000台=388台

今後のEV充電器受注推移(検討①)

今後の増加ペースについてですが、城口CEOは以下のように発言しています。

  • 営業一人当たり20台/月受注を想定

  • 2022年6月までに営業20人体制になる

2022年6月に営業20人体制になり、その後、研修などを経て実際に機能※するのが2022年9月頃と仮定すると、以下のようになります。
※ 20台/月人×20人=400台/月となる

  • 2022年6月  :400台(過去受注含む)

  • 2022年7月  :200台

  • 2022年8月  :300台

  • 2022年9月  :400台

  • 2022年10月:400台

  • 2022年11月:400台

  • 2022年12月:400台(総計2500台)

総計2500台となり、惜しくも年内3000台は届きませんでした。

今後のEV充電器設置推移(検討②)

ただし、城口CEOは「早々に営業100人体制にする」と発言されています。

2022年7月エネチェンジQ&A

そうすると、20台/月人×100人=2000台/月が確立します。
ただし、先程と同様に徐々に100人体制に増員していくと仮定すると、以下のようになります。

  • 2022年6月  :400台(過去受注含む)

  • 2022年7月  :200台

  • 2022年8月  :300台

  • 2022年9月  :400台

  • 2022年10月:500台

  • 2022年11月:600台

  • 2022年12月:700台(総計3100台)

年内に総計3100台となり、目標を6ヶ月前倒しで達成出来ましたね。「2022年6月までに3000台」がいかに保守的なのかが分かります。

23年度のEV充電器設置予想

では23年度はどうなるか見てみましょう。

  • 2022年12月:3100台(過去受注含む)

  • 2023年1月  :800台

  • 2023年2月  :900台

  • 2023年3月  :1000台

  • 2023年4月  :1100台

  • 2023年5月  :1200台

  • 2023年6月  :1300台

  • 2023年7月  :1400台

  • 2023年8月  :1500台

  • 2023年9月  :1600台

  • 2023年10月:1700台

  • 2023年11月:1800台

  • 2023年12月:1900台
        (総計19300台)

なんと2023年12月には2万台に届く勢いです。
ナスダックに上場しているチャージポイントのEV充電器が5万台なので、猛烈な勢いで追いつこうとしているのが分かります。

2022年6月エネチェンジQ&Aより

数万台レベルまでになるとEV普及台数の制約を受けて受注台数も鈍化する可能性があるため、実際にここまで上手くいくかは分かりません。

ですが、以下城口CEOの発言からも、「23年度は1万台」の大台を狙っていることは間違いありません。

エネチェンジ決算発表Q&A

まとめ

昨年11月の増資以後の株価下落を受けて、城口CEOの自信のある発言は減りましたが、一方でEV充電事業は恐ろしいほどのスピードで進捗しています。

EV充電事業に関して城口CEOは絶対の自信を持っているはずなので、株価に反映されるのを株主として待ちたいと思います。
今後また新たな動きがあれば、改めてnoteに書きたいと思います。

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MAKO
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