【ミリしら】子宮筋腫腹腔鏡下手術3(手術翌日から退院日まで)
2からの続き。
1日目昼から
昼過ぎには、前より体温血圧傷チェックの頻度が減っていることに気づく。
「動いた方が絶対治りが早いから!動いて〜」と組織的に言ってくるので、痛いながらもトイレに立ったり、歯を磨いたり、食事トレーを返したり、洗濯したり、漫画を借りたりしていると、主治医に「翌日洗濯行った人見たことないですよ!w」と笑われる。
いや痛いて…早よ言ってよ…
しかしこの頭と足がええ感じにアジャストするパラマウントベッド、良すぎるからプライムデーで買おかな…
2日目
しかし便通がない。いつも酒の翌朝ほぼ流れるように出ていた(すみません)ので、2日やそこらの便秘で動揺する。夜中に湯沸かし器に通ってお湯を供給し続けていたらオナラは通るようになった。あとイニシャルから倍量ぶちこんでいた酸化マグネシウムも腹を膨らますだけで効果がなく、お腹もクルクル言ってるんだが、口先だけで結果が出ない。出る時が怖いよね、どんなのが出るんだか…
休憩所にあった懐かしのThe BBB(1987年1刷)を全10巻読んだが、この頃は日本が金を使うことにビビってないなあと思う。
主治医が来てくれたので、あの術後の凄まじい悪寒について訊くと、「術中体温が低下することはよくあって、何かがあったわけでは無いです。手術室で麻酔が醒めた時の事は大体忘れているものなんですけど覚えてるんですね、お酒飲む時結構飲みますか?」などとカウンターを入れられる。患者が酒に強かったり弱かったりするのに、術中だけちゃんと麻酔を効かせるって、お医者さんって凄いなあ。(小並
腹痛は動いた時にウッとなるくらい。
3日目
便さんが出てこないので夜もまんじりともしない。朝主治医に言うと、「んー、まあいつか出てくるでしょう」と言うので、確かに1ヶ月出なかった人もいたはずだし別に昼寝れるし、となあなあにする。(便秘の世界記録は102日らしい)
個室を移動すると言うのでバタバタしていると、その隙に楚々としたお通じがある。もっと暴力的に来るかと思ったけど、案外礼儀正しかった。
暇でNetflixばかり見てるんだけど、大勢の戦闘ものは結果だけくださいと思ってしまう。これも倍速病の変異株ですかね。あと手術のあとはアクションとか怪我系のは自分が痛くなっちゃうのでキツい。
4日目から退院日(9日目)まで
入院を知らない人からわりとカジュアルに仕事の話をふられるので、スマホでメールやりとりしたり、リハビリで階段昇降したり通信大学のリポートを書いたりしてなんやかんや暇せず過ごしている。
医者が言ったように本当に一日一日痛みが軽くなっていく。人の体ってすごいんだな、お母さんお父さんありがとう、やっぱり勉強とか運動もしていかないといけないんだな、と何故か手術前より自重トレーニングしたりする。
あと映画NOPE見る。巨大なモノって怖いですよね。ネタバレ無しで見たので、ラストまでオイオイオイオイって言ってた。のちにこのTaiTanの解説を聴くと、めちゃくちゃなるほどなになる。
退院日
本当に入院中って外に一歩も出ないんだと初めて知りつつ退院の朝。9日間の滞在でしたが、主治医や看護師さん、清掃の方々など私をまた人間として社会に戻してくれてありがとう。
家まで付き添ってくれた友人が爆笑トークばかりしてきて笑って腹が痛くなるので、早々にお引き取りいただく。
久しぶりに会うとやはり、いつもクールなうちの犬もニコニコして寄り添っている。
最終回に続きます。